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ひたちなか市で表面層剥離が激しい化粧スレートに粘着式防水紙を施工
更新日:2022年12月1日
ひたちなか市のみなさん、こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
今回は、スレート屋根のカバー工法のある工程にスポットライトを当ててお話しします。
そのスポットライトを当てた部分とは、表面層剥離した化粧スレートに、粘着式防水紙を貼り付ける工程です。
「洗浄して防水紙を設置して屋根カバーしておしまい」みたいな説明が多い中、あえて粘着式防水紙について少し詳しくお届けします。ちょっとマニアックになりますが、ゆっくりご覧くださいね^^
今では、スレート屋根のカバー工法は一般的になりつつあるものの、特に表面層剥離など劣化の激しい化粧スレートは細心の注意が必要なんです。まず、「劣化の激しい」とはどういう状態か見ていきましょう。
表面層剥離が激しい化粧スレート屋根の施工は、工事というより屋根材との勝負です。
ちなみに、使用している屋根材はニチハ社製のパミールで、今年も沢山の現場でカバー工事を手がけてきた屋根材です٩( 'ω' )و
この屋根材の特徴は、築後10年近くになると表面層剥離が生じ始め、経年により剥離が進行するんです><
塗装修繕ができない屋根材なので、今回の現場のようにカバー工事を行う場合が多いんですよ〜
ただ、カバー工事を行う際には、ただ施工するのではなく、下処理が大切になります。
また今回の現場では表面層剥離したミルフィーユ状の断層部分に、さらにカビやコケが生えていました( ; ; )
力加減を必要とする表面層剥離したスレート屋根の下処理工程
表面層剥離したスレート屋根を、いつものような調子で施工する訳にはいきません。力加減をしながら下処理を行います。
スクレーパーという道具で、屋根材の重ね目に発生しているコケや藻を除去します。
当店が採用している粘着式防水紙を設置する場合、このままカバーしてしまうのは心許ないので、清掃を実施してから屋根カバー工事を着手しているんです^^
塗装時に使用する業務用の高圧洗浄機を使用すると、表面層剥離したスレート屋根があっというまにボロボロに砕けてしまいます(//∇//)
デッキブラシで擦って、水圧を落とした水で洗い流す、大変な作業の繰り返しです。
2名で作業して、約2時間かかりました。
こちらは作業後の状態です。コケや藻をすっかり綺麗に落とすことができました♪
今日はこの洗浄作業のみを行い、乾燥時間を設けて明日から防水紙の貼り付け作業に入ります。
防水紙(ルーフィング)設置作業は、突起物を取り外し、防水紙の貼り付けの順に施工します。
スレート屋根の突起物は、棟板金・貫板(ぬきいた)のほか雪止めがあります。
こちらは、棟板金の撤去作業の様子です。
棟板金を支えている木製貫板に、漏水痕が確認できました。
室内に雨漏りはしていないものの、貫板の腐食がさらに進行すると、留め具抜けや板金の浮き・飛散に繋がる恐れがあるので要注意なんです。
できれば、築後10年~15年で屋根点検をおすすめしています^^
既存の化粧スレート屋根の下にも、もちろん防水紙が敷設されています。カバー工法は更に防水紙を敷くため、より雨漏りに強くなるんです(^ ^)
街の屋根やさん水戸店では、屋根カバー工事には、粘着式防水紙を採用しています。
表面層剥離や破損している屋根材にタッカー留めは、屋根材のさらなる破損や固定力も弱くなるなどの問題があるんです。
施工手順は、裏面紙(剥離紙)を剥がしながら、既存の屋根材に密着させていきます。
ある程度防水紙を貼った段階で、軒先の唐草施工に入ります。
こちらは、屋根の上で寸法を測りながら、軒先唐草に切れ込み加工を行っているところです。
なぜ加工が必要なのかというと、支持金具が内吊りタイプの雨樋だからなんです。唐草と支持金具が干渉しないように加工したので、綺麗に収まりました(๑>◡<๑)
工事の様子は、ここで一旦終わりにします。続きは、またお届けしますね^^
防水紙の設置と設置前の丁寧な下処理作業、いずれもカバー工法施工後には見えない部分です。見えないからこそ手を抜かない、あるいはこのように堂々とお見せできる、信頼度の高い屋根業者選びが大切ですよ〜
今回の、表面層剥離が激しい化粧スレートに、粘着式防水紙を貼り付ける工程はいかがでしたか?
ただ施工するのではなく、表面層剥離などスレート屋根の劣化の程度を勘案しながら、慎重に下処理を行っていました。また、粘着式防水紙と屋根のプロならではの材料選びも・・・
街の屋根やさん水戸店は、数多くの屋根を修繕してきた経験をベースに、屋根の経年や劣化状態に合わせた最適な方法をご提案しています。
「見えないところも手を抜かない」真面目な職人さんの技をぜひ体感ください( ^ω^ )
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