結城市で屋根工事見積り相談！選択可能な3種類の工事方法を比較
更新日：2022年7月26日
対象の住宅は2階建ての住宅で、2階屋根と1階の下屋根にも化粧スレートが使用されています。
屋根の状態を調査します。
お施主様曰く『遠くから離れてみると、屋根が変色して見える』との事です。
遠目で見て変色している屋根は、実際にどんな状況なのか？確認します。
屋根の状態を確認すると、屋根の塗装膜が剥がれてササクレだっていました。
化粧スレートは、主成分となるセメントを平板状に成型した屋根材で、素材そのものに雨水が浸水してしまうと反りなどが発生し脆くもなります。
その為、定期的な塗装で塗膜を作り素材そのものを守るのですが、剥がれかかってササクレだってしまっては、本来の機能を果たしきれない状態になってしまっています(>_<)
次は、屋根の登頂部に位置する、棟板金の状態を確認します。
街の屋根やさん水戸店が屋根を調査する際に、優先的に考えるのは『雨漏りのリスク』です。
そして、雨漏りリスクが高い屋根の部位と言えば、屋根の凹凸部である棟板金部が最上位にきます。
現場の棟板金を確認した所、棟板金の留め具である釘浮きが全ての釘で確認できる状態なので、ここも同時に改善したいですね。
棟板金は、下地に木製の貫板が入っているので、改善には貫板を交換した上で棟板金を新しくし、釘よりも固定力の強いステンレス製のビスで固定するのが得策です(^^♪
屋根工事方法3種類を比べると、一番安価なのは屋根塗装で、もちろん今回の現場でも行う事は可能です。
しかし、屋根の経過年数30年やメンテナンス状況等をTOTALで考えると屋根塗装では心配が残ります(^_^;)
実は、屋根材の下には、二次防水対策として防水紙（ルーフィング）が施工されています。
そして、今回の現場屋根の建築当時に使用されていた防水紙の耐用年数は15年～20年です。
もちろん、耐用年数が過ぎたから間違いなく雨漏りが起こる訳ではありませんが、今までの当店の経験上、雨漏りが発生している屋根の殆どは防水紙の不具合が原因となっているのも事実なんです。
屋根塗装で屋根材は綺麗にできても、防水紙が古いままでは雨漏りリスクが・・・・( ;∀;)
ご相談頂いたお客様に、屋根の状態・防水シートの耐用年数・凡その費用をお伝させて頂きました。
そして、今回は屋根カバー工事でお見積を作成させて頂く事になりました。
屋根カバーは、古い屋根を解体せずに新しい屋根を重ねる工事法で、防水紙も新しく敷く事ができ、棟板金も下地貫板から交換する事が出来るので、雨漏りリスクも不具合も改善できますね(^o^)／
当ブログをご覧の皆様も、屋根工事をご検討の際は耐用年数も考慮してみて下さいね。
今回は、3種類の屋根工事方法の比較を簡単にしてみましたが、語りつくせない違いはマダマダあります。
当店は、一つの屋根工事法にこだわることなく、各々の屋根にどの屋根工事法が最適か？を判断し、最善の屋根工事方法をアドバイスしているんですよ。
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