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水戸市の屋根工事業者が屋根カバー工法を徹底解説【実例費用掲載】
更新日:2023年2月23日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
屋根リフォームと言えば皆様はどのような工事が思い浮かびますか?
古くなった屋根を比較的リーズナブルに回復できる方法として「屋根塗装工事」を挙げる方も多いのではないでしょうか。
しかしある程度築年数が経過し雨漏りを起こしている屋根などは、塗装では解決できない場合もままあります。
そういったケースでぜひ検討して頂きたいのが、昨今人気の「屋根カバー工法」という屋根工事です。
今回は、屋根カバー工法の詳しい特徴や施工方法、使用する屋根材や注意点などについて、当店が実際に行った工事の様子を交えつつ徹底解説していきますよ~ヽ(^^)ノ
屋根リフォームをご検討中の方はぜひご参考になさってくださいね(o^^o)
「屋根カバー工法」とは、現在の屋根材の上から新たな屋根材を被せる施工方法のことです。
「重ね葺き」や「カバールーフ工法」と呼ばれることもあります。
既存の屋根を壊して新しい屋根を設置する「屋根葺き替え」と違い、屋根カバー工法は今ある屋根の取り壊し・撤去はせずに新しい屋根材にすることができます。
屋根カバー工法にはメリットとデメリットがあります。施工を検討する際にはそれぞれの内容を理解しておくことが大事です。
工事例① 築25年のコロニアル屋根を「ダンネツトップ8-1」でカバー施工
まずは既存のコロニアル屋根の上に、屋根の2次防水とも呼ばれる防水紙(ルーフィング)を新たに敷設します。
屋根カバー工法に必要不可欠な防水紙の選択。
今回採用したのは、田島ルーフィングさんの遅延粘着式防水紙「タディスセルフ」。
20年超の耐久性と高性能な防水効果により、雨漏りの最後の砦を強固にします!
続いてケラバに板金など役物(やくもの)を取り付けます。
留め具部分のビス頭にコーキング材を塗布し、入念な浸水対策を施しました。
今回屋根カバーに使用するのは、セキノ興産さんの「ダンネツトップ8-1(エイトワン)」です。軽量で耐震性に優れたガルバリウム鋼板製の屋根材で、カラーにより10年~20年のメーカー保証も付いています。
軒先側から施工を始め、上下の屋根材の端をぴったりと嵌合させながら頂点を目指して葺いていきます。
頂点部まで葺き終えたら次は棟の取り付け工事です。
以前の棟板金の下地となる貫板は木製のものでしたが、腐食しない樹脂製貫板を使用します。
屋根材に被るように樹脂製貫板を取り付け、接地面のわずかな隙間にはコーキングを充填します。
棟板金もステンレスビスを使用してしっかりと打ち付け、何重もの漏水対策を施しました(^^♪
工事例② 雨漏りするアスベスト含有屋根を「スーパーガルテクト」でカバー施工
屋根カバー工法で撤去するのは、屋根材のてっぺんにある棟板金とその下地である貫板のみです。
仕様にもよりますが、斜めに降る差し棟は撤去の必要はありません。
既存の屋根材の上から新しい防水紙を設置します。
密着性のある粘着式ルーフィングを軒先側から葺き始め、しっかりと重ね代を設けながら頂点を目指して敷設していきます。
防水紙を敷終えた後は、唐草板金と谷板金を施工します。
特に谷板金は、今回軒先部分から漏水し裏側にあたる軒裏天井部に雨漏りが発生した箇所ですので万全な漏水対策を施します(*゚▽゚)ノ
今回使用する屋根材は当店一番人気、アイジー工業さんの「スーパーガルテクト」です。
スーパーガルテクトはSGL(エスジーエル)鋼板という進化型ガルバリウム鋼板による金属屋根です。
アイジー工業さん独自の材料構成により屋根材と断熱材を一つにした屋根材で、耐久性もありとても軽いため、既存屋根を撤去しないカバー工法の屋根工事に最適です。
このスーパーガルテクトの谷板金納めは、折り返しのハゼに嵌合部を引っかけて谷板金脇からの漏水を遮断してくれるようになっています!メーカーさんのナイスアイディアですね(^O^)
漏水リスクが高い棟部分も2重3重に重ね防水を強化しました。
下地には腐食しない樹脂製垂木を使用し、捨て水切り板金をL字に立ち上げて設置することで排水性能を持たせます。スーパーガルテクトで屋根を葺いた後に垂木よりも幅広の樹脂製貫板を施工し、奥行きを作ることで浸水防止します。
最後に棟板金をしっかり合わせ代を設けて施工し、合わせ目にコーキング処理を施して仕上げます。
屋根のリフォームは、表面の美観の回復はもちろんのこと、下地の形成や漏水対策をどう行っているのかがとても大切なのです(*^^)v
工事例③ 方形換気棟が設置された屋根を「スーパーガルテクト」でカバー工法・換気口もリフォーム
屋根カバーに使用するのは、アイジー工業社さんの「スーパーガルテクト」。
昨今人気のガルバリウム鋼板素材を更に進化させたSGL(エスジーエル)鋼板です。
まずは既存のスレート屋根の上に、改質アスファルト種の粘着式防水紙(ルーフィング)を敷設します。
アイジー工業さんは、スーパーガルテクト施工の際に改質アスファルトルーフィングの使用を求めています。
防水紙は軒先からを敷きはじめ、既定の重ね代を設けながら頭頂部に向かって設置していきます。
方形換気棟の部分は可能な限り奥まで敷設しました。
付帯部の軒先唐草板金を設置し、棟板金下地には腐食しない樹脂製垂木を設置します。
樹脂製垂木には更に捨て水切り(捨て谷)も設置し、漏水対策もバッチリです。
スーパーガルテクトを軒側から順に重ねていき、捨て谷板金の上に葺いていきます。
最後に銅素材のSGL鋼板製の棟板金を被せたら屋根カバー工法の完了です。
方形換気棟は、棟板金と同じ銅素材のSGL鋼板を加工した板金を巻いて仕上げます。
スーパーガルテクト施工後ひとまわり大きい台座板金を設置し、奥に立ち上がりも設けてしっかりと漏水対策を施しました。
屋根カバー工法の施工例3選をご紹介しましたがいかがでしたか?
新型コロナウイルス・ウクライナ情勢・原油高など様々な理由により、建築資材の価格が2020年頃から大幅に上昇しました(*_*)
今回人気の屋根材としてご紹介したガルバリウムも類に漏れず高騰しておりますが、円高の影響も重なり出口が見えない状況が依然として続いており、早めの対策が吉だと思われます。
屋根カバー工法の特徴やメリットとデメリットを照らし合わせた上で、あなたの家に合ったリフォームを選択しましょう。
街の屋根やさん水戸店はお客様のご希望に合った最適の屋根工事をご提案しております。
調査・お見積もりは無料ですので、ぜひお気軽にお問合せください٩(ˊᗜˋ*)و
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