常陸太田市でサイディングを調査！外壁目地シールや塗装の大切さを解説
更新日：2023年12月14日
常陸太田市の現場の外壁材は、窯業系（ようぎょうけい）のサイディングで仕上げられた外壁です。
窯業系は、主原料のセメントに木質繊維を含ませて平板状にしたもので、製造工程の一つに窯で高熱処理される事から、窯業系サイディングと呼称している外壁です。
新品時にも塗装膜が施されていますが、紫外線による経年劣化は避けられない為、築後10年～15年程度で塗装メンテナンスを実施するのが一般的です。
今回、常陸太田市のお客様からご相談いただくキッカケになったのが、こちらのサイディング破損！
換気ガラリの下部のサイディングは表面が破損しており、上部にはヒビ割れも発生しています。換気ガラリからの排気に含まれる湿気分と重なり、外壁塗装膜が経年によって薄れてしまっているのも起因です。
外壁塗装は、見た目の美観的向上の他にも、基材そのものを雨水や湿気から保護するものでもあります。
『うちは、見た目は気にしないから～』と聞く事もありますが、外壁の寿命を延ばす為にも塗装が必要。
因みに、ここまで破損が進行していると塗装での改善は難しい状態で、部分的な張り替えが必要です(>_<)
破損していた上部を確認すると、サイディングの継ぎ目に施された目地シールが剥離していました。
一般の方は見過ごしやすい目地シールですが、実はとても重要です。
同じ北面のサッシ周りでも発生していた破損箇所で解説します。
サッシ周りにもシーリング材は充填されていますが、この部分でもシールの剥離が進行していました。
サッシのコーナー部は、平面の外壁と比べても若干弱い箇所。
目地シールの剥離部から雨水が廻ってしまうと、外壁の側面から水分を吸収し、外壁を脆くしてしまいます。
破損している外壁周辺の殆どで、目地シーリングの劣化も進行しています。
目地シールも10年～15年での打ち替えメンテナンス等が必要です。
破損する前にメンテナンスを実施していれば、防げていた破損です(>_<)
全ての外壁面を調査しましたが、四方向全ての外壁目地でシールの不具合が確認できました。
特に、陽の当たりやすい箇所では劣化が激しく、目地シールがボロボロになっていました(>_<)
外壁全体のメンテナンスが必要です。
外壁塗装や目地シール工事は、美観を保つほかに、基材を保護する役割があります。
外壁の破損状態が進行すれば、外壁塗装では済まず、外壁その物も張り替えが必要になってしまいます。
定期的な外壁メンテナンスで寿命を延ばすか？重度まで進行して張り替えなくてはならないか！？
は、劣化状態によって異なります。
状態が悪くなれば、その分費用は膨らんでしまします。早め早めの対応が、大きな出費を抑えるコツ☆彡
ぜひ、今回の記事を参考にしてみて下さいね(^^♪
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