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高萩市で屋根工事に大切な防水シートと唐草板金の施工から着工
更新日:2021年12月28日
茨城県の皆様こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
今回は高萩市での屋根工事のエピソードから、屋根の構造や重要な部材について解説したいと思います。
屋根部材と聞くと、瓦やスレートなどを思い出すかも知れませんが、実は屋根には色々な資材が使われていて、それぞれに機能と特徴があるのです。
この現場の特徴は屋根が急勾配で、しかも屋根材は割れやすい素材が使われている点。
ですから、屋根工事の難易度も高いですし、屋根材の塗装も出来ません。
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屋根が急になって来ると足がかりが出来ませんし、塗装しようにも高圧洗浄をすると割れる可能性があるからです。
そのため、この現場の屋根工事はカバー工法で対応することにしました。
屋根工事にはいくつかの種類があります。
この内、カバー工法は既存の屋根の上から新たな屋根材を張ると言う物。既存の屋根材を撤去する必要が無いので、コストダウンのメリットがあります。
尚、カバー工法でも、既存の屋根の上から防水シートを張る方法、野地板を増し張りする方法など、屋根下地や雨漏りの状況によって工事内容を変えます。
それでは屋根工事の状況を復習しながら、カバー工法と屋根の重要部材について解説したいと思います。
この現場は屋根の勾配が急なため、職人にとっても難易度が高いと言えます。
一般の屋根であれば上る事が出来ますが、勾配が急だと「屋根」と言うより「壁」。
上れたものではありません。
また、既存の屋根は割れやすい素材。写真でも既にヒビも入っています( ;∀;)
ここに高圧洗浄を掛けたら屋根材はバラバラ。塗装どころでは無いのです。
今回使用する屋根材はスーパーガルテクト。
これは特殊なメッキをした鉄板に断熱材を貼り、保温性を上げた物です。屋根から熱が逃げるのを防ぐため、省エネの効果が期待出来ます。
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そして、防水シートとしてはタディスセルフ。これは粘着式なのが特徴です。
防水シートを張る前に棟板金を外さなければなりません。
棟とは屋根のてっぺんの部分で、ちょうど尖っている箇所ですが、高萩市の現場の屋根は急傾斜屋根なので鋭利に尖っています(;^ω^)
防水シートは軒先側から張りはじめ、棟部分は覆うように施工します。
今回使うのは粘着式のダディスセルフ。
この粘着式防水紙は、施工時には張り直しが効くので取り扱いが簡単なのですが、施工後に時間が経過するとは強力な防水効果を発揮する優れものです!
防水シートを貼り終えると、次は屋根材のケラバ・唐草の部分を取り付けます。
この部分は雨水を確実に下に落とす重要な箇所で、小口も隠し綺麗に仕上がります。
仮に施工が甘いと屋根の内側に雨水が回り込む場合もあるのでとても重要です!
因みに当店が使用しているケラバ、唐草は屋根材と同じSGL鋼板の物を使用!
SGL鋼板は腐食に強いのが売り。屋根の耐久性をグッと上げてくれます(^^♪
そして屋根材を張って行きます。
屋根は日射をダイレクトに受けるため、断熱性の有無が性能の決め手にもなります。
その点、これは屋根材そのものに断熱材を張っているので断熱性に優れ、光熱費削減の効果があるのも嬉しいですね(^^♪
また、屋根材はSGL鋼板製。この素材は以前のガルバリウム鋼板の物よりも腐食に強いため、耐久性が長いのが特徴の最近とても人気の屋根材です!
今日の作業報告はここまでですが、最後に今回の屋根工事から屋根の構造や材料の特性を紹介したいと思います。
屋根の構造は下から「野地板」「防水紙」「屋根材」と重ねた構造となっています。
そして、屋根の端部にはケラバ板金、軒先部分には唐草板金を取り付けます。
さて、屋根材は雨を流すために張るのですが、雨水をシャットアウトするためには屋根材だけでは出来ません。むしろ防水紙が重要で、侵入して来た雨水が染み込むのを防ぎます。
防水シートにはタッカー留めの物と粘着式の物があります。
タッカーとは大きなホチキスの様な物で、施工性は良いのですが穴を開けるのが難点!
しかし、粘着式は穴を開けることが無いため水密性が非常に高くなります!
今回使用したタディスセルフは粘着式ですが、施工の段階では粘着性はあまり無く、通常のシート材と同等で扱えます。しかし施工後に粘着して一体化し、優れた防水性を発揮するのです。
今回の屋根材のスーパーガルテクトはSGL鋼板を使った物。
また当店は唐草などもSGL鋼板を使っています。
SGL鋼板とは「次世代ガルバリウム鋼板」と呼ばれる素材で、今までのガルバリウム鋼板よりも腐食に強くなっています。腐食に強い理由はメッキに使っている合金。マグネシウムを添加しています。
ちなみに金属の腐食の様子を計る試験に「複合サイクル試験」という物があります。この試験は「塩水を噴霧して乾燥させ…」を何度も繰り返して金属腐食の具合を見る試験。SGL鋼板はこの試験で非常に良い成績を納めています。
今回は高萩市の現場を振り返りつつ、防水シートや屋根材などの特徴を解説しました。
屋根にも様々なテクノロジーが応用されている事がイメージ出来たことと思います。
この様に、屋根工事の技術は素材の熟知によるところが大きいです。
屋根は一つとして同じ屋根はありません!
『どんな屋根メンテナンスが良いか?』『分かり易く症状を教えてほしい!』等
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