ホーム > 常陸太田市でトイレの天井への雨漏り!谷板金に穴が開いていまし…

常陸太田市でトイレの天井への雨漏り!谷板金に穴が開いていました
更新日:2022年9月1日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
常陸太田市にお住いのお客様より、トイレの雨漏りについてご相談をいただきました。
以前から2階のトイレで雨漏りが発生していたそうですが、先日の強雨時に柱を伝い、とうとう1階の天井にもポツポツと水滴が垂れてきたそうです(>_<。)
早速お宅へ伺い、雨漏りの現場となっているトイレの調査を行いました。
2階のトイレは雨が降る度に水漏れが起こり、天井のクロスが傷んで剥がれかかっていました。
どこから雨水が廻ってきているのでしょうか?
お客様にご了承いただき、まずトイレの天井裏を確認することにしました。
天井点検口から見た2階の天井裏の様子です。
住宅の躯体(建築構造を支える骨組み)は、1階から2階まで1本の柱が通され、雨漏りの発生箇所によっては、その通し柱を伝い雨水が廻ってしまう場合があります。
屋根裏の雨漏り状況を確認したかったのですが、点検口が離れている上に開口部が非常に狭く、残念ながらトイレの真上までたどり着くことができませんでした(´๐_๐)
天井裏を目視できなかったため、今度は外へ回り瓦屋根の状態を調査します。
一通り屋根を見た後、雨漏りが起こっているトイレの場所から考え、「この谷板金が怪しい…なにか原因があるのでは?」と、詳しく調査を進めることにしました٩(`・ω・´)و
屋根の板金は棟以外にも様々な部位に用いられていますが、谷板金や谷樋と呼ばれるところもその一部です。
屋根材同士が接合する場所に設置される谷板金は、屋根の上の雨樋のような機能を持ち、雨水を集めて流す重要な役割を担っています。
奥まった位置にあるので普段はなかなか目に付きにくく、いつの間にか不具合を起こしているといったケースも多く、雨漏りのリスクが高い場所の一つです。
今回の現場の谷板金は銅板製です。
以前は和瓦と銅製の雨樋の組み合わせが多く、今回の谷板金も銅板で作られました。
しかし、年数が経過した雨樋や谷板金は、劣化による穴あきが発生したことが原因と思われる雨漏りが、最近は多々見られるようになりました。
こちらのお宅の谷板金にも、数箇所で穴があいていました(@_@;)
ただし、谷板金に穴があいたとしても即雨漏りには繋がりません。
屋根は通常「野地板→防水紙→屋根材」の順で葺かれています。
侵入してきた雨水が染み込まないよう、屋根材の下全面に敷かれているのが防水紙(ルーフィング)です。
この防水紙が健全な状態であれば、仮に上の屋根材がなくなったとしても雨水が内部に侵入することはありません。
天井から雨漏りが起こっている時は、防水紙の不具合によるものが大半なのです。
劣化が進んだ谷板金は、どのように直したらいいのでしょうか?
傷んだ板金のみを取り換えればいいと考えがちですが、実はかなり大変な作業になります(;´-_-` )
交換する際には、まず谷板金と緩衝している周囲の瓦を取り外さなければなりません。
特に棟瓦は一時的な撤去や脱着が必要となり、見かけ以上に手間と費用がかかる工事です。
※瓦屋根以外の屋根は面単位で屋根材を剥がすため、谷板金の両隣の2面分を取り外す必要があります※
谷板金の下の古い防水紙も敷設し直し、雨漏り対策を万全に施します。
現在の谷板金にはガルバリウム鋼板が多く使用されていますが、錆に強く耐久性が高いステンレス製もお勧めしています。
せっかく屋根に登らせていただいたので他にもいろいろ点検したところ、棟に不具合を見つけました。
大棟と隅棟(軒先方向に伸びている棟)の取り合い部の漆喰が完全に剥がれています(゚д゚; )
反対側の隅棟の漆喰も塊ごと剥離し、今にも屋根から滑り落ちそうな状態です。
棟瓦の漆喰も経年劣化により、土台となる内部の葺き土も所々で流出していました。
漆喰は15年程度でのメンテンスが理想です。
こちらの常陸太田市のお宅は築25年が経過していますので、できれば谷板金の交換と傷んだ漆喰の補修を同時に済ませることがベストだと思われました。
瓦職人が入るタイミングで一緒に工事を行うと、別々に着手するよりも費用が抑えられます。
その点も併せ、お客様に画像お見せしながら屋根の症状をお伝えしました。
現場調査に伺った3日後に見積書をご提出する約束をしましたが、2日後に雨が降るとの予報…!
予定を繰り上げて急いでお見積もりを作り、翌日にお宅へ再訪問。
その際に谷板金の穴があいた箇所をアルミテープで緊急補修し、漆喰が弱った棟の緩衝部はブルーシートで覆い応急処置を施しました。
作業中にご施主様は見積書に目を通して下さり、注文書にもサインをいただきました(*ᴗˬᴗ)⁾⁾
※緊急補修で雨漏りは止まったと、お客様はとても喜んでおられました^ ^※
今回はトイレの天井の雨漏りから始まり、銅製の谷板金の穴あき、そして普段お客様が気が付かれることが難しい棟の漆喰の不具合も確認することができました。
工事は9月中には完了する予定を立てていますが、秋の長雨や台風等、9月はなにかと降雨に悩まされる季節です。
雨漏りの心配のない安心した暮らしをお客様に早くご提供できるよう、うまくスケージュールを組みたいと思います
(⁎ᵕᴗᵕ⁎)「家の中で雨漏りがしているんだけど…」「どこを直したらいいの?費用は?」雨漏りの調査や補修費用についてお悩みの方は、まず街の屋根やさん水戸店の無料点検をご活用ください!
関連記事➤
茨城県全域!屋根調査・お見積りまで無料で承ります(無料点検内容)
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-mito@efc-fy.co.jp
株式会社イーエフシー
〒310-0805
茨城県水戸市中央2丁目10番26号カーサモンテ3F
茨城県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail yane@okanokougyou.co.jp
株式会社岡野工業
〒300-0332
茨城県稲敷郡阿見町中央1丁目4-8 102号
電話 0120-989-742
E-Mail yane@kasumibisou.com
株式会社霞美装
〒300-0013
茨城県土浦市神立町682−20


街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。