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ひたちなか市で倉庫の大波石綿スレート屋根に穴が開いたとの相談
更新日:2022年12月6日
ひたちなか市のみなさん、こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
今回は、倉庫屋根の大波石綿スレートに穴が空いたご相談です。
工場や倉庫屋根と聞くと何か大掛かりで大変そうと思われがちですが、実は、「今後の使用計画を踏まえながら、ランニングコストを低減する」という点では、一般住宅と考え方は同じなんです。
無料調査の結果を踏まえて、どのようなお見積りをご提案したのかに注目して、ぜひご覧くださいね(^ ^)/
お施主様より、倉庫屋根の穴あきについてご相談いただき、無料調査に早速お伺いしました。
こちらは、今回ご連絡をいただいたひたちなか市の現場で、大波の石綿スレートを使用した倉庫屋根です。
固定方法は、下地鉄骨へのフックボルト留めです。
石綿スレートは、耐久性の高い屋根材ですが、経年した石綿スレートは厄介な面もあります。
ご相談いただいた修繕箇所は、2か所の穴あき破損です( ; ; )
こちらは、一か所目の建屋の端部分の穴あき部分であり、下からでもはっきりと大きな穴が確認できました。
棟部にも破損があり、光がもれていました。
お施主様は、どのようなメンテナンスをするのが最善かをご相談です。
部分的な張り替えや修理が可能な屋根ですが、本当にそれが最善でしょうか?ちなみに、築30年以上が経過しています。
下地鉄骨の間隔を計測
フックボルトの間隔を計測
流れ方向の下地鉄骨は、700㎜ピッチで組まれていました。また、フックボルトは400㎜ピッチで使用されています。
古い石綿スレートは、屋根の上を歩く際に、下地鉄骨の上を歩かないと踏み抜けて大事故につながるんです><
このような屋根の場合、無料調査では安全のために登れません。今回は、軒先まで梯子を架けて状態を把握して、高所カメラで撮影した画像を元に判断していきます。
波の間隔を計測
屋根の勾配を計測
山から山の寸法が130㎜なので大波スレートです。また、築後30年経過した倉庫屋根なので、石綿を含有している石綿スレートです。
なお、勾配は2寸半でした。
参考までに、大波スレートと小波スレートを解説しておきますね^^
1山(波の幅・ピッチ)が130mmで、波の高さが38mmの波型スレートを、大波スレートと呼んでいます。工場屋根や倉庫屋根、および外壁に使用されています。
1山(波の幅・ピッチ)が63.5mmで、波の高さが18mmの波型スレートを、小波スレートと呼んでいます。主に外壁に使用されていますが、たまに古い建物で屋根材として使用されていることも・・・
フックボルトも石綿スレートそのものも劣化していました
石綿スレートを固定するフックボルトは、表面の錆びつきが激しく、ボルト自体も痩せてしまっています。
フックボルト部は、雨漏りリスクの高い部分なんです。フックボルト全部を交換することも出来ますが、石綿スレートの劣化状態を確認する限り、それが最善だとは思えませんでした。
ちなみに、少しだけ乗ってみましたが、乗るだけでもパキパキ音がなる状態で、屋根に上がるのはとても危険な状態でした( ; ; )
無料調査を終えて、①部分張り替えを行う方法、②金属屋根材で全体を覆うカバー工事の、2通りのお見積りをご提案しました。
「①部分張り替えを行う方法」は、部分的に張り替えても、石綿スレートの状態を見る限り、再び同様の症状が他の部分に発生します。
もちろん一時的な出費は抑えられます。しかしながら、穴あきや雨漏りとイタチごっことなり、かつ複数回重なればそれなりに費用も嵩みます(//∇//)
全ての状況を鑑みると、屋根カバー工事が最善だと判断しました。
石綿スレートを全て撤去した上で、新しい屋根材に葺き替える方法もあります。
しかし、石綿含有スレートは、撤去費用や処分費用がとても高額なんです。今回の屋根は、実計測で157㎡程度と、平均的な屋根の1.5倍の面積がありました。
カバー工法は、石綿スレートの撤去費用・処分費用を軽減できるので、今回の倉庫屋根には最適な方法です。
工場や倉庫屋根のメンテナンスについて適切にアドバイス
工場や倉庫屋根のメンテナンスにお悩みの方が、多いのではないでしょうか。
工場や倉庫屋根は、経過年数・屋根の状態・費用をトータルで勘案したうえで、最善策を模索することが大切です。
安価な一時的な修繕であっても、複数回重なればトータルで費用は膨らみます。しかも、費用をかけても部分的な修理にしかなりません><
現状の対処も大切ですが、「今後どのように使いたいか?」によって最適なメンテナンス方法を判断するにこしたことはございません。ランニングコストを軽減する方策を一緒に考えましょう( ^ω^ )
今回の、倉庫屋根で行った大波石綿スレートの穴開き無料調査はいかがでしたか?
部分修繕で済まして穴開きとイタチごっこをするのか、それとも思い切ってカバー工事で抜本的な対策を行うのか、判断が分かれるところですね。
大切なのは、この建物をこの先どのくらい使うかなんです。
できれば、しっかり将来を見据えた上で最適な方法でメンテナンスしたいものです。
街の屋根やさん水戸店では、工場や倉庫屋根に使用されている屋根材や現在の状態、そして将来計画を踏まえながら、最良のメンテナンス方法をご一緒に考えています。まずはお気軽に無料調査をご活用ください٩( 'ω' )ง
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