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東海村でカラーベスト屋根を診断!再塗装がお勧めできない3つの理由
更新日:2024年8月22日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
先日、築35年目のカラーベスト屋根の無料診断を行って参りました。
当店のHPをご覧になられたという東海村のお客様からのお問い合わせですm(_ _)m
「屋根が煤けており、時折緑色の屋根材?が庭に落ちてきている事がある。
状態を見て適切な工事法をアドバイスして欲しい」
とのご希望です。
結論から申し上げますと、再塗装はお勧めできない屋根です。
なぜ再塗装がだめなのでしょうか?
ここでは現地の調査風景をご紹介しつつ、塗装ができない3つの理由を詳しく解説していきます٩( ╹▿╹ )۶
カラーベスト屋根とは、セメントと繊維を主材料とする薄い平板状の屋根材です。
彩色化粧スレート・コロニアルとも言われており、主に戸建て住宅で採用されています。
東海村のお客様宅のカラーベストは全体的に色褪せが見られ、白っぽくなっています。
これは屋根材の表面を覆う塗装膜が薄くなっているからで、メンテナンス時期である事は間違いありません。
色褪せてしまったカラーベストは、塗装をすることで色褪せを解消することができます。
こちらの屋根も過去に一度塗装を施されているようですが、すでに塗装膜が基材から剥がれてきており素地が見えてしまっている状態ヾ(。>﹏<。)ノ゙
カラーベスト屋根は、一般的に10年を目安にした塗装によるメンテナンスが通例と言われています。
主成分がセメントのカラーベストそのものには防水機能がなく、表面を塗膜で覆って素材を守る必要があります。
紫外線などにより塗装膜は劣化するので、塗装を施す事で素材の耐水性を維持するのですが・・・
カラーベストの塗装メンテナンスの際には、高圧洗浄やケレン作業を行い屋根を綺麗にします。
屋根の汚れや古い塗膜が残っていると新しい塗料を付着できないからです。
業務用の高圧洗浄機は非常に強い水圧で洗浄するため、屋根面に強い負荷がかかります。
塗膜が剥がれ、至る所で中のセメント基材が露出している状態では当然ダメージを受けてしまうでしょう。
カラーベストを破損させないよう注意深く洗浄を行った場合、古い塗膜全て除去することは不可能です。
古い塗膜が残ったままですと素地と新しい塗料は上手く付着しません。
せっかく塗装をしても古い塗膜部分から浮きが起こり、時間の経過とともに剥がれてきてしまうなんてこともありますΣ(゚д゚;)
2度目の屋根塗装はリスクを伴うのでお勧めできません(。•́︿•̀。)
屋根の頂点に被せる金属製の建材「棟板金(むねばんきん)」は、お住まいの最も高いところにあるため風雨の影響を受けやすく、屋根の中でも特に雨漏りリスクが高い場所です。
棟板金は横から釘を打って下地の木製貫板に固定しますが、この釘があちこちで緩んだり抜けたりしています。
「釘浮き」と呼ばれる症状です。
棟板金自体も浮き上がって隙間があいてしまっていますね。
これだけ浮いているのは、おそらく釘穴から侵入した雨水により木製貫板が腐食しているものと思われます( ノД`)
こうなってしまった棟板金は貫板から新しいものに交換しなくてはなりません。
仮に今回は再塗装+棟板金交換でしのいだとしても、次回のメンテナンスは葺き替えか屋根カバー工事が必須となるでしょう。
葺き替え・屋根カバーの実施には棟板金を撤去しなくてはなりません。
新しくした棟板金を、耐用年数を迎えた訳でもないのにまた費用をかけて取り外すのは・・・コスト面で勿体ないですよね(´·ω·`)
お住まいの屋根は屋根材を一次防水、防水紙を二次防水という2段構えで雨水の侵入を防ぐ仕組みになっています。
屋根の下に設置される防水紙(ルーフィング)こそ雨漏りからお住まいを守る「最終防衛ライン」と言える訳ですが、その防水紙が経年劣化で穴があいていたりしたらそこから漏水し雨漏りの原因となります。
カラーベスト屋根の耐用年数は頑張って30年程度。
防水紙は最も一般的なアスファルトルーフィングですと約15~20年ですので、30年も経つとそれなりの劣化は避けられないでしょう。
東海村のお住まいは現在築35年目ですヽ(≧_≦)ノ
塗装によるメンテナンスはあくまで屋根材を延命させるものです。
塗装で見た目は綺麗に回復しても、本体の機能性が戻ってくる訳ではありません。
屋根塗装が可能であれば塗装を推奨しますが、現状では難しいというのが屋根専門店である当店の見解です(^_^;)
幸い今の段階では雨漏りはしてないので、屋根カバー工事を実施する事が可能です。
屋根カバー工法とは、今ある屋根の上に新しい防水紙を貼ったのちに軽い屋根を被せる工事です。
防水紙と屋根材の2点が新しくなることで、屋根本来の防水機能を取り戻すことができます!
カラーベスト屋根のメンテナンス方法は『屋根塗装』『屋根カバー』『屋根葺き替え』の3パターンです。
3つの中で最も費用を抑えられるのは屋根塗装ですが、雨漏りリスクを承知での費用捻出はあまりに心許なく(・_・、)。。。
お客様には、もし屋根塗装をご希望なら残念ながら当店ではお請けできないとお伝えしました。
手厳しい回答ですが、リスクを承知で無責任にお勧めはできません(ू˃̣̣̣̣̣̣︿˂̣̣̣̣̣̣ ू)
これもお客様のためです。
ご理解いただけましたので、屋根カバーでお見積りいたしますヽ(*・∀・*)ノ!!
お住まいにまつわる工事はできるだけ費用を抑えたいと誰もが思う事でしょう。
ですが目先の安さで選んだ施工で後々雨漏りを引き起こし、結局再工事となってしまっては意味がないですよね。
あのときこうしておけば……という後悔をなくしていくため、皆様のお力になりたいと当店は考えております。
建物の状況によって適切なメンテナンス方法は変わります。
街の屋根やさん水戸店は、徹底した屋根診断を元にお客様に最善のプランをご提案いたします( ´ ▽ ` )ノ
この記事を書いた加盟店
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E-Mail yane-mito@efc-fy.co.jp
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