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常陸大宮市で車庫の金属製折板屋根で結露が発生して困るとのご相談
更新日:2023年12月14日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
常陸大宮市のお客様より、車庫の屋根のメンテナンスについてご相談をいただきました。
「金属製の屋根に発生した結露で下に停めた車が濡れるので困っている」とのことで、早速現地へ伺って参りました(`・ω・´)シャキーン
常陸大宮市のお客様宅の車庫の屋根です。
屋根材は金属製の折板屋根で、建ててから10年程経過しており季節による結露でお困りとのこと。
車庫やガレージなどで、設置後に結露ができてしまった(><)というお問い合わせは実は結構多いのです。
生活空間の屋根はエアコンが効いた室内との寒暖差で結露することが多いのですが、車庫に結露ができる原因は「放射冷却」です。
放射冷却とは物体の熱が大気に奪われる現象のことです。
放射冷却で屋根は周囲の空気より冷たくなり、空気との温度差で結露が発生してしまうのです(。☉∆☉)☆
折板屋根とは、0.6〜1.2mmほどの厚みがある金属板を凹凸状に折り曲げて作られた屋根のことです。
倉庫や駐輪場、体育館などの屋根に用いられることが多く、皆様も見覚えがあるのではないでしょうか?
低コスト・単納期で施工でき、金属素材の屋根は雪の重みや風圧などへの耐性が非常に強いというメリットがあります。
もうひとつ、車庫などの屋根に良く使われている素材としてプラスチックの一種である「ポリカーボネート板」がありますが、折板屋根はポリカーボネートよりも結露が生じやすいです(´· ·`)
金属はプラスチックと比べて熱伝導率が高く熱を奪われやすいという特徴があります。
放射冷却の影響を受けやすく熱を放射しやすい金属屋根の表面温度が下がった結果、屋根の表と裏に結露が発生してしまうのです。
屋根の裏側を見てみると、折板屋根の素材そのままです。
ホームセンターさんなどに設置の依頼する場合、結露対策として屋根の裏側に断熱材(ぺフ)を取付けるかどうか聞かれるかと思います。
カタログで『ペフ付き・ペフなし』という言葉を見たことがあるかもしれませんね。
しかしオプションで費用も嵩むため「結露といってもそこまでではないだろう」と思い不要と判断をする方も多くいらっしゃいます。
説明する方も、もう少し詳しく伝えてあげられれば良いのですが・・・
お客様が想像している以上に金属屋根材の裏には結露が発生します^_^;
折板屋根は下地を作らず梁の上に直接金属板を固定するため、床材や防水紙はありません。
結露の発生はすなわち屋根からポタポタと垂れてきた水滴が車についてしまうことになります。
綺麗に洗車した愛車が翌朝結露によりビチョビチョ・・・なんて事態に(><)
お客様はこのサイクルを約10年!我慢されたとのことですがさすがにもう限界(=_=)
ネットでお調べになりこのたび当店にご相談頂きましたm(_ _)m
メンテナンス方法の検討に入ります╰(‘ω’ )╯三
折半屋根は裏地にペフ(断熱材)を付けることで結露の軽減が可能です。
ですが、すでに設置された屋根にぺフを張る事は困難(^^;;
もう一つは、結露防止用の塗料を塗布して対策する方法です。
塗装にはローラーによる塗装と吹付け塗装があり、より仕上がりが美しく長持ちするのは吹付けです。
吹付け塗装はコンプレッサーで圧縮した空気を霧状に噴射して行うため、飛び散りなどを考慮し全面養生を施す必要があります。
吹付け塗装に適した時期は限られており、一日中キンキンに寒いかカンカンに暑い時に行うのがベストです。
結露が発生する時期は密着不足になるため、この方法ですと結露相談があっても直ちに改善できないのが難点です( ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )
常陸大宮市のお客様の折半屋根は施工後10年経過しており、表面の錆止めを含めた屋根塗装をボチボチ考える時期でもあります。
水上側も切りっぱなしになっているので、強風を伴う降雨の際にはこの隙間から雨が漏れてくるのも気になりますね。
幸いなことに、折板屋根の取付けはタイトフレーム(金具)からボルトが出ているタイプでした。
金具はそのままで、上部の折板屋根だけを撤去し新しい折板屋根を施工できる重ね式折板タイプです。
①結露防水塗料塗布+表面塗装 ②ぺフを張った折板屋根材への交換
状況を顧みた結果、お客様に差し上げたアドバイスがこちら!
屋根材交換の際にエプロン面戸(隙間を埋め雨水の侵入を防止する部材)も取り付ければ、水下側から水が垂れてくることもありません。
これが屋根業者のプロの仕事です((((o゜▽゜)o)))♪
スケジュールは調整中ですが、結露でお困りのお客様のため!年内完工を目指しますよ~o(*^▽^*)o
ちなみに当店では、折板屋根だけでなく金属製の波板もぺフを張ったものをご用意できます。
金属製屋根の穀物や農作物の倉庫などで、結露で悩んでいる方はぜひ御相談くださいね(*゚▽゚)ノ
今回は折板屋根の結露防止についてお話しましたがいかがでしたか?
ホームセンターさんやDIYで設置した建物でも、結露にお悩みでしたら一度専門の業者に見てもらうこともひとつの方法です。
当店は一般住宅のみならず、今回のようなガレージや倉庫などの点検・メンテナンスも随時承っております。
古くなった折半屋根をはじめ、屋根に関するお悩み事は街の屋根やさん水戸店が解決いたします!
まずは無料診断・無料見積りをご利用されてはいかがですか?茨城県内全域に駆け付けますよ~( ´ ▽ ` )ノ
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