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石岡市で屋根カバー工事着手!こだわりの防水紙や捨て谷で防水性強化
更新日:2022年9月24日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
本日は、
屋根カバー工事が始まった石岡市の現場からのご報告です。
「2階の棟板金の浮いている」と飛び込み業者さんから指摘があり、心配になったお客様が当店へご相談下さいました。
調査を行ったところ棟板金を支える貫板の交換が必要と分かり、足場を架ける工事となるため今回は屋根カバーも同時に施工することとなりました。
現場調査の模様➤
石岡市で屋根板金浮きを飛び込み業者から指摘されたとのご相談
屋根カバーとは、既存の屋根を撤去せずにそのまま残し、新しい屋根を載せて覆う工事方法です。
重量の軽減を考慮し、当店では軽い金属屋根材をお勧めしています。
【屋根カバーのメリット】
①解体工事費と廃材処分費がかからないため、費用が節約できる
②塗装や葺き替えよりも工期が短い
③工事中も普段と変わらない生活ができる(解体するのは棟や雪止め等)
④環境への負荷が少なく地球に優しい
石岡市のお宅は築23年、現在のコロニアル屋根にカバー工事を行います。
架設した足場より資材等の荷揚げを済ませ、いよいよ施工スタートです(ˊᗜˋ*)/
屋根カバー工事は今の屋根の上に新しい屋根を重ねるため、できるだけ凹凸をなくし平坦な状態にしなければなりません。
最初に屋根の頂点部分の棟板金を撤去します。
棟板金の下の貫板(ぬきいた)が露わになりました。
漏水した痕跡が認められ、わずかながらも雨水が侵入していたようです(>_<。)
土台となる貫板の傷みが、棟板金の不具合を引き起こした原因でしょう。
貫板はスレート屋根の棟板金を固定するために設置されますが、以前は木製のものが大半でした。
今回の工事では丈夫で腐食しにくい樹脂製貫板と交換しますので、木製貫板も綺麗に取り外します。
棟の撤去の後は、防水紙(ルーフィング)の施工に入ります。
新しい屋根材で葺く前に、しっかりと二次防水機能を強化する必要がありますので、フラットに整えられたコロニアル屋根の全面に新しい防水紙を取り付けます。
使用するのは田島ルーフィングさんの「遅延粘着型防水紙タディスセルフ」です。
遅延粘着型?あまり見慣れない言葉かもしれませんが、貼り付けたすぐ後に貼り直しができる優れものなんです。
数時間後には下地の屋根に強固に密着しますが、貼った直後は簡単に剥がせるので修正や微調整が可能で、屋根職人にとってもとても扱いやすい防水紙です୧( ˃◡˂ )୨
重ね代としてあらかじめ10cmに設けられたラインに沿って、防水紙を重ねて貼っていきます。
隅棟(軒先方向に向かって伸びる棟)部など、屋根面同士が接合する箇所は特に雨漏りのリスクが高いため、あちらから折り返し↔こちらからも折り返し、二重三重に手をかけて入念に敷き込みました。
現場の屋根は雨漏りは発生していませんが、
20年超の耐久性を持つ高性能の防水紙により風雨に強い屋根になるでしょう!
関連記事➤
雨漏りの最後の砦!防水紙(ルーフィング)を詳しく解説
防水紙の次は軒先唐草の取り付けです。
「軒先唐草(のきさきからくさ)」とは、軒先の先端に設置される水切り用の板金で、屋根から軒先に流れ落ちる雨水を雨樋に誘導する役割を持っています。
建物を雨水から守るためには欠かせないパーツなんですよ(*'^'*)」
軒先唐草のみを単体で交換することはできませんので、今回のようなカバー工事や葺き替え工事と同時に行いましょう。
軒先唐草をステンレスビスで固定した後は、ビスの頭にコーキング材を充填しました。
ビスのほんのわずかな隙間も見逃さない!
細部に渡り万全な雨水対策を施すのが当店流の屋根工事なんです。
樹脂製垂木と捨て谷板金設置
隅棟の棟板金の下地が完成
防水紙の施工の前に撤去した貫板を新たに取り付けます。
樹脂製貫板を2本配し、その両外側には捨て谷を設けます。
「捨て谷(すてだに)」とは、屋根の表面からは見えないように作られ、集まった雨水を外に流すように加工された部分を言います。
多くは板金で設えられ、仮に屋根材の下に雨水が廻っても、外部に排出できるような仕組みになっていますので、こちらも雨漏り対策は万全です(*'-')ゞ
時間を費やして下地をしっかりと作り直し、これでようやく新しい屋根材を葺くことができます。
金属屋根施工途中の隅棟①
捨て谷に設置された金属屋根
金属屋根施工途中の隅棟②
屋根の最上部の三つ又部分
今回は新しい屋根材でカバーするまでの下地作りの過程をお届けしました。
いつも目にする屋根材はもちろん大切ですが、実はその下に施す二次防水対策はさらに重要です。
屋根を葺いた後は完全に隠れてしまう部分なので、お客様が工事の過程を生で見ることは難しいと思います。
見られても見られなくても、建材の選定から施工方法まで妥協しないのが、信頼できる屋根工事店の証ではないでしょうか…?
この屋根カバー工事の続きは近日中にご報告しますので、またお付き合いくださいね!
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