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水戸市で塗装したての棟瓦を点検!釘浮きやウレタン面戸痩せを確認
更新日:2023年4月8日
水戸市のみなさん、こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
今回は、1か月前に他業者さんで塗装が完了した屋根の棟瓦点検をお届けします。
「塗装したてなのに、なぜ点検するの?」と、疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。実は、これには非常に深いワケがあるんです。
そのワケとは!?塗装業者と屋根業者の違いについても解説を交えながら、点検の様子をお話ししますので、屋根塗装をご検討の方は、ぜひ参考にしてみて下さいね(^o^)/
依頼主様より、訪問業者に棟瓦の浮きを指摘されたとご相談いただき、無料点検にお伺いしました。
ちなみに、依頼主様のように訪問業者の指摘を鵜呑みにしないで、第三者や屋根業者に意見を求めることは大切なんですよ〜
こちらがご相談いただいたお住まいです。
実は、一か月ほど前に、外壁塗装にあわせて屋根塗装を行ったとのこと・・・><
塗装会社さんに見積りしてもらった際、ドローン調査で「屋根は問題ない」と言われたので、依頼主様はそのまま屋根塗装も依頼されました。
ところが、塗装が完了したばかりの屋根であるにもかかわらず、訪問業者さんに屋根不具合を指摘されて心配になり、当店にご相談頂きました。
飛込み業者さん曰く「ドローンじゃわからない屋根の不具合は沢山ある」と言われたとの事。
たしかに、訪問業者さんのドローン調査に対する意見も一理あります。
ドローン調査は、直接屋根に登って調査できない場合に使用するサポートツールであり、目で見て覗き込んで確認し、ガタつきがあるかなども直接触れてみなければ不具合は確認できません。
安全対策の観点から、屋根に登らない事を推奨している企業さんもありますが、であれば、細部まで慎重に見極めた上で工事提案をする事が求められます。
塗装会社さんのドローン調査では問題なし!訪問業者さんはドローン調査で分からないこともある!
どちらが正しいのでしょうか?
それは実際に屋根に登って確認すればわかりますよね〜。。ということで、屋根に登ってみます(^o^)丿
街の屋根やさん水戸店の無料点検は、基本的に実物を見て判断することを大切にしています。
では、どういう視点で屋根を点検しているのか一緒に見ていきましょう(^o^)丿
使用されている屋根は、既に廃盤(製造中止)となっているモニエル瓦です。
年数も経過しているだけに、塗装工事か葺き替え工事か?迷う屋根材です。
梯子で軒先まで上がって見ると、さすがに塗装一か月なのでとても綺麗(^o^)
ただ・・・左右にある隅棟の登頂部を見ると、釘が浮いているのが軒先からでもわかりました(//∇//)
これが、屋根業者が行う塗装と塗装業者が行う塗装の違いなんです。
屋根業者は、不具合を直してから塗装します。更に近くで見てみると・・・
釘穴に防水パッキンも入っていないので、釘浮き部分から容易に雨水が浸入してしまいます(>_<)
塗装するのは良いのですが、最低限、釘を打ってから塗装して欲しかった・・・・
たかが釘浮きと思うなかれですよ〜
では、次はいよいよ飛込み訪問業者さんに指摘された、頭頂部の棟瓦部を調査!
さらに登って、詳しく点検してみましょう(^o^)丿
頭頂部近くの半端な接合棟は、留め具が使用されていません。
これは、おそらく下地垂木との兼ね合いだとは思いますが・・・にしても嫌な感じ(>_<)
抜けた感じはないので、たぶん・・たぶんですが・・・新築当時からだと思います。
反対側から見ると、コーキングが離れているままの状態で塗装されていました( ; ; )
塗装するのは良いのですが・・・
「コーキングの再打設や欠損部の対策など、補修してから塗るべき・・・」と、屋根のプロは思うんです。
ひび割れもそのまま塗装されています。
このようなひび割れは、カメラの解像度によるもののドローン調査では気づきにくいんです。
(でも、塗装を実施された職人さんは、気づいたはず・・・)
廃盤瓦なので差し替えはできなく、浅いひび割れなので漏水にはつながっていないとは考えますが・・
せめてひび割れをコーキングしてから塗ってあげてほしかったな~なんて思ってしまいました(>_<)
飛込み業者さんに指摘された問題の棟部は、面戸部分までしっかり塗装されていました。
この面戸は、通常使用されている漆喰面戸ではなく、ウレタン面戸の仕様になっていました。
大手メーカーさんで、一時期流行っていた仕様です。
状況は、飛び込み業者さんが地上からでも確認できるような不具合はありませんでしたが・・・
経年によりウレタンが痩せてきて、手の平が入ってしまう程のすき間があいています。
手を入れて中を触診してみると、瓦の下の防水紙に簡単に触れることができる状態で、横風が伴う降雨時には安易に雨水が入ってしまう状態でした(>_<)
棟の釘浮きは再打ちでも良いが、次のメンテナンス時期まで安全かと言われれば微妙な状態。。
一通り確認した所で、依頼主様に無料点検結果と対策方法をアドバイスしました。
対策としては、棟をいったん撤去してから、下地をなんばん漆喰で施工し直す工法(棟の取り直し)を行う事で、安心できる屋根になると思います。
ただし、施工するには足場が必要なんです。
お客様のご意向もあり、お見積書を提出させて頂いた上で、当店に修繕をお任せいただきましたが、塗装時に同時に屋根修繕していれば・・・正直、かなりもったいないと思ったのが今回の現場でした(>_<)
屋根工事の中では比較的安価に施工できる屋根塗装は、問題がない屋根であれば実施には大賛成です。
しかし 屋根の不具合を残したまま塗装するのはいかがな物かと思います。
当ブログでは、あえてこれ以上多くは語りませんが・・
もし御覧の方が屋根塗装を検討される際は、金額だけで判断せず、屋根の状態までしっかり見極めてくれる業者を選択するようにして下さいね(^o^)丿
今回は、塗装したての棟瓦の無料点検の様子や考察でしたが如何でしたか!?
屋根塗装を行うこと自体は良いことなのですが、実施する際にはきちんと不具合箇所を修繕した方が、屋根の健全度を保つためにもベストでしたね。
また、塗装後に屋根を修繕すると、足場などの費用が二重三重にかかってしまうことも・・
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