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茨城町で屋根工事後1年(他社施工)で雨漏り発生!無料調査依頼
更新日:2023年1月5日
茨城町のみなさん、こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
今回は、他社様で屋根葺き替え後、1年で雨漏りが発生した屋根の無料調査をお届けします。
屋根工事は、施工直後は見た目が同じであり、年が経たないと施工した職人の腕の良し悪しが分からない分野なんです。業者選びを誤ると、大変なことになります。
そこで、調査の様子を踏まえながら、腕や技術の違いをはじめ、施工会社選びのポイントについてお話しします。ごゆっくりご覧くださいm(_ _)m
茨城町にお住まいの依頼主様から、雨漏りに関する切実なご相談をいただき、無料調査にお伺いしました。
依頼主様によると、1年前に他社様でセメント瓦からガルバリウム鋼板への葺き替え工事を行ったそうです。
しかし!施工後たった1年で雨漏りが発生し、お困りの様子です。
その施工業者さんに手直ししてもらったが、「信用できないので調査とお見積りをお願いできませんか?」とのご依頼いただきました。
地上から屋根を見上げると、何か違和感がありますね。何が起こっているのでしょう?
屋根の形状は、切妻屋根をベースとした、棟に段がある棟違い屋根です。
単純なようで、実は棟違い屋根はちょっと複雑なため、雨をどのように雨樋に誘導するか?などの雨仕舞対策に気を配らなくてはならない難しさがあります><
傾斜を測定すると、平均的な4寸勾配です。
ガルバリウム鋼板が横葺きされていますが、横葺きする時は3寸以上が望ましいとされており、葺き方に特に問題はありません^^
屋根はこんな感じ・・・一般の方からすると問題なさそうに見えるかもしれませんが、プロは違います。
ん?重ね代が一直線に通っている??
横葺きの屋根材は、右から左までを一枚物で葺けないので、繋ぎ合わせる必要があります。
そして、その継ぎ目は、雨水が入らないように重ね代を設けてハメ込む嵌合式(かんごうしき)になってはいるものの、リスクは残るんです。
リスクの原因である継ぎ目を、一直線に集めている葺き方・・・通常ではありえません( *`ω´)
当店の職人全員に見せたが、そんな葺き方をやったことはない!そうです。実は私も初めて見ました。
上下も嵌合させるはずなので、これでは上下の嵌合も上手くはまらないはず・・・
屋根材の下地で特殊な雨仕舞対策でもしてあれば別ですが、雨漏りしているのはこの線が集まっている部分であり、対策が練ってあるとも思えません( ;∀;)
また、浮いている嵌合部もあり、とてもプロが行ったとは思えない仕事です。
以前は屋根材といえば瓦でした。その後コロニアルスレートが流行し、昨今は金属屋根材がシェアを急激に伸ばしているんです。
金属屋根は施工に際し技術を必要とするため、不慣れな職人さんが金属屋根に手を出している事例が多く、お粗末な施工がなされている現場もよく見かけます。
経験豊富で腕の確かな瓦職人さんでも、金属屋根に関しては板金職人さんには及びません。このブログをご覧の皆様も気を付けて下さいね。
街の屋根やさん水戸店では、金属屋根材を扱う場合、必ず建築板金職人が施工します٩( 'ω' )و
それでは、地上から見た時の違和感について答え合わせをしましょう^^
地上から見た屋根の写真を再度お見せします。
いったい、どこに問題が潜んでいるのでしょうか?
屋根に白い線が入っているのは、コーキングでした。
連絡を受けた施工会社さんが、雨漏りを止めるために、隙間という隙間をコーキングで塞いでいました。
確かに、雨を入れなければ・・・と思うかもしれませんが、これはNGです><
というのは、屋根材の内側に入った雨水の逃げ場がなくなるからなんです。逃げ場を失った雨水が、更なる雨漏りを招きます。
屋根工事は、止水対策が必要なものの、同時に滞留させることなく、地上に排水させる雨仕舞対策が必要不可欠なんです。
そして、屋根に登って気づいた点がもう一つあるんです。棟の端末部分へ、上から(脳天)からビスを打っていました。
1年前に打ったと思われるビスは早くも錆びており、棟板金からの漏水を遮断したかったのでしょう・・
これもダメ~( ;∀;)いや~困りました。
脳天から打ったビスの頭部から雨水が浸入して、雨水が天井裏まで入るんです。
脳天から打つ場合は、必ず上に何かを被せるなど防水措置をしなければなりません。
それでは今回のお住まいは、どのように施工すれば良かったのでしょうか?正しい施工法をご紹介します。
こちらは、当店で施工した現場の写真です。嵌合部をずらしながら葺いているのが分かると思います。
ちなみに、この方法を「千鳥葺き」といい、定尺金属板金の葺き方です。割り付けをしっかり理解している職人は、必ず継ぎ目をずらして施工します。
ケラバ板金は、横から雨水の吹込みを防止し、かつ屋根の端部分から入ってきた雨水を排水する役目があるんです。
ケラバ板金の上から屋根材を葺くので、端から入る雨水を流してくれます( ^ω^ )
屋根材を頂上の棟まで敷設して、棟には腐食しない樹脂製貫板を敷いて、棟板金の土台とします。
ちなみに、街の屋根やさん水戸店では、経年で腐食しない樹脂製が標準です^^
貫板と屋根材のわずかな隙間にも、コーキングを打っておくと、より防水性が高くなります。
さらに、棟板金の継ぎ目には、重ね代をしっかり設けてコーキングを充填して雨水の浸入を遮断します。
棟板金を固定するために、側面からステンレスビスを打ちます。横から打つと、ビスを通して雨水が入りません。また、ビスは錆びることのないステンレス製です(๑>◡<๑)
良心的な屋根工事店であれば、当たり前のことです。今回の現場は少し残念な施工でした。
これまでお話しした箇所以外にも、当店の基準に合わない部分が多々ありました。無料調査を終えて、葺き替えが妥当と判断しました。
このように葺かれてしまった以上、解決策は、屋根を撤去して葺き替える方法です。依頼主様によると、この判断はもう一社さんも同一見解とのことでした。
屋根業者は数あれど、見積り金額だけで分からないのが職人さんの技術力です。
屋根工事は費用がかかります。せっかくの予算を無駄にしないためにも、屋根業者の選択は慎重にしましょう^^
今回の、他社様で屋根葺き替え後1年で雨漏りが発生した屋根の無料調査はいかがでしたか。
施工会社選びを間違えると、トンデモないことになることが分かりました。まとめとして、屋根業者選びのポイントをご紹介します。
街の屋根やさん水戸店では、無料調査だけでなく見積りのご依頼も承り中です。
もちろん、見積りを比較し上で他社様にご依頼されても大丈夫ですよ〜
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