ひたちなか市で落ち葉が雨樋に詰まって困っているとのご相談
更新日：2023年2月3日
ひたちなか市のお宅は築2年、雨樋が詰まるような年数ではありませんが、公園の木々の落ち葉が溜まってしまい、なにか策はないかと当店にご連絡をくださいました。
風が吹く度に大量の枯れ葉が飛ばされ、庭や雨樋に落ちて困っているという方は多いかと思います。
家を購入する際に、子供の成長によいと考えて公園の近くを選ばれると、樹木の種類や位置で後々このような悩みも出てくるのです。
実際に住んでみなければ、なかなか分からないことですよねσ(･´-･`*)
縦葺きの金属屋根に登り、雨樋の詰まり具合を確認します。
比較的傾斜が緩やかな屋根なので軒先まで行ったところ、目の前に公園が見えました。
調査をしている最中にも、飛ばされた枯れ葉がパラパラと降ってきました。
葉は基本的に地面に落ちますが、風の吹き方で一部が屋根に乗り、雨が降ると傾斜を伝って雨水と一緒に樋まで運んでしまうようです。
公園の落葉樹に面した北側の1階の軒樋と竪樋を結ぶ集水器には、色が異なる落ち葉が重なるように詰まっています。
こちらは反対側の南側の雨樋です。
まだ新しそうな枯れ葉ですが、北側同様に溜まっていました。
続いて2階の雨樋も見てみましょう。
1階ほどの被害は見られず、集水器に多少引っかかった落ち葉があるものの、詰まっている状況ではありません。
枯れ葉や泥などの詰まりは雨水の排水を妨げてしまいますので、定期的な除去や対策が必要ですが、費用面を考えるとどうしたらいいのでしょうか…？( -ˇ.ˇ-。)
※雨樋の詰まりや不具合はお家を傷める原因にもなります。早めに対処しましょう※
【対策1：定期的な清掃】
半年もしくは1年程度の間隔で、雨樋の清掃を行います。
腐葉土化する前に溜まった落ち葉やゴミを定期的に取り除き、詰まりを解消します。
【対策2：落ち葉除けネットの設置】
詰まりの原因となるものが入り込まないように、落ち葉除けネットを設置します。
落ち葉が多い地域にお住いの方にお勧めしている方法ですが、他にもボールやペットボトルなどの侵入も防止できます。
ひたちなか市の現場は角樋タイプで、落ち葉除けネットの材料も多少値が張ります。
個人的な意見ではありますが、落ち葉除けネットは有効的ではあるものの、このタイプの雨樋では費用対効果は今一つかもしれません…( ´ㅁ` ;)
落ち葉が溜まっている箇所は1階が中心ですので、幸い脚立でも対応できる高さです。
業者さんを呼んで清掃するか、落ち葉除けネットをつけるか？
最終的にはお客様のご判断になりますが、落ち葉が溜まっている場所や量を見る限り、費用をかけるのは少々もったいないような…というのが偽りのない見解です( ˊᵕˋ ; )
こんなことを言うと、当店の事務員さんにまた怒られてしまいますが、清掃の仕方をアドバイスした後、それでも必要ならばお声がけくださいとお伝えして、雨樋の調査を終了しました。
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