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ひたちなか市の築36年のアーバニー屋根で塗装膨れや板金釘抜けも発見
更新日:2023年11月24日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
ひたちなか市で築36年が経過したスレート屋根の点検を行いました。
「アーバニー」という種類の屋根材で、旧クボタ(現ケイミュー)さんが取り扱っていましたが、30年ほど前に販売は終了しています。
最後にメンテナンスを行ってから、10年以上経過しているとの情報です。
実際の屋根はどうなっているのか?早速調査の模様をご紹介しましょう(*ˊᗜˋ*)⁾⁾
お客様は太陽光パネルの設置をご検討中ですが、今の状態では耐久性に問題があるため、屋根をリフォームした上で施工をお考えとのことです。
どのようなリフォームが最適か…屋根を計測しながら現状も確認していきます。
使用されているアーバニーは、1982年~1994年に製造・販売されていた化粧スレートです。
スレート屋根は画一的で似通ったものが多い中で、縦長のスレート材が1枚ずつ独立して見えるように加工されたアーバニーは、下端部の長さをランダムに変えて深いスリット(切り込み)を入れたことで、特徴的な意匠性の高いデザインになっています。
天然スレート風味の高級感がお洒落だと、一時期とても人気があった屋根材です。
ひたちなか市のお宅の屋根は、以前に塗装のメンテナンスを行っていますが、現在はその塗膜も剥がれ、カビの発生も見て取れました。
スレート系の屋根材は、定期的な塗装のメンテナンスが必要です。
セメントが主成分のスレートは、塗装が薄れてくると耐久性の低下を招いてしまいます。
美観の保持もさることながら、防水性を回復・維持するためには塗装が不可欠なんです。
しかしその塗装も、やり方次第ではさらなる劣化を引き起こす原因にも…(>_<。)
屋根全体に広がった大小の円形状の模様は、塗装膜の膨れによるものです。
なぜこのように塗装膜が膨れてしまうのでしょうか?主に5つほどの原因が挙げられます。
いずれにしても、塗装工程における不手際が原因と言えるでしょう。
2階の屋根は勾配違いで、東西の屋根面が5寸(約26.6度)のスタンダードな傾斜に対し、北の屋根面は8寸(約38.7度)でかなりきつい傾斜です。
そのせいか、異なる勾配屋根を繋ぐ三つ又部の納まりがあまりよくありません( יםי ; )
軒先方向に伸びる隅棟は差し棟仕様(棟板金を個別に差し込むように施工されたもの)、大棟は棟包み板金が施されていますが、コーキングも切れているので、雨漏りを助長するかもしれません。
お宅を建てられて36年、今のところ幸いにも雨漏りは起こっていませんが、かなり危ない状態です。
大棟の棟板金は所々で釘が浮き、板金自体もグラグラしていました。
「太陽光パネルが設置できる屋根」というのが今回の調査の目的ですが、このタイミングでメンテナンスを考えられたのは、とてもよかったのではないでしょうか(๑' '๑)و✧
1階の屋根と2階の外壁の接合部には、建物内部への雨水の侵入を防ぎ、スムーズに排水させるための雨仕舞いが施され、水切り板金が取り付けられています。
外壁を伝って流れ落ちてきた雨水が溜まるので、雨漏りが起こりやすい場所になります。
水切り板金は外壁の内部まで立ち上げるように施工され、外側に出ている部分は貫板の下地を入れ、しっかりと固定されるはずですが…釘が抜けています。
屈んで内部を確認したところ、貫板から完全に釘が外れて全く効いていません( ;ㅿ; )
お客様は気が付かれなかったそうですが、こちらも放置してはいけない状況です。
屋根と外壁に生じる隙間をカバーする板金が浮いてしまっては、雨水が適切に排出されません。
屋根は雨漏りのリスクが高い箇所がいくつかありますので、10年に一度は屋根の専門業者に点検してもらうことをお勧めします。
アーバニー屋根の調査の結果をお伝えし、後日ご依頼主様に屋根カバーの見積書をお渡ししました。
築30年以上になると、一見問題がないように感じても、様々な不具合が出てきます。
環境にもよりますが、
スレート屋根の耐用年数は20年~30年です。
定期的な塗装を行っていても、築年数が経過してくるとそれだけで安心というわけにもいかなくなり、次のステップである屋根カバーや葺き替えを検討される時期を迎えます。
安い・高いが業者を見極める指標ではなく、適正な価格はもちろん、
適正な施工が大切だと当店は考えています。ご自宅に長く住んでいらっしゃる方のご参考になれば幸いです
<(*_ _)>関連記事➤茨城県全域!屋根調査・お見積りまで無料で承ります(無料点検内容)
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