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東海村で雨漏り修繕相談！屋根裏や屋根上から原因を追究しました
更新日：2022年8月21日
茨城県の皆様こんにちは。街の屋根やさん水戸です。
最近は、暑かったり涼しかったり、かと思えば豪雨などもあり、落ち着かない天気が続いていますが、これから訪れるだろう台風シーズンに向けて、皆様の屋根は健康な状態でしょうか？
さて今回は、
『屋根からの雨漏りしているようです』と、東海村のお客様からのご相談です。
まずは、症状の確認と雨漏り修繕見積内容を検討するため、現場の確認をさせていただきました。
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先日、奥様がお部屋を清掃する際に、フッと天井を見上げると染みができていたそうです。
在室中に、雨音や屋根から異音を感じれば天井を見上げると思いますが、意外と気づかない間に天井染みができているのも雨漏りの特徴です。
室内天井の状態は確認できたので、次は染みの原因が本当に雨漏りによる物なのか？
を検証していきたいと思います(^o^)丿
点検口から屋根裏を確認すると、雨漏りは広範囲に起こっており、部分的に屋根の床材である野地板（のじいた）が黒ずんでいました。
この部分は、屋根の部位で言うと、隅棟（すみむね）部で、屋根面と屋根面を継ぎ目部分です。
雨漏りの原因は、往々にして屋根の継ぎ目や緩衝部位！
では、実際の屋根では、どんな不具合が起こっているのか？？次は屋根に登って検証します。
屋根材は、基材がセメント成分の化粧スレート（コロニアルとも呼ぶ）です。
この屋根材の基本的なメンテナンス法は、定期的な屋根塗装ですが、東海村の現場屋根は経年によって塗膜が剥離し、湿気を含んだ屋根材には無数のカビも発生していました(>_<)
カビや藻は湿気を好んで生息するため、健康な化粧スレート屋根にここまで発生する事はありません。
屋根材の状況は、雨漏りの有無にかかわらず、屋根のメンテナンス時期に来ています。
また、斜めに降る隅棟には、棟の内部から水が流れ出たような跡が色濃く残っています。
この跡は、雨漏りしていた以外の隅棟でも発生していました(>_<)
※棟板金の下地貫板、イメージ画像※
おそらくは、棟板金の下地である貫板（木製）にも、雨水は浸水してる状態。
雨水の浸水を妨げる部位である棟に、雨水が入ってしまっているのは異常事態です( ;∀;)
但し、棟板金に浸水しているだけでは、即、室内の雨漏りは繋がりません！それはなぜか！？
屋根材の下には、二次防水として防水紙（ルーフィング）が敷設されています。（棟部も同様）
したがって、今回の東海村での室内への雨漏り発生は、防水紙にも異常がある事になってしまい、棟板金を下地から交換しただけでは根本的な解決にはならない！と言う答えになってしまいます(>_<）。。
化粧スレート材の厚みは4.5㎜～6.5㎜幅が多く、重ねて葺くために棟には僅かな隙間が生じます。
そして、台風や横風を伴う降雨時にそのわずかな隙間から浸水するケースが実は多々あり、棟板金の熱伸縮によって留め具浮きが同時に発生すると、更に隙間が大きくなる悪循環に陥ります( ;∀;)
今回の東海村の屋根は、浸水口は隅棟ですが、隅棟を修理しただけでは根本的な雨漏り改善にならず、二次防水機能である防水紙からの修繕が必要な状態です。
化粧スレート屋根の耐用年数は20年～30年です。（今回の現場は、築28年）
屋根の防水紙から手を入れられる、屋根葺き替えや屋根カバー工事が必要な状態でした。
お客様に調査結果をお伝えし、善作である屋根葺き替えと屋根カバー工事の2種類でお見積りします。
（▶
屋根葺き替え工事とは ▶
屋根カバー工事とは）
屋根からの雨漏りは、
築後20年以内であれば部分修理や軽微修理で済む事が多く20年以上経過している屋根は、状態によっては屋根全体のメンテナンスを検討する事も必要です。
今は8月で、これからが本格的な台風シーズン！室内への雨漏りは、早期発見！早期対策が必要です。
雨漏り改善工事は、
相談⇒調査⇒見積り⇒お客様検討⇒お申込み⇒工事スケジュール調整の流れがあり
ご相談からお申込みまでは約3週間が平均で、工事着工までは更に3週間前後頂くのが屋根修繕工事です。9月～12月は、どこの屋根業者も繁忙期に入ってくるのが、毎年の流れとなります。
屋根の不具合や雨漏りでお悩みの方は、時間的要素も鑑みて、早め早めに対策してみて下さいね(^^♪
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