ホーム > 水戸市で屋根と外壁の無料点検!症状別に必要なメンテナンスを解…

水戸市で屋根と外壁の無料点検!症状別に必要なメンテナンスを解説
更新日:2023年5月10日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
水戸市のお客様よりご依頼をいただき、屋根と外壁の無料点検に伺って参りました。
訪ねて来た飛び込み業者さんから「屋根が浮いています」と指摘を受けたとの事です。
皆様がマイホームのメンテナンスを考えるようになったきっかけは何でしたか?
・築10年~15年を目安としてメンテナンス時期をご自身で判断
・同時期に建てられた近隣の住宅がメンテナンスを実施しているのを見て、うちもそろそろ?
・雨漏りや建物の破損などが発生し実際に被害が出てしまった
・飛び込み業者などから指摘されて不安になった
などなど・・・
きっかけは様々だと思いますが、どんな理由であれお住まいには定期的なメンテナンスが必ず必要です。
今回は屋根と外壁の点検の様子を詳しくお伝えして行きますので、お住まいに同様の症状が出ている方はぜひお早めにメンテナンスを検討してみてくださいね(^O^)
まずは飛び込み業者さんに指摘を受けた屋根から見ていきましょう。
「屋根の頂点部が浮いている」と言われたそうですが・・・
その前に屋根材自体が少し問題です。
水戸市の住宅の屋根は平板化粧スレート(コロニアルやカラーベストとも呼ばれています)という屋根材です。
化粧スレートはセメントに繊維素材を混ぜて薄い板状に加工したもので、現在最も普及している屋根材です。
見たところ、新築時に施された塗装が経年劣化で薄くなり、塗膜の効果が低下して防水機能が減少している状態ですね。
平板化粧スレートですとメンテナンスは屋根塗装をするのが一般的です。
ですが発売時期や製造元により、破損が激しいため塗装NGの屋根があります。
水戸市の屋根は、その塗装ができない「コロニアルNEO」という屋根材でした(゚o゚;
2004年以前の化粧スレート屋根には強度を出すためにアスベスト(石綿)が使われていました。
いわゆる「アスベスト問題」によりノンアスベスト建材が開発・流通していくのですが、当時はアスベストを使うことなく強度を保つ技術がまだ確立されておらず、切り替わり初期に作られた屋根材は不具合が多く見られました。
そのひとつが「コロニアルNEO」なのです(*_*)
コロニアルNEOは非常に脆く、塗装前の高圧洗浄の段階でバキバキに割れてしまう屋根材です(><)
また塗装NGにも関わらず知識の浅い業者の手によって塗装されてしまい、のちのちトラブルになりやすい屋根材でもあります。
(今回の飛び込み業者さんが知っていたかはわかりませんが)
水戸市のお住まいの屋根はメンテナンスが必要な状態ですが、コロニアルNEOに適したメンテナンス方法は屋根カバー工法による重ね張りか葺き替え工事の2種類です。
関連記事▶塗装NG!コロニアルネオの適切なメンテナンス方法
屋根の頂点にあり、屋根の内部に雨水が入らないようにかぶさっている板金を「棟板金」といいます。
この棟板金を止めている釘が浮いて抜けかかっていますね。
飛び込み業者さんが言っていた「屋根が浮いている」とはこのことかもしれません。
この状態のまま放っておくと釘はやがて抜け落ちてしまい、外れた板金が強風で捲れたり、最悪の場合飛散して近隣に被害を及ぼす可能性があります。
メンテナンスのタイミングを決めるのはあくまでお客様ご自身ですが、早めの対処の方が良いに越したことはありませんね(;^_^A
関連記事▶台風や強風の影響を受けやすい棟板金!交換のタイミングを解説!
外壁のサイディングは、主に窯業系と金属系の二種類があります。
水戸市のお住まいは石調の窯業系サイディングです。
立体的で艶のある石が不規則に並んだ、意匠性の高い素敵なデザインですね。
真っ先に目についたのが目地シールの剥離です。
外壁は板状に成形したサイディングボードを組み合わせて施工するので、必ず繋ぎ目(目地)が存在します。
これらの繋ぎ目部分に充填されているのがシーリング材(コーキング材)ですが、劣化により剥がれてしまってますね(·_·;
奥に見える青っぽいものはバックアップ材のハットジョイナーです。
サイディング同士を合わせた時に入れる板金部材ですが、健全な状態であれば外からは見えることはありません。
シーリングが部分的に剥がれてるだけだし・・・などと甘く考えていると他の部分に被害を広げる事になります(=_=)
窯業系サイディングの素材はセメントに繊維質を混合したもので、水分を吸収すると脆くなります。
目地は、サイディングの継ぎ目を塞ぐことで隙間からの雨水の侵入を防いでいます。
シーリングが破断すると入り込んだ水分が裏側まで廻り、サイディングが徐々に脆くなっていくのです(@_@;)
外壁の表面はひび割れが多く見られ、欠け落ちてしまっている箇所もありました。
これは吸水により裏側から劣化が進んだサイディングが表面部分も崩れ始めている状態です。
普段あまり目立たない目地のシーリングですが、実はお住まいの外壁にとって大切な役割を担っているのです。
傷んだシーリングはできるだけ早めの打ち換えメンテナンスが必要です。
外壁は全体的に塗膜が剥がれて防水性が低下しており塗装は必須です。
しかしサイディングが崩れて痛みが生じた箇所は塗装では直らないため、既存のサイディングを部分的に撤去して張り替えなければなりません(ノ_·,)
①崩れてしまったサイディングの部分張り替え
②目地シーリング打ち替え工事
③外壁塗装工事
以上のメンテナンスが必要と判断致しました!
もう少し早く手を打っていれば、外壁を張り替える必要はなく塗装だけで済んだのですが・・・(´;︵;`)
不具合が広がってしまう前にメンテナンスしておきたいですね。
関連記事▶シーリングやコーキングの必要性!とても大切です!
ベランダの軒天部です。
水が廻った跡があり、染みに沿ってコケが生えていますね(゚o゚;
ここも部分的な張り替えが必要です。
軒天はもともと湿気が溜まりやすい箇所ですので、お早目の対処が望ましいかと思います。
関連記事▶軒天の補修工事で、マイホームを健全に保とう!
マイホームを建てるということは、ほとんどの方にとって一生の買い物です。
しかし家は建てて終わりではなく、年月の経過に合わせてさまざまなメンテナンスが必要になります。
一般的な家の場合、10年~15年のサイクルでメンテナンスを行なうことで健全な状態を維持できます。
放置するほどに家は劣化し不具合も進行するため、修繕費用が高くつくことが予測されます。
できれば7年毎を目安に点検し、必要であればメンテナンスをするのが理想的です!
「メンテナンスが必要なことはわかってはいるが、どんなメンテナンスをいつ頃やるべきなのかよくわからない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
そんな時はぜひ街の屋根やさん水戸店にご相談ください!
調査・点検・お見積もりを無料にて承っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいね〜(^ ^)/
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-mito@efc-fy.co.jp
株式会社イーエフシー
〒310-0805
茨城県水戸市中央2丁目10番26号カーサモンテ3F
茨城県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail yane@okanokougyou.co.jp
株式会社岡野工業
〒300-0332
茨城県稲敷郡阿見町中央1丁目4-8 102号
電話 0120-989-742
E-Mail yane@kasumibisou.com
株式会社霞美装
〒300-0013
茨城県土浦市神立町682−20


街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。