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水戸市でセメント瓦の葺き直し!雨漏りのある屋根下地の様子
更新日:2022年6月9日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
本日は水戸市で行った、賃貸の平屋住宅の屋根葺き直し工事の模様をお届けいたします。
初めにご相談を受けたのは壊れた軒天の修理でしたが、なぜ屋根の葺き直しが必要だったのか?
その点も併せて工事の様子と一緒にお伝えしますね(*^^)v
賃貸住宅のオーナー様より直接ご依頼をいただき、壊れて穴が空いてしまった軒天の調査を行いました。
木製の軒天材が大きく剥がれ、屋根の下地のバラ板が露出してしまい、破損状況は非常に深刻でした。
軒天が破損した原因は、セメント瓦からの雨漏りです。穴が空いた箇所の真上のセメント瓦を取り外したところ、ボロボロになった防水シートが現れました。屋根材の下に敷設される防水シートは、家屋を雨漏りから守る大切な役割を担っていますが、このような劣化状況では侵入した雨水を防ぐことはできません(´๐_๐)調査の結果を踏まえ、軒天のみの補修ではなく、破損が著しい屋根を部分的に葺き直して改善した後に、改めて軒天の修理を行うことになりました。詳しい現場調査の様子はこちらをどうぞ!➤水戸市の平屋住宅は軒天修理前に瓦屋根の葺き直しが必要
それでは、セメント瓦屋根の葺き直し工事を開始します!
まず、葺き直しの対象となる部分の瓦を撤去していきます。
築40年が経過したセメント瓦の葺き直しは、瓦自体が破損する危険性があるため、本来はあまりお勧めしていません。しかし工事の対象が賃貸住宅で、今後は解体も検討している建物ということなので、今回はお引き受けしました。
穴が空いた軒天から侵入し放題だったのでしょうか…?
セメント瓦をめくってすぐ、鳥の営巣跡が3個も見つかりました(゚ロ゚;;)
そして劣化が激しい防水シートはボロボロに破れ、見えるはずのない野地板が露わになっています。
セメント瓦と防水シートを取り除いた後、損傷が激しい淀を交換します。
「淀(よど)」とは瓦を安定させるために屋根周りに取り付けられるもので、屋根からの雨水の水切れをよくする働きも持っています。
淀と同様に、長年雨水を吸い込み傷んで腐りかけていたバラ板(野地板)も、新しい木材で修復を行いました。
雨漏りの被害の中でも深刻なのは、屋根の木材が腐ってしまうことです。
屋根材を支える土台となる場所なので日光が当たらず、一旦雨水が侵入すると湿気がどんどん溜まり、結果的に腐食が進行するという悪循環に陥りますので、注意が必要です。
屋根の下地の補強が終わり、今度は防水シート(ルーフィング)の敷設に入ります。
固定方法には「タッカー留め」と「粘着式」がありますが、今回は12㎜の針を用いタッカーで留める(ホチキスの大きなもの)方法を選びました。
今回は穴が空いた軒天の真上にあたる南面のみが葺き直しの対象なので、タッカー留めの穴を優れたシール性能(穴を埋めてくれる)を持つ防水シートを使用することで、漏水対策も強化(^o^)/
隙間ができないよう野地板に接着させ、既存の防水シートとの繋がり部分は特に重ね代を十分に設けて敷設しました。
南面の屋根に改質アスファルトルーフィングの敷設が終わりました。
これでもう雨漏りの心配はありませんね!
本来は屋根の全面葺き直しが理想的なのですが、築年数や費用等様々な点を勘案した上での部分葺き直しとなりました。
セメント瓦を留めていた古い鉄釘
新たに使用するステンレス釘
さて、いよいよ最終工程です!
セメント瓦を留めていた古い鉄釘を残らず取り除き、新たに錆に強いステンレス釘を用いて瓦を葺き直します。
以前と同じ釘穴にステンレス釘を打ち込み、軒先から順に設置していきます。
施工途中からどんどん天気が回復して、青空の元で順調に作業を進めることができました(*^-^)
築40年のセメント瓦屋根の部分葺き替え工事が完了しました!
最後は埃が溜まった雨樋を綺麗に清掃します。
施工の後の現場の清掃は欠かさず!というのが当店の職人たちのモットーです(^^)/
屋根の葺き直しが無事終わりましたので、今度は壊れた軒天の修理に入ります。
梅雨時で天候が心配ですが、6月の中旬までには完成する予定です。
軒天の補修工事の模様もお伝えしますので、でき上がりまでお付き合いいただけると嬉しいです<(*_ _)>
今回は葺き直し工事を行いましたが、前述した通りに本来は経年した瓦にはお勧めしていない方法です。
セメント瓦は現在廃盤になっているため、割れてしまった場合に新たに交換することができず、また耐久性にも一抹の不安があります。
ただしこちらは賃貸住宅で、先々取り壊しや建て替えも検討されているとのことで、部分的な葺き直しを実施することになりました。
このように一口に雨漏りと言っても、それぞれ建物によって状態や施工の仕方が変わってきます。
雨漏りの有無にかかわらず、ご自宅の屋根工事法で迷われた時は、早めにご相談下さいね\(^o^)/
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