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石岡市で屋根板金浮きを飛び込み業者から指摘されたとのご相談
更新日:2022年8月10日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
本日は石岡市で行った屋根調査についてお届けいたします。
「屋根の棟板金が浮いているので危ない。台風等で飛んでしまうと雨漏りに繫がってしまう」
ある日飛び込みで訪問してきた屋根業者?さんにこう指摘を受けたお客様。
心配になり街の屋根やさん水戸店へご相談くださいました。
実は、飛び込み業者さんからの訪問を受けて心配になり、当店にご相談いただくお客様はとっても多いのです!
屋根調査の模様をお伝えする前に、少しだけそういったケースについてお話しようと思います(o^皿^o)b
突然訪問してきてお住まいの屋根の不具合を訴える飛び込み業者さん、結構いらっしゃいます。
当店も、現場の屋根で作業中に隣接した住宅の屋根が目に入り、深刻な問題がある場合はお声がけすることもあるので何とも言えませんが・・・
『近所で工事しているんですが、気になったのでお声がけしました』←断った後近所を確認したが、工事をしている形跡はないかな~(^^;)
『現場に行く途中で、屋根の不具合が見え、親方に言ってきてやれ!と言われたので来ました』と訪問してきたり・・・
などは茨城県内でも良くあるケース(>_<)
もちろん業者さんの全てがそうというわけではないのですが、中には残念ながらアレ?という場合も。
屋根を直すのに見積もりを取ったら、かなり高かった・・・というのが実際多いですかね(^_^;)
いきなり屋根の不具合を指摘されたらかなり不安に思うこともあるでしょう。でもまずは落ち着いてください。
ん?と思ったら、当店にご相談くださいね^^
早速石岡市の現場に赴き調査を行いました(*•ᴗ•*)و
軒先まで二連梯子を伸ばし、屋根を目指して登っていきます。
使用しているのは長谷川工業さんのハードルラダー梯子です!
もとは雪屋根昇降用の梯子ですが、梯子上部を積雪でも横ズレさせない安定器装備により、雨樋が変形しないように架けることができますd(^^*)
石岡市の現場の屋根はコロニアル屋根材です。
勾配計で計った屋根の傾斜は、少し急な5寸勾配(約26.5°)でした。
飛び込み業者さんに指摘された「棟板金(むねばんきん)」。
見てみると確かに浮いているのがわかります。
まんざらデタラメでもないようです(^^;)
計測してみたところ、3㎝程度の浮きがありました。
棟板金を固定した釘が飛び出してしている、「釘浮き」と呼ばれる状態です
全体的にあちらこちらで釘浮きが見られます
棟板金は屋根の頂点に設置されているものです。
雨風や紫外線に晒され続ける棟板金は伸縮を起こしやすく、経年劣化により浮きが発生してしまうことが多いのです。
棟板金が浮いてしまうことで棟板金を固定している釘の固定力が低くなり、更に隙間があいていきます(´;︵;`)
隙間から雨水が侵入して、貫板が濡れ、劣化や雨漏りに繋がってしまうこともあるので注意が必要です。
一般的に、棟板金は15年~20年で棟木からの交換が理想とされています。
雨が染み込んだ棟木は15年程で腐ってくるため、被さった棟板金もろとも飛散する危険性があるからです。
この部分は、主棟と降り棟の三方をつなぐ三つ又板金部です。
固定のための釘は本来横から打つのものですが・・・真上から打たれていますΣ(゚д゚;)
(脳天打ちと呼びます)
棟板金は上から降ってくる雨を一番に受け止める場所です。
脳天打ちですと、残念ながらどうしても釘穴の隙間から雨水が入りやすくなってしまいます。
コロニアル屋根材の状況を確認していきます。
石岡市のお住まいは築25年以上が経過しており、10年ほど前に一度屋根塗装を行っているとお聞きしていましたが・・・
広範囲にわたって塗膜剥離が認められますね(><)
コロニアル屋根は表面が塗装されており、この塗膜で屋根自体に雨水が染み込むことを防いでいます。
定期的に塗り替えることで耐用年数を延ばします。
屋根塗装は10年が目安ですので、一度メンテナンスを行ったとしてもどうしても劣化が始まり再び剥がれていきます( ;∀;)
屋根材の重なり部分に隙間が出来ているのがわかると思います。
この隙間は、化粧スレートが反っていることで起こります。
コロニアルをはじめとした化粧スレートとは、主成分のセメントを厚さ5mm程度の薄い平板状に成型したものですが、劣化の病状の一つとして「反り」があります。
スレートが雨水を吸収し、それが乾燥と収縮を繰り返すことによって変形して、反りといった病状が出てくるのです。
スレートの下には防水シートが敷かれ、その下の屋根下地を雨水から守っています。
しかし反ったスレートの下では雨水の流れ込みを防ぎきれず、防水シートの劣化にも繋がることに(´;︵;`)
石岡市のお住まいのスレートの反りは現時点ではそこまで酷くはありません。
ですがいったん反ったスレートは塗装でも直ることはなく、放っておくとどんどん反りが進行していきます。
関連記事▶棟板金の飛散に注意!心配な方は早めの交換をお勧めいたします。
調査結果をふまえ、メンテナンス方法の検討に入ります╰(‘ω’ )╯三
石岡市の築25年以上のお住まいは、貫板も含め棟板金交換工事を行うのが得策と判断します!
またコロニアル屋根も塗装では心許なく、相応のメンテナンス時期に来ています。
今回の対象屋根は2階部分にあたり、降り棟の板金まで交換となると軒先での作業となるため足場の設置が必須になります。
足場を立てるなら、棟板金交換に合わせて屋根工事も行うことで、長期的に見たメンテナンスコストの軽減を図ることができます。
可能ならば、棟も屋根も同時に新しくできる屋根カバー工法を行うのが効率的です。
お施主様には状況を丁寧に伝え、屋根カバーの見積もりも同時に提出させていただくことになりました。
ご予算の兼ね合いもありますので、先ずは見積りを出した上でのお客様判断ということで今回の調査は終了です(^o^)丿
関連記事▶今の屋根に新しい屋根を重ねる屋根カバー工法とは!?
今回は飛び込み業者さんに不具合を指摘されたことがきっかけでの屋根調査でしたが、屋根のプロである私たちへのご依頼により、根拠あるご提案をさせていただくことができました。
ご自宅への飛込み訪問はよくあることですが、できるだけ他の業者にも相談した上で検討するようにしてみて下さいね。
街の屋根やさん水戸店では、お客様と一緒にお住まいについて親身になって考え、お客様が抱えている不安やお悩みを解決できるよう精一杯務めさせていただきます(*゚▽゚)ノ
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