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常陸大宮市の方へ、屋根カバー工事と屋根葺き替え工事の違いを解説
更新日：2023年11月21日
常陸大宮市のみなさん、こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
今回は、屋根カバー工事と屋根葺き替え工事の違いについて解説します。
屋根リフォームは、お住まいの経年とともに必要となる工事ですが、いざやるとなると、専門的すぎてどうすればよいのかお悩みになる方が多いそうです。
そこで、よくご注文いただいている屋根カバー工事と屋根葺き替え工事にスポットライトをあてて解説していきます。ぜひ、お住まいのメンテナンスにお役立てください( ^ω^ )
屋根カバー工事と屋根葺き替え工事の違いとは？【メリット・デメリット】
はじめに、屋根カバー工事と屋根葺き替え工事の違いや、メリット・デメリットについて解説します。
屋根カバー工事と屋根葺き替え工事の大まかな違いは、既存の屋根材を残すかどうかです。しかし、既存の屋根材を残す・残さないが、メリット・デメリットと深く関わっているんです。
それでは、詳しく見ていきましょう。
気を付けないといけないのは、一概にどちらが優れているとは言えないことです。
使用されている屋根材はもちろん、雨漏りの有無や劣化といった屋根の状態を見極めながら正確に判断しなければなりません( ◠o‿◠ )
ここでは、スレート屋根の屋根カバー工事の施工手順や施工事例をご紹介します。
はじめに、必要により高圧洗浄を行なって、カビや苔、剥がれかけの塗料を洗い流します。
必要によりといったのは、屋根の状態により高圧洗浄が不要な場合や、逆に高圧洗浄してはいけない場合があるからです。（雨漏りしている屋根等）
棟板金や雪止めを撤去した後、新しい防水紙を敷いて、屋根をすっぽり覆います。
もちろん、既存の屋根の下にも古い防水紙はありますが、寿命が約20年のため、新しい防水紙は欠かせません٩( 'ω' )و
防水紙敷設後に、新しい屋根材を葺くと屋根カバー工事完了です。ホントいたってシンプルですね^^
最近は、ガルバリウムという軽量で耐久性の高い屋根材の人気があります。遮熱性や断熱性といった機能的な製品があり、カラーバリエーションも豊富ですよ〜
トタン屋根や折板屋根（せっぱんやね）といった金属屋根も、屋根カバー工事が施工可能です。
こちらは、店舗などでよく見かける折板屋根の施工事例です。
金属屋根の場合、既存の屋根材のサビ状態などをお調べした上で、塗装、屋根カバー工事、屋根葺き替え工事のどれが最適か判断します^^
工場や倉庫、あるいは駐車場で使用されている波型スレート屋根も、屋根カバー工事が施工できます。
古い波型スレートは、アスベストが含まれていることが多く、葺き替えだと廃棄物処理費用が高額になります。このため、波型スレート屋根は屋根カバー工事を選ばれるお客様が多いです。
おしまいに、セメント瓦屋根の屋根葺き替え工事の施工手順や施工事例をお届けします。
屋根葺き替えは、スレート屋根、金属屋根はもちろん、和瓦やセメント瓦屋根など、あらゆる屋根に適用できます。
はじめに、既存の屋根材を撤去します。
屋根材を取り除くと、屋根瓦を固定する桟木（さんぎ）、防水紙、屋根の土台となる野地板の状態を点検します。
見た目はしっかりしていても、内側はボロボロということは意外と多いんですよ(>_<)
このお住まいは、雨漏りが発生していたため、雨水で腐食していた野地板を補修しました。
雨漏りが発生している時は、どの屋根材であっても屋根の内側のメンテナンスが出来る屋根葺き替えが最適です(๑>◡<๑)
野地板の補修を終えると、新しい防水紙を敷設します。
ここから先の工程は、カバー工法と同じです。
セメント瓦屋根から金属屋根への屋根葺き替え工事が完了しました。
屋根葺き替えは、屋根カバー工法のように重量の制約がほとんどないため、瓦→瓦、瓦→金属のようにお好みの屋根材を使用できます♪
昨今の人気は屋根の軽量化です。
お家の耐震性を考えると、屋根を軽くする方法を検討すると良いと思います(^^♪
屋根葺き替え工事は、屋根カバー工事と異なり、部分的に施工できる点もメリットです。
こちらのお住まいは、玄関ポーチの雨漏りにお困りだったため、雨漏り修繕にあわせて金属屋根から金属屋根への葺き替えを行いました。
屋根リフォームには、屋根カバー工事と屋根葺き替え工事があり、それぞれ施工条件やメリット・デメリットがありました。
また大切なことは、屋根カバー工事と屋根葺き替え工事のどちらかが優れているかではなく、『屋根の状態を見極めた上で、最適な方法を選ぶ』ことでしたね、
屋根のメンテナンスは、屋根の状態を把握することが、はじめの一歩です。
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