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鉾田市で雨漏りしていたコロニアル屋根を撤去し野地板の増し張り補強
更新日:2023年7月21日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
本日は、鉾田市内で始まった店舗の屋根工事の模様をお届けいたします。
台風2号の影響で、室内に雨漏りが発生したとのご連絡を受けて調査を行った結果、緩い勾配(傾斜)に適さない屋根材が使われ、葺き方や施工方法にも問題があることが判明しました。
ひどい雨漏りをすっきり解決したいというオーナー様のご要望もあり、現在のコロニアル屋根を撤去し、新たに
金属屋根に葺き替える方法で、全ての不具合を解決したいと思います
(*^^)v現場調査の詳しい記事➤
鉾田市の店舗室内に雨漏り発生!緩勾配屋根への横葺きも原因の一つ今回は古い屋根材の撤去から、野地板や防水紙など下地の施工までをご紹介しましょう。
着工初日は8時にトラックが到着!
朝から真夏の太陽がじりじりと照り付け、気温がぐんぐん上昇する中、屋根の撤去作業を開始します(ˊᗜˋ*)/
まず屋根の頂上に設けられた棟板金を取り外してから、既存のコロニアル屋根の解体に入ります。
12年前に葺き替えたこちらの店舗は、ノンアスベストの屋根材なので通常の作業工程で対応しますが、古いスレート材の中にはアスベストが含有されている場合があります。
その際には環境省のガイドラインに沿って、水をかけるなどの飛散防止対策や、危険度に応じて防塵マスクを使用しなければなりません。
所々で上下の重なり部分の隙間がシーリングで塞がれていたため、カッターで切り離してから屋根材を撤去していきます。
取り外したコロニアル屋根の下に敷かれた防水紙が現れました。
防水紙を捲り、屋根の下地となる野地板を確認します。
雨水の侵入により水分を吸った野地板は湿った手触りで、ダメージを受けていることが分かります。
対して漏水がなかった箇所の野地板は、傷みもなく健康な状態でした。
12㎜の構造用合板で、全体的に野地板を補強していきます。
住宅の屋根は下から、屋根の斜面を支える垂木(たるき)→野地板(のじいた)→防水紙→屋根材という順で構成されています。
これらのパーツが一つでも欠けたら屋根は成立しませんが、その中でも内部の垂木と、表面の屋根材と防水紙の間を取り持つ野地板は、とても重要で大事な部分なんです( ・ㅂ・)و ̑̑
野地板の補強方法として、今回は増し張り(重ね張り)を行います。
増し張りは野地板が部分的に弱っている場合に用いられ、地震や強風に対しても強くなります。
野地板のメンテナンスは、上に設置された屋根材や防止紙を撤去する必要があり、葺き替え工事やカバー工事のタイミングでしか着手できません。
雨漏りが発生している時は、野地板まで修繕可能な葺き替えもしくはカバーをご検討くださいね。
増し張りは、垂木が健康であることが条件です!
屋根の土台となる垂木が著しく弱体化している状況では、重ねて張るのではなく、古い野地板を取り除き、垂木を修繕した後に、新しい野地板に張り替える方法が用いられます。
ウッドショックは多少落ち着いてきたようですが、現在でもコロナ前と比べると2倍近くになった価格が続き、未だ先行きは不透明です。
下地まで手を入れるとなるとその分費用も嵩みますので、なかなか判断が難しいですよね( ´ㅁ` ; )
野地板の増し張り作業が終了しました。
屋根床が強化されて飛んでも跳ねても大丈夫!ビクともしませんદ=(੭•̀ᴗ•̀)੭
野地板のメンテナンスのタイミングはいつがよいのでしょうか?
耐用年数は構造用合板で約30年、築40年以上の建物に多く使われたバラ板は約40年です。
耐用年数が約20年~30年の化粧スレートを例に挙げると、
葺き替えを行う時に野地板のメンテナンスをするのがベストのタイミングと言えます。
屋根の材質によって耐用年数も異なり、また雨漏りが起こった場合は野地板の寿命が極端に短くなるため、その点も考慮しなければなりません。
野地板まで手を加えるべきか否か?増し張りか交換か?費用にも直結しますので、最善のアドバイスをしてくれる業者さんに相談なさってくださいね。
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野地板は屋根材と防水紙の下の超重要部分、張り替えと増し張りでより強く
強さを増した野地板に敷設する防水紙には、改質アスファルトルーフィングを選びました。
アスファルトルーフィングの性能をさらに向上させたもので、耐久性や防水性に優れ、通常でも耐用年数は20年超になります。
防水紙の固定方法は、大型のホッチキスに似たタッカーを使い針で固定する「タッカー留め」と、野地板と接する面に粘着力がありそのまま接着する「粘着式」の二通りです。
今工事ではタッカー留めを採用しましたが、12㎜の野地板に10㎜の針を打ち込んでも全く問題はありません。
構造用合板に厚みがあれば貫通しませんので、針で固定をしても大丈夫なんですよ(*•∀•)b
防水紙の設置が終わった所で、軒先とケラバに唐草板金を取り付けます。
屋根の外側を囲い込む唐草は、雨水を軒天や破風に浸み込ませないための水切り用板金です。
これで屋根の下地作りが完了しました!
明日から新しい金属屋根の施工に入りますが、その工事の様子は近日中にお伝えしますね。
屋根の葺き替えにあたり、コロニアルの撤去から野地板の増し張り補強、防水紙の敷設と唐草板金の取り付けまでをご紹介しました。
野地板は屋根材のメンテナンスに合わせて、張り替えもしくは増し張りを行うことが理想ですが、今回の鉾田市の現場は雨漏りに加え、施工段階から始まった様々な不具合により、12年という短いサイクルでの葺き替えとなりました。
屋根は自然災害やお住いの地域で傷み具合が変わってきます。
街の屋根やさん水戸店では現状をしっかり見極められるプロの目で、調査から施工までを担っています!
住宅に関してご心配やお悩みがある方は、当店の無料診断をぜひご活用ください
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