ひたちなか市で瓦屋根の雨漏り修理！野地板を部分交換し防水紙を再敷設
更新日：2023年11月27日
今現場は、雨漏りの相談を受け、天袋の天板から屋根裏天井を確認させて頂きました。
そして、雨漏りしていた箇所の屋根下地を確認すると、野地板が陥没しているのを発見！
雨漏りを改善するには、屋根材を撤去した下地からの修繕が必要でした。
屋根瓦を一時撤去すると、野地板が陥没していた部分は、二次防水である防水紙も破損しています。
また、軒先部分の防水紙の破損も確認！
この部分は、軒出部分なので直接室内への雨漏りにはつながっていませんが、軒天に漏れてしまいます(>_<)
陥没していた野地板の、屋根裏からと屋根上からの画像です。
野地板の大きな節を中心に陥没し、同時に防水紙も破損していました。
防水紙の耐用年数は約20年超ですが、今回の住宅は築後約40年程経過しています。
防水紙（ルーフィング）が耐久性を失って野地板まで雨水が廻り、瓦の重みで弱い節部が陥没した物です。
粘土瓦は、高耐久な屋根材で屋根塗装なども必要のない確認がお座なりになる屋根材なので、雨漏りや瓦ズレ、脱落などが発生してから不具合に気づく、メンテナンスタイミングが難しい屋根材です(>_<)
何もなくとも、10年～15年に一度程度の定期点検が望ましいのが屋根です！
懇意の屋根業者が一社でもあると、良いと思います。
陥没や漏水によって破損していた野地板は、部分的に修繕して下地を補強しました。
今回は部分的な修繕でしたが、部分的修繕か？全体的な改修か？は、今の不具合状態と屋根材、お客様の今後の使い方などを総合して判断し、提案するようにしているんですよ(^^♪
野地板修理を完了させ、雨漏りを防止してくれる防水紙の再敷設です！
今回は、高耐久の改質アスファルトルーフィング再敷設して防水機能を改善し、瓦を引っかける瓦桟（かわらざん）は幅の広い物を設置し、頑丈な下地に修繕しました(^^♪
そして、一時撤去しておいた、既存の瓦を葺き戻して、今日の作業は完了です。
瓦屋根は、複数の瓦を重ねて葺く屋根材のため、重なり部にはわずかながらの隙間があります。
そして、その僅かな隙間から吹き込んだ雨水を、室内に漏れないようにしてくれているのが防水紙！
雨漏りしている、約8割の住宅は、この防水紙（ルーフィング）の経年劣化や破損が原因です。
『築後30年以上経過している屋根での雨漏り』『地震や台風直後の雨漏り』でお困りの方は、ぜひ、今回の記事を参考にして頂ければと思います(^^♪
建築物は、下地+表面材で構成されており、普段は見えないがとても大切なのが下地です。
今回の例で言えば、下地が野地板・防水紙・瓦桟で表面材が瓦ですが、下地は粘土瓦ほどの耐久性はないので、経年時や雨漏り発生時には下地のメンテナンスが必要になる屋根です！
早め早めの対応が、被害を最小限にとどめ、修理費用を軽減するコツ(^^♪
瓦屋根の雨漏りでお困りの方は、ぜひ街の屋根やさん水戸店までご相談くださいませ。
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