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ひたちなか市の屋根調査3選!触診する事が大切です
更新日:2023年6月9日
ひたちなか市にお住まいの皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
当店で実際に行った屋根調査を都市ごとにまとめてご紹介しているシリーズ。
前回は日立市を特集いたしましたが、本日お届けするのはひたちなか市!.。.:*・'(*°∇°*)'・*:.。.
経験豊富な当店の担当現場より、ひたちなか市にお住まいの方に特化した屋根調査についてお話しようと思います( ´ ▽ ` )ノ
調査事例①【アスファルトシングル】触診するからわかる浮きや捲れ
飛び込み業者さんから「屋根が浮いている」と指摘されたお客様宅です。
提示された修理費用に疑問を感じネットで検索、街の屋根やさん水戸店に相談を寄せてくださいましたm(__)m
築11年が経過した屋根に使われているのは「アスファルトシングル」と言う屋根材。
ガラス繊維にアスファルトを染み込ませ、表面に色のついた砂や石粒をコーティングして作られています。
シート状で扱いやすく、複雑な屋根形状にも施工することができるとても優秀な屋根材です。
屋根の頂点にあたる棟の一部が浮いています。
棟を固定している専用接着剤の粘着力が経年劣化で弱まり、台風などの強風で剥がれて浮きあがってしまったのでしょう。
修理自体はシーリング材(コーキング材)などを繋ぎ目に塗布し再接着する簡単な工程で対応できます。
アスファルトシングル屋根は全体的には綺麗な状態ですが、一箇所だけ表面が黒ずんでいました。
棟部と同じく接着剤の劣化による剥がれが見られますが、症状はより深刻です。
黒ずみなどの変色は、剥がれたところから侵入した雨水などの水分が屋根材の裏側まで回り込んだことを意味しています。
修理の際は、再接着プラス剥離箇所のみ部分的に張り替えるのが確実です。
今回の劣化箇所は屋根の上に登ってよくよく近くに寄らないと見えにくかったのですが、飛び込み業者さんは通りすがりに地上から見えたのでしょうか(^_^;
当店でも、屋根の状況や天候により屋根に登らす高所カメラやドローンでの撮影にとどめる場合もございます。
ですが不具合というものは、実際に屋根に登って触診しなければわからない事も多々あるのです!
もちろん当店の無料調査は、屋根に登る際には必ず事前に許可を頂いた上で行っております(`・ω・´)
調査事例②【モニエル瓦】ずれていると指摘された屋根をすみずみまで調査
ダイワハウスさん竣工の築20年のお住まいです。
「屋根材がずれている」と他業者さんに指摘を受けいろいろお調べになり、当店にご相談くださいましたm(__)m
屋根材は「モニエル瓦ホームステッド」というヨーロッパ発祥の洋瓦です。
セメントと川砂を混ぜ合わせて作られる「乾式コンクリート瓦(乾式洋瓦)」のことで、粘土を原料に作られる日本瓦とは異なります。
洒落たデザインかつ災害にも強い優れた屋根材ですが、現在はメーカーの解散に伴い生産終了しています。
丈夫なモニエル瓦ですが、さすがに20年も経ちますと塗装が劣化し強度が落ちてきます。
あちこちひび割れが見られ、欠落した破片が落ちている箇所もありました。
コーキングで修理をした形跡があるものの、また新たなひび割れが発生しちゃってますね( ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )
表面が赤みがかかった茶色っぽく見えるのは、屋根全体に繁殖している赤カビです(゚o゚;
先端部には藻も生えており、塗膜が剥がれて瓦自体が湿気を含んだ状態であることを示しています。
指摘されていた「屋根材のずれ」ですが、隅棟板金際の瓦および谷板金際の谷瓦にずれが確認できました。
ある程度年数が経った屋根ですと、棟や谷などの凹凸部は平面と比べどうしてもずれが生じやすくなります(^^;
天窓の下側に設置される「エプロン」は雨が天窓に溜まらないように下へとスムーズに流す役割をしてくれています。
接着剤等で瓦の表面に貼付しますが、触診したところ手で持ち上げて簡単にめくれてしまう状態でした(*_*)
エプロンがめくれて重なりが少なくなると、やがて天窓の雨漏りに繋がります(><)
また、棟板金を固定している留め釘も浮いて抜けかかっています。
屋根の一番高い位置にある棟板金は雨風に常に晒されている過酷な場所なので、年月とともに少しずつ緩んできてしまいます。
考えられるメンテナンスは屋根塗装か葺き替え工事ですが、塗装の場合廃盤商品であるモニエル瓦は今後何かあっても交換がきかないのが懸念材料です。
仮に塗装で10年持たせたとして、30年経過したモニエル瓦の状態を想定すると・・・費用は嵩みますが現段階で屋根の葺き替えをし方が得策なのでは・・・?
