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水戸市で赤外線サーモを使用した雨漏り調査!瓦棒屋根の葺き替えを提案
更新日:2024年7月17日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
本日は、水戸市で行った雨漏り調査についてお届けいたします。
梅雨真っ只中のこの時期、雨漏りにお悩みの方も多いのではないでしょうか?
雨漏りの原因となる場所を明らかにする方法として、目視触診検査・散水調査などがありますが、今回は赤外線サーモグラフィーカメラを使用しました。その様子も併せてご紹介したいと思います٩(ˊᗜˋ*)و*
お客様によると、雨漏りを起こしているのは増築部分で、5年程度前から始まったそうです。
最近になって漏れる量が増えてきたとのことで、当店に修理のご相談を寄せてくださいました。
室内は天井クロスの継ぎ目に沿って、茶色っぽい雨染みが細長く伸びています。
壁と木製の取り合いにも、変色した部分が見つかりました。
私たちが雨漏りに伴う修繕を実施する際、まず最初に手掛けるのが原因の追究です。
その上で最適な修繕方法を検討することを、一般的な手順と考えています(•̀ᴗ•́)و ̑̑
早速赤外線サーモグラフィーカメラで撮影したところ、調査前日の夜半まで雨が降っていた影響もあり、すぐに漏水箇所が判明!雨漏りしたばかりの状態だったので、とても分かりやすい映像が撮れました。
青色に見える場所が、他よりも温度が低い=雨水で湿っていると解釈できます。
漏水で変色していた天井クロスと壁以外にも、天井と壁の境目も濃い青色を示していました。
室内の状況を確認した後は、実際に屋根に登り雨漏り箇所を調査します。雨漏りが起こり始めた約5年前に、外壁と併せて屋根の塗装も実施されたようですが、以降も雨漏りは継続…( ;ㅿ; )
増築した金属製の屋根はほぼ平坦で、その中には谷板金がある仕様です。
屋根面同士が接合する谷状の場所に設置される谷板金は、屋根の上の雨樋の役割を持ち、雨水が集中するように作られていることからとても傷みやすく、雨漏りの危険性が高い部位と言えるでしょう。
雨水の侵入箇所は、谷板金と屋根材の接合部位でした。
ただでさえ雨漏りのリスクがある谷板金…
傾斜がほとんどない屋根は水捌けが悪い上、建てられてから30年以上という、あまりよろしくない条件が揃ってしまいました
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増築した部分は、金属製の瓦棒葺き屋根です。
瓦棒(かわらぼう)葺きは、金属屋根材で施工される縦葺きの一つです。
瓦棒と呼ばれる角材を、屋根の傾斜に沿って縦方向に一定間隔に設け、それを土台にして取り付ける方法です。
雨漏りに気が付かれた5年前に塗装を行っているので、一見すると不具合がないように感じますが…。
屋根の下の敷かれた防水紙が経年で劣化しているため、谷板金と屋根材の納まり部から侵入した雨水が、室内に雨漏りを引き起こしてしまったのでしょう(>_<。)
雨漏りを根本から改善するには、既存の瓦棒葺き屋根を剥がし、まず漏水で傷んだ野地板を修繕します。
そして防水紙を敷設し直し、新たな屋根材を施工する
葺き替えが必要だと判断しました。
金属製の屋根材の寿命は約30年で、
コーキングなどの微補修で一時的に止まっても、間違いなく雨漏りは再発します。この状況では、残念ながら遅かれ早かれ葺き替えなければなりません。
お客様には増築部の瓦棒屋根の葺き替えご提案して、当店に工事をお任せいただきました。
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葺き替えの際には、耐用年数が長く錆びにくいガルバリウム鋼板を使用する予定です。
ガルバリウム鋼板屋根の葺き方には、大きく「横葺き」と「縦葺き」に分かれます。
【横葺き】横長の鋼板を軒先から重ねて葺く
【縦葺き】長い鋼板を棟から軒先まで縦に葺く
屋根材の方向に沿って雨水がスムーズに流れる縦葺きは、傾斜が緩やかな屋根でも雨漏りの心配がありません。
今回の葺き替えでも、現状通り縦葺きで施工を行います。
屋根の必要最低勾配(傾斜)は屋根材の種類によって異なります。
金属屋根は1寸(約5.57°)以上と比較的緩い傾斜でも大丈夫ですが、スレート屋根は3寸(約16.7°)以上→瓦屋根は4寸(約21.8°)以上と、材質によって指定の最低勾配は変わるのです。
勾配が大きな順に、急勾配・並勾配・緩勾配と呼ばれ、屋根の角度の違いによりそれぞれメリットとデメリットがあります。
水戸市のお宅はほぼ傾斜のない屋根なので、16.7°以下の緩勾配をピックアップして比較してみましょう(˶ᵔ ᵕ ᵔ˶)
「雨漏りは一体どこでどのように起こっているのか?」これをはっきりさせないうちに、
安価な修繕で費用を軽減しても、再発するリスクが残る結果となってしまいます。
補修を繰り返し行えば費用はその都度かさみ、気づくと結構な金額になっていた!なんてことも
(。•́_ก̀。)状態や経過年数を鑑みた判断が求められますので、特に築30年以上の雨漏りについては、原因を徹底的に追及できる専門の屋根業者に調査を依頼しましょう。
街の屋根やさん水戸店では、茨城県内全域で無料診断を実施しております。
雨漏りでお困りの方は、ぜひお気軽にご相談くださいね!
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