大洗町でパラペットタイプの陸屋根ドレンが詰まり雨水が大量滞水
更新日：2022年7月4日
現場に到着し、先ずは外観から確認させて頂き、状況をお施主様にヒアリング。
雨水が溜まっているのは、四方を腰壁によって囲んであるパラペット型の陸屋根のようです。
パラペットは、腰壁に看板を掲げらるために、小売店や住居兼店舗等で以前は多く活躍していた作りです。
しかし、内部が陸屋根の場合、緩やかな傾斜の上に排水溝に葉や泥などが詰まり、雨溜まりや雨漏りの原因になり易い要素もあるので、注意が必要です。
しかし、内部が陸屋根の場合、緩やかな傾斜の上に排水溝に葉や泥などが詰まり、雨溜まりや雨漏りの原因になり易い要素もあるので、注意が必要です。
梯子を架け、パラペット内部を覗くと、腰壁いっぱいまで雨水が溜まっていました。
お電話で雨水が溜まっているとは聞いていましたが、ここまでとは・・(>_<)
あまりの驚きに撮影するのを忘れてしまいましたが、水深は約30㎝ありました。
正確には計っていませんが、長手が10ｍ・横手が5ｍだとしても
10ｍ×5ｍ×深さ0.3ｍ＝15㎥＝15ｔの重量がある計算になります( ;∀;)
水の濁りをみても、かなりの月日での積み重ねでプール状態になったのだと思いますが、その重さがありながら天井が抜けなかった事は不幸中の幸いでした。
確かに屋根のメンテナンスなのですが、さすがにここまでなると、少し業種が違う！？と思いましたが・・
お客様もお困りだったため、対応可能な知り合いの業者に連絡しお施主様にご紹介しました。
そして先日、知り合いの業者が送ってきた画像です。
太めのパイプクリーナー棒で少しづつカッパぎ、手でかき出していくとチョロチョロ貫通し、最終的には排水マスが壊れる位の勢いで流れていったそうです＼(^o^)／
そして、プール上になっていたパラペット陸屋根の本来の姿がこちらです(^o^)／
溜まっている事実よりも、近隣住宅に迷惑が掛かってはいけない！と仰っていたお施主様。
これで一先ずは安心ですね。
当日は、水抜き作業に時間を取られてしまい、あくまでも水抜きしかできていません。
今月中旬に、高圧洗浄で苔や泥を洗い流し、ドレン部の詰まり対策も行うそうです。
今回は、当社に利益は一切ありませんが『どこに相談してよいのか分からない』と仰っていたお客様のお役に立てて良かったです！
次回、屋根のメンテナンスをお考えの際は、街の屋根やさん水戸店へご相談くださいね(^^♪
今回は、実際に当店の出番がない格好の悪い記事でしたが、ただのドレン詰まりでも安易に考えてはいけないと言う教訓の記事として報告させて頂きました。
屋根は、元々お客様が不具合に気づきにくい箇所ですが、パラペットで囲われた屋根は、更に不具合に気づきにくくなる特徴があります。
異変を少しでも感じた時、メンテナンスから10年以上経過していたら、皆様もぜひ一度、街の屋根やさん水戸店の無料点検を活用して下さいね(^^♪
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