こういった工事のタイミングはあくまで各ご家庭のライフスタイル次第ですので、当店ではお客様が心からご納得いただける提案をしたいと考えております。
お客様に正直に状況をお話しした結果、エスジーエル鋼板による屋根葺き替え工事のお見積書を提出させていただくことになりましたm(_ _)m
詳しい現場ブログ➤ひたちなか市で洋形フラットモニエル瓦のホームステッドを調査
調査事例③【コロニアル】徹底診断で軒天破損と雨漏りの原因究明
軒天が壊れて漏水しているというお客様からお電話をいただきました。
何度も雨漏り補修を繰り返してきた古いお家で、屋根自体を何とかしないといけないともお考えでした。
「軒天」とは屋根のせり出した部分の裏側で、下から見上げて目につきやすいためお問い合わせをいただくことが多い箇所です。
壊れた軒天の真上にあたる場所の屋根材が浮いているのが、地上から見ても確認できます。
屋根の裏側にあたる軒天の状態は、屋根自体の不具合が直結している場合が多いのです。
実際に屋根に登ってみると、軒天上部が広範囲にわたり2センチほど埋没していました。
指先がすっぽり差し込めてしまうほどの大きな隙間があいています|゚Д゚)))
ここから雨水が浸水しても、その下の防水紙が健全であれば軒天への漏水を食い止めてくれるのですが・・・
天井裏にも許可を取って入らせていただき、屋根から漏水した多数の雨染みを確認しました。
やはり二次防水である防水紙が機能していないため雨漏りが起きている模様(;▽;)
屋根は『野地板(木製)▶防水紙▶屋根材』の順で施工されており、防水紙に不具合があれば下地である木製野地板に雨水は浸水します。
おそらく屋根の陥没は、木製下地が雨水を吸収し腐食した事によるものでしょう。
漏水が全体的に起こっている以上、部分的な改修ではなく屋根の全面改修が必要な状況にある事を、調査結果と併せて丁寧にご説明させて頂きました。
①上屋:屋根の葺き替え工事(野地板腐食部、下地垂木補強)
②破風板交換(木製破風板に交換後にガルバリウム鋼板巻き)
③軒天改修工事(既存軒天を撤去し、ケイカル板軒天を施工)
今回はこちらのお見積り内容を提出し、お客様から正式にお申し込みを頂きましたm(_ _)m
詳しい現場ブログ➤ひたちなか市の軒天破損は漏水原因である屋根を徹底診断します
ひたちなか市の屋根の無料調査の様子を3つの事例でご紹介いたしました。
安全が担保できるなら、実際の屋根に登って触診するのが何よりも確実です。
目視も大事ですが、手で触ってみなければわからない事も多々ありますからね!
無料といえど徹底的に調査し、不具合の原因を追及するポリシーを少しでも感じていただけたら幸いです(^-^)
街の屋根やさん水戸店では、調査・点検・お見積りまで無料にて承っております。
不具合の早期発見はメンテナンス費用を抑えることにも繋がりますので、ぜひお気軽にご利用くださいね~o(*^▽^*)o
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