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水戸市で屋根の頂点にある棟板金の浮きを確認!貫板からの交換が必要
更新日:2023年5月11日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
今回お届けするのは、水戸市のお客様からの屋根にまつわるご相談です。
ある日どこからともなく現れた飛び込み訪問業者さんから「屋根の頂点部が浮いている」と指摘されたお客様。
心配になり当店のHPを見てお問い合わせくださいました。
屋根工事の飛び込み訪問は最近非常に増えており、当店のブログ記事でもしばしば注意喚起を促しています。
すべての訪問業者が悪徳という訳ではありませんが、なかには高額な費用を請求された例もありますので慎重に応対してくださいね(^_^;
ちなみに当店も現場で高所作業中、近隣の屋根が深刻な状況だった場合お声がけさせていただくこともございます(*´▽`)ノノ
水戸市のお住まいに早速お邪魔させていただきました。
お客様に承諾を得て、屋根に登って確認してみます。
水戸市の住宅に使われている屋根材は平板化粧スレート屋根(コロニアル)です。
築20年程度経過しているとのこと。
屋根の傾斜(角度)は5寸の並勾配です。
並勾配屋根とは3~5寸程度の勾配が付いた屋根のことで、極めてスタンダードな屋根勾配です。
通常なら全く問題のない傾斜ですが、屋根の表面が砂状になっておりかなり滑りやすくなっています(^^;
足元に気を付けながら屋根のてっぺんまで慎重に登りました。
お問い合わせのきっかけになりました、屋根の頂点にある棟板金(むねばんきん)です。
棟板金とは、スレート屋根の一番高い位置の山状になっている部分に設置される金属製の板です。
屋根の頂点はお住まいの中で最も雨風に晒されるため痛みが発生しやすく、定期的に点検やメンテナンスを行なっていただきたい部位でもあります。
釘がところどころ浮いて抜けかかっています。
棟板金はその下にある貫板に釘で固定されており、屋根内部への雨水の侵入を防く役割があります。
釘浮きを放置してしまうと最終的に釘が抜けてしまったり、雨漏りの原因になってしまいます。
棟板金の一部が屋根から浮いているのが画像でおわかりになるでしょうか?
棟板金の耐用年数は15~25年と言われているのですが、その前に釘が劣化してしまいます。
釘が浮くと棟板金も浮いてしまいます。
これは・・・あまり良いとはいえない状態です(·_·;
棟板金の浮いた隙間からわずかに見えるのは貫板です。
健全な状態であれば、貫板は棟板金で覆われて外から見えないはずです。
試しに浮いた釘を少し叩いてみましたが・・・まったく効きません(;´Д`A
釘穴や板金の浮きなどの僅かな隙間から雨水が入り込むことで、木製の貫板は徐々に劣化していきます。
釘が効かないのは、貫板が腐食して脆くなっている可能性が高いです。
釘浮き ⇒ 棟浮き ⇒ 貫板へ浸水 ⇒ 腐食 ⇒ 釘が効かない ⇒ 更に浮く
・・・負のスパイラルです(~_~;)
浮きを放っておくと、雨漏りの心配はもちろんですが棟板金が風で飛ばされてしまうことがあります。
尖った金属の棟板金は落ちてきたら大変危険ですΣ(゚д゚lll)
水戸市の築約20年の平板化粧スレート屋根は、表面がザスザスと砂状になっていて滑りやすい状態でした。
ザスザスしているのは屋根の塗装が剥がれて塗膜がなくなり、基材のセメント成分が微細に砕けてしまっているからで、防水性も低下しているため塗装によるメンテナンスが必要です。
スレート屋根は、一般的に築後10年程度での屋根塗装が理想的です。
また棟板金は築7年~10年程度で釘が浮きはじめ、築20年程度で下地の貫板が腐食してきます。
釘浮きはちょうど屋根塗装のタイミングと一致することが多いので、塗装工事の際には釘もチェックしてもらい、必要であれば足場を利用して釘の打ち直しを行うのがベストです(`・ω・´)キリッ
訪問業者さんからの指摘から始まった今回の無料調査でしたが、メンテンス時期であることは確かです。
放置してしまえば更に深刻な状況になりますので、きっかけはどうであれこのタイミングで点検できたことは幸いでしたε-(´∀`*)
調査終了後、撮影した画像をお見せしながらお客様に状況をご説明させていただきました。
①貫板交換 ②棟板金交換 ③屋根塗装
水戸市の築20年のお住まいの屋根はこの3点の実地が必須です。
ご依頼を受けましたので、上記の内容でお見積りを提出させていただきます!
棟板金の劣化を防ぐためには雨水などを内部に侵入させないことが重要です。
できれば築10年前後で一度屋根点検を依頼し、釘の状態を確認するのが望ましいです。
棟板金の釘抜けを見逃さず、屋根を長持ちさせていきましょう!
街の屋根やさん水戸店では、点検からお見積もりまで無料にて承っております。
「屋根が浮いている」と飛び込み訪問業者に言われて不安を感じた方も、まずは慌てずに当店へご相談くださいね(*゚▽゚)ノ
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