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笠間市で屋根カバーか屋根塗装かで迷われている方へ選択法をプロが解説
更新日：2024年1月7日
笠間市の皆様こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
先日笠間市のお客様より、『屋根カバーか？屋根塗装が良い？か迷っている』とご連絡を頂きました。
最近、飛び込み業者さんの訪問を受けるようになり、屋根工事や塗装などのチラシもポストに頻繁に入るようになったとの事。『見る人が見たら、そろそろ家もやらなくてはいけないのか？』と考えられるようになったそうです。
お電話だったので掻い摘んでアドバイスしましたが、似たような事で悩まれている方も実は多いんです。
今回は、プロの目線で具体的に、皆様にもわかり易く3つほど解説していきたいと思います(^O^)／
その① 自宅屋根は、屋根カバー工事可能？屋根塗装可能？
屋根カバー工事とは？【実施可能な屋根材・実施不可能な屋根材】
また、屋根カバーは、平板化粧スレート（コロニアル、カラーベスト）・金属屋根・アスファルトシングル屋根など、比較的平坦（フラット）な屋根形状に行える屋根工事法で、瓦屋根で行う事はできません（※2024年1月現在）
屋根塗装工事とは？【実施可能な屋根材・実施不可能な屋根材】
塗装は、平板化粧スレート（コロニアル、カラーベスト）・金属屋根・セメント瓦・コンクリート瓦屋根などに対応可能な工事法で、粘土瓦（陶器瓦）への実施は推奨されません。（※2024年1月現在）
屋根カバーか？屋根塗装か？迷ったら・・・？？？
先ずは、ご自宅の屋根材が、屋根カバーが可能か？屋根塗装が可能か？を確認しましょう(^^♪
それでは！ここからは少し具体的にいきますよ～(^O^)／
上記の解説でもわかるように、屋根カバーと屋根塗装で迷われているなら、屋根材は平板スレートか金属屋根に絞られてきたことが分かりますね。
どちらも、とても普及している屋根材ですが、屋根のメンテナンスを考える場合は、屋根材本体だけではなく、屋根材の下で雨漏りを防止してくれている防水紙（ルーフィング）の耐用年数も考慮する必要があるんですよ。
屋根は、一枚の屋根材で構成されているわけではなく、沢山の屋根材の重ね合わせて葺かれています。
そのため、屋根材だけで雨を凌いでいるのではなく、防水紙が雨漏りの最後の砦となっているんです。
防水紙は、種類や各メーカーさんにもよりますが、耐用年数は約20年と言われています。
ただ、当店は沢山の住宅で雨漏り調査を多ないますが、20年程度では破損しておらず、30年以上経過してくると、劣化が進行してきている印象です。
雨漏りしている屋根は、その殆どで防水紙が破損しているんです(>_<)
30年を目安に、塗装ではなく屋根カバーなどの屋根改修を考えるのが相応だとプロは判断します(^^♪
その➂ 築20年でも、屋根材種によっては塗装に不向き
最後に、築20年前後でも、屋根材種によって、塗装に不向きな物をお伝えしておきましょう。
特に、1996年～2008年頃までの平板化粧スレート（コロニアル・カラーベスト）の屋根は注意！
今回は、昨今メンテナンス時期に来ている、塗装に不向きな、代表的な屋根材をご紹介しておきます。
この屋根材を使用している方は屋根塗装ではなく、屋根カバーなどの改修をお考え下さい。
元々、平板スレートは、基材のセメント素材に石綿（アスベスト）を含有させて平板成形し、強度を出していました。ただ、2004年に石綿使用が禁止を受け、石綿を使用しない平板スレートが作られました。
ただ、この頃のノンアスベスト初期の屋根材は、早ければ築後8年程度から破損や層間剝離などの症状が現れ、その状態で塗装を施しても、その性能を保つ事ができないんです(>_<)※パミール・コロニアルネオ※
また、アーバニーは、お洒落な細かいスリットが経年時に仇となり、破損しやすい現象が現れます。
状態にもよりますが、平成6年までは販売されていました。あまり塗装はお勧めできません。
今日は、屋根カバーか？屋根塗装か？迷われている方への選択法を解説してみましたがいかがでしたか。
今回は、お客様ご自身でも
比較的わかりやすい判別法を3つ書きましたが、この他にも判別法はあります。業者に相談する前に、ご自身である程度決めておきたい方は当ブログを参考に調べていただき、プロに屋根の状態を判断してほしいと言う方は、信頼のおける屋根業者に相談しましょう。
街の屋根やさん水戸店は、豊富な知識と数多くの実績から、どの工事法が最善なのか？アドバイスします。笠間市で屋根工事と言えば、街の屋根やさん水戸店！どうぞお見知りおき下さい(^^♪
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