高萩市の雨漏り修理相談は無料診断で漏水原因を調査します
更新日：2022年1月24日
外壁塗装が綺麗に施されたお住まいです。
数年前の行った外壁塗装は実に美しく仕上がっており、青空に映える壁がまぶしいくらいです(^ ^)
縁側目透かし天井の雨染み
押入れ天板への雨染み
最も怪しいと思われる、瓦とベランダが緩衝する葺き止め部分の外観を調べました・・・
見た目では雨漏りを起こすほどの劣化は見当たりません。
次に天井裏の調査ですが、実は1階部分の天井裏が狭く、詳しく診ることができませんでした。
散水調査とは、読んで字のごとく、水をかけて漏水原因を特定する方法です。
雨漏り修理における散水調査により、目には見えない隙間などの漏水原因を確実に見つけられます。
天気が良いと、雨漏りは起きないですからね^_^
そして、怪しいと思われる箇所から順番に水をかけていきます。
まずは本命から。一番怪しい葺き止めに散水
・・・雨漏りなし
次に怪しい笠木（ベランダ壁の頭頂部）への散水
・・・雨漏りなし
排水口をせき止めてプールにしてみる・・・雨漏りなし
う～ん。どこも悪くなく、しっかり防水されています。
ちなみに、今回は私一人でご訪問した雨漏り修理の無料調査だったので、ご主人様と奥様にご協力をいただき、1階で見張っていただきましたm(_ _)m
ここまで散水調査をしても雨漏りは発生せず、漏水原因が不明のまま迷宮入り？になる一歩手前に。
これだけ綺麗に塗装されていれば「ないよなぁ」と思いつつ、念の為サッシの開口部に散水・・・
すると、1階から奥様が慌てて駆け上がってきました！
1階に降りて確認すると、染みにはなっていないものの、ポツポツと水がしたたり落ちる音がしています。
お住まいの塗装時に、サッシと外壁の境目（「取り合い」ともいいます）にシーリングを施し、見た目では防水対策を行っているように見えました。
しかしながら、防水対策が不足していたようです( ;∀;)
シーリングが不十分だと、下塗り・中塗り・上塗りとしっかり塗装をしていても、塗装の膜（平均約0.1mm）だけで雨の浸入を防ぐのは流石に無理というもの・・・。
雨漏りの原因となる非常に重要な箇所にもかかわらず、塗装の出来が良かったため「ここは問題ない」と決めつけていた自分を反省しました( ; x ; )
建物における窓の開口部やサイディング（パネル式の外壁）の継ぎ目は、雨漏りリスクの高い箇所です。
特に開口部周辺の防水対策は重要であり、一般的にシーリングにより防水対策を行っています。
そして、今回の雨漏りの対策は、「取り合い」にシーリング材を充填し防水を施すことです。
しかし、我々プロの業者に雨漏り修理を頼めば、費用もそれなりに掛かってしまいます・・『う～むっ』
この程度の作業は、器用な方であればご自身で行える箇所です。
この程度の作業は、器用な方であればご自身で行える箇所です。
ということで、漏水箇所・補修に必要な材料をお伝えし、DIYでの雨漏り修理を依頼主様にお勧めしました。
勿論、それでも改善されなければ当店のご相談くださいとお伝えしましたよ(^o^)丿
勿論、それでも改善されなければ当店のご相談くださいとお伝えしましたよ(^o^)丿
そして今回は無料調査は完了！当然報酬はいただいていませんし、もちろん修理代もゼロ。
その代わり、依頼主様からお土産をどっさり頂いちゃいました！
事務所に帰って、おいしくいただきましたが・・・
事務員さんからは『また、サービスしちゃったんですか～』とお小言も頂いちゃいました(>_<)
事務員さんからは『また、サービスしちゃったんですか～』とお小言も頂いちゃいました(>_<)
今回は、雨漏りの原因がハッキリした清々しい思いと、先入観によりすぐに気づけなかった反省が複雑に入り混じった無料調査でしたが、これも経験であり先々の財産！（きっと、なるはず・・）
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