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那珂市の方へ【ベランダ防水工事】についてのご案内
更新日:2022年2月16日
茨城県のみなさま、こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
今日はベランダ防水工事について、現場の施工例を交えてお届けしたいと思います。
防水と聞くと屋根や外壁を連想するかも知れませんが、家の状態維持のためには、ベランダ防水工事も重要です。
ベランダ防水についてご相談頂く際に一番多いのは雨漏り関連です。
ベランダの下に居室が設けられている住宅では、下層部は殆どがリビングや和室。
日常の疲れを和らげ、くつろぎ空間でなくてはならない場所で、雨漏りが発生してしまうのはとても残念です( ;∀;)
ただ・・・建築物は必ず老朽化し経年劣化を防ぐ事はできません!
定期的なメンテナンスを心がける為にも、今回の記事を参考にしてみて下さいね。
先ずは一般住宅に多く施工されているベランダ防水工事の例を挙げてみましょう。
ベランダは屋根や外壁と違って「人が上に乗って歩く場所」
ですから防水層だけでなく床下地の強度も要求されます。
そして、今の主流はFRP防水とシート防水。それぞれの工事の流れを紹介します。
FRPのベランダ防水工事は、昨今の住宅で最も施工されている防水工事法です。
最初に下地処理の後にガラス繊維のシートを敷き、樹脂塗料を塗って硬化させます。
この工程を1度の工程(1PLY)で行う業者もありますが、当店では2度繰り返し行う2PLYを採用し、強固な防水下地を作ります。
次に、不飽和ポリエステル樹脂で厚みを出します。
ベランダ防水工事はしっかりと防水層を作らないと耐久性が発揮出来ません。
耐用年数の確保のためにも強い防水層は必要なのです。
防水層を形成した後で表面を研磨します。
そして最後に防水層を保護する為のトップコートを塗って完成です。
FRP防水の耐用年数は10~15年なのですが、ベランダは人が歩く場所。
5年に1度はトップコートを再塗装し、防水層を保護するのが望ましいです。
この工程によって、ベランダは保たれて大掛かりな補修工事は不要となるのです。
メンテナンスは大切ですね(^O^)/
関連記事▶FRP防水が最強である5つの理由
シート防水は下地にシートを張って防水層を作ります。
写真は補修工事の例。この場合は既存のシートに新たなシートを設置します。
新たなシートを張って行きます。
ベランダ防水工事はフラットなフロアが要求されると同時に、画像のような立上り部分は漏水リスクの高い部位なので施工にも注意が必要です。
その為、立ち上がり部や角部のシートの接合部は熱溶着で接着を行います。
シート防水のメリットはシートが破損しない限り漏水を起こさない事ですが・・
裏を返せば、破損・断裂・浮きなどが生じれば雨漏りのリスクが高まります。
シート防水は部分補修も可能ですが、部分補修か?全面張り替えか?は、施工後の経過年数によって判断するのが賢明です。
関連記事▶シート防水が施工された陸屋根(屋上)のメンテナンス
ベランダ防水工事にもいくつかの種類がありますが、ここからは一般住宅で施工される事の多い代表的な防水工事方法を挙げてみましょう。
FRP防水は不飽和ポリエステル樹脂とガラス繊維のシートを組み合わせた防水方法。FRPは船舶などにも使われている素材で、強度が高いのが特徴。
FRP防水の平均耐用年数は10~15年。メンテナンスのサイクルは5年~7年でのトップコート・10年~15年での再施工を目安にするのがオススメです。
尚、メンテナンスはトップコートの塗り替えで済む場合、防水層からの塗り替えに状況によって分かれます。ただし、あまりにもダメージがひどい場合にはベランダの下地部分からの施工が必要なので覚えておいて下さいね(^^♪
シート防水は塩化ビニルシートやゴムシートを下地にする防水。
耐用年数が13年程度で、基本的にはメンテナンスフリーです。
塩化ビニルシートの防水の特徴は、シートを接着剤で張り付ける工法で、陸屋根や屋上・大きめのベランダバルコニーに施工する事の多い防水工事です。
一方、ゴムシートは素材がゴムのため伸縮性があるため、下地に亀裂が入っても柔軟に追随するのが特徴です。
耐久性は塩化ビニール製の方が上です!価格と相談して判断して下さい(^^♪
ウレタン防水は液状のウレタン樹脂を塗って作る防水で、継ぎ目の無い防水層が出来る点が特徴です。
耐用年数は8~10年ですが、塗り物系の防水なので複雑な形状にも施工する事が可能で、定期的にトップコートで保護すれば耐用年数は伸びます。
ウレタン防水は、ベランダ防水工事をはじめ様々な場所で使われて来ましたが、今ではFRP防水やシート防水に需要が替わりつつある防水工事法です(^^♪
関連記事▶ウレタン防水が選ばれる理由と特徴
ここで、ベランダ防水工事についての盲点を解説します。
ベランダ防水工事の盲点…それは工事そのものを忘れやすい点です。
冒頭にも挙げた様に、防水工事と言うと屋根や外壁しか思い出さなれないケースが多く見られます。そして、ベランダ防水工事は忘れられることも。
ベランダは雨水の溜まる部分。そのため不具合を放置しておくと水の悪影響を受け続けてしまいます。
条件にもよりますが、ひどい場合にはベランダの下地まで傷んでしまうことも。
ベランダ防水工事は忘れてはいけないのです。
ベランダの場合、防水の痛みは壁の部分とフロアの部分の2ヵ所で起こります。
いずれの部分も軽い痛みであれば補修での対処が可能です。
しかし、痛みがひどくなって下地まで傷んでしまうと大工仕事で下地から工事を行わなくてはなりません!
その場合には工期も費用も大きく膨れ上がることも。
ベランダに不具合を感じたら放置せず、早めに業者に相談される事をお勧めします。
今回は、ベランダ防水工事について施工例から工事の種類まで挙げてみました。
住宅は雨風を凌いでくれる物ですが、メンテナンス次第で痛みは伝染してしまいます。
『事前の対策が理想』ですが・・なかなか理想通りにはいきません。
しかし・・不具合が発生した際に、早急に相談する事は可能ではないですか??
無駄に費用を広げる前に、早めの対策を心がけて下さい。
街の屋根やさん水戸店は、そんな貴方を全力で応援します\(^o^)/
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