ホーム > 水戸市で天窓のガラスがヒビ割れているとの相談!撤去をご希望

水戸市で天窓のガラスがヒビ割れているとの相談!撤去をご希望
更新日:2022年10月1日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
本日は水戸市内のお客様宅で行いました、天窓の調査の模様をお届けいたします。
お住まいの窓にはさまざまな種類がありますが、採光性・通気性のいい窓として挙げられるのが天窓や高窓です。
天窓は、トップライトやスカイライト、ルーフ窓とも呼ばれます。
昼は天井からの暖かい光を部屋いっぱいに取り込み、夜は星空を眺めたり、月明かりを感じられる天窓。
一方で高い位置にあるため、掃除や修理などのお手入れが少々厄介なことも・・・(^^;)
今回は「天窓のガラスがヒビ割れている」とのご相談を受け、早速調査に伺いました。
網入りガラスにヒビが入っていることにお施主様が気付いたのは今年に入ってからで、そこから徐々に亀裂が広がってきているとのこと(゚o゚;
天窓のヒビ割れは結構なご住宅で発生していますが、原因として考えられるのは、太陽熱による熱割れ・飛来物の衝突によるもの・経年劣化などさまざまです。
(天窓の耐久年数は約25~30年と言われていますが、こちらのお住まいは築15年ですので、経年劣化にはあたらないのかなあと・・・)
近付いてよ~く見ると割れているのがわかりますね。
当店の前に相談を受けた業者さんが、ガラスが割れ落ちないように格子状にテープを貼っておいてくれました。
こちらのお住まいを建築した住宅メーカーさんは既に組織自体がなく、お施主様がご自身でインターネットで調べられて依頼したという某屋根業者さんです。
初訪問は早かったものの、直してくれると言ったきり半年が経過。連絡するとコロナだから行けないとのこと。
該当店のホームページを見る限り、普通に営業していますけれど・・・??(; ◉∆◉)
なんだかな~、面倒くさかったのでしょうか・・・?同業者として寂しい限りです(´;︵;`)
次は実際に屋根に登って調査を開始します。
水戸市のお住まいの屋根はブラックの釉薬瓦です。
釉薬を使用した瓦表面はガラス質でツルツルしており、屋根の傾斜も5寸勾配とかなりの急斜面なので慎重に登ります。
作業させて頂く場合は足場を設置する状況ですが、さすがに無料調査時で仮設足場は組めません(^^;)
2連梯子を軒先に架けて登りました。
天窓は2箇所に取り付けられていました。
ヒビが入ったのは洋室の1箇所で、もう1箇所は階段の踊り場に採光する天窓です。
こちらが問題の天窓です。
『ガラスが割れていたらガラスを交換すれば良いんじゃないの?』とサッシなどのガラス交換をイメージしますが・・・
実は、天窓のガラス交換はそう単純ではないのです。
住宅のほぼ真上に設置する天窓は、雨漏りの原因となりやすい部分です。
交換には枠組みを外し、ガラスと併用して枠周りのゴムパッキン、防水用のテープ・シート、固定用のビスなど、副資材の交換も必要です。
また、5寸勾配のツルツル滑る釉薬瓦屋根では、足場の架設も必要となり 一枚のガラス交換だけでも費用が嵩んでしまいます(@_@。
最盛期には10社ほど存在した天窓メーカーさんですが、市場規模の縮小に伴い撤退が相次ぎ、現在では日本ベルックスさんとリクシルさんの2社だけとなってしまいました。
いざ、交換しようとしても会社が存在しない・・・(゚Д゚≡゚Д゚)?
使用部材は手に入るのか?代替品はあるか?等も問題なんです(*_*)
実は屋根に登る前に、お施主様から『天窓を撤去できないか?』と相談を受けていました。
天窓はメンテナンスがしづらい箇所で雨漏りリスクもあるので、撤去を希望されるお客様も最近は多いのです。
しかし、天窓は光を居住内に採り入れられる便利なものでもあります。
普段から意識せずに得られていた光が届かなくなると、暮らしの快適さも想像以上に変わります。
おうち時間が見直されている昨今において、室内環境が豊かであることはとても大事です。
天窓を完全に撤去して、穴が開いたところに屋根下地を作り、上から新しい屋根を作ることはできますが、こちら側の天窓は無理に行う必要はないと思います(*^_^*)
階段踊り場の天窓は、ガラスの割れはありませんがパッキン部分に劣化が見られました。
パッキンはゴム製のため、紫外線を浴び続けることで劣化しボロボロと取れてしまいます。
劣化したパッキン部分は天窓からの雨漏り箇所No.1ですので 工事の際には窓枠のコーキング打設も行った方が良いでしょう。
お施主様にその旨ご報告し、調査終了です。
状況をお客様にご報告し、いよいよメンテナンス方法の検討に入ります╰(‘ω’ )╯三
洋室用のヒビ割れている天窓は、撤去をご希望です!
その他、階段踊り場の天窓コーキング、玄関面以外の雪止め(落雪防止用に屋根に設置する金具)の後付け施工もご相談されました。
天窓の撤去とはどのような施工なのか、他現場の施工の様子から手順を簡単にご紹介します。
天窓周りの屋根材を一時撤去します。
次に、天窓ガラスを枠ごと撤去し、屋根全体を平にします。
構造用合板を張り、屋根床材を形成します。
防水シート(ルーフィング)と瓦桟を設置します。
同種の屋根材を用意して施工します。
同屋根材が無い場合は代替品を探します。
天窓の面影は全くありませんね。
続いて室内から天窓部分を塞ぎます。
お家の天井によって様々ですが、多くは石膏ボードなどを穴の大きさに合わせて切って取り付け、化粧ベニヤなどを使用して全面のクロス工事を行います。
室内側をどのようにするかは、ご予算等を含めお施主様と別途ご相談です!
近隣からの視線を気にすることなく自然光を得ることができる天窓には、暮らしの中でたくさんのメリットがあります。
しかし雨漏りリスクが高まり、ヒビ割れが起こった天窓は、交換だけでなく撤去して塞ぐことも選択肢のひとつであると覚えておくと良いかもしれません。
天窓を塞ぐとどうなるかを実際にシミュレーションし、塞ぐ費用と交換費用とを細かく比較・検討していくことをおすすめいたします。
街の屋根やさん水戸店では、天窓のメンテナンスも行っております。
古くなった天窓に不安やお困りのことがございましたら、私たちに是非おまかせください!
まずはお問い合わせ、あるいは無料調査をご依頼くださいね~o(*^▽^*)o
関連記事➤茨城県全域!屋根調査・お見積りまで無料で承ります(無料点検内容)
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-mito@efc-fy.co.jp
株式会社イーエフシー
〒310-0805
茨城県水戸市中央2丁目10番26号カーサモンテ3F
茨城県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail yane@okanokougyou.co.jp
株式会社岡野工業
〒300-0332
茨城県稲敷郡阿見町中央1丁目4-8 102号
電話 0120-989-742
E-Mail yane@kasumibisou.com
株式会社霞美装
〒300-0013
茨城県土浦市神立町682−20


街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。