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東海村の瓦葺き直しは、雨漏り原因である半切妻屋根の片面で実施
更新日:2021年10月27日
茨城県の皆様こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
今回は、東海村の住宅で発生した瓦屋根からの雨漏りを改善する為の工事です。
瓦屋根だからこその屋根工事法である『屋根葺き直し工事※ふきなおし』を、半切妻屋根の片面だけに施していきますので、部分的な瓦屋根補修をご希望のお客様は参考にしてみて下さいね\(^o^)/
現場調査記事▶東海村で洋瓦屋根の雨漏り修理依頼があり屋根裏まで調査
先ずは、今回の現場詳細と工事内容です。
屋根形状 | 半切妻屋根(※はんきりづまやね) |
屋根材 | 洋風瓦(※現在は廃盤になっています) |
築年数 | 約30年 |
工事内容 | 屋根葺き直し工事 |
工事範囲 | 南面屋根のみ(緩衝する棟瓦にも手を加えます) |
半切妻屋根は
洋風デザインに多い屋根形状です。
葺き直し面が片面なので、足場の架設も片面です。
今回は南面屋根を中心に葺き直しを行っていきますので南側に架けていきますが、南面だけでは足場が不安定な為、東西に最低1間(1820㎜)分の折り返しを付け、更に控え(やらず)で支えます。
雨漏りを起こしていた屋根の洋瓦材を一時撤去していきます。
葺き直し工事は、表面材である瓦を再利用する屋根工事法なので、撤去した瓦は作業を行わない面や地面に降ろし、出番が来るまで待機してもらいます。
次は、葺き直しを行う理由である防水シートの施工です。
瓦屋根で雨漏りを起こしている場合は、防水シートに問題があります。
屋根の防水は、屋根材(東海村の現場は洋瓦)だけで行っているのではなく、屋根の下地である防水シート(ルーフィング)で二次防水を行っています。
瓦屋根の葺き直し工事は、この二次防水である防水シートの機能を回復させる工事です
ただ、防水シート交換には、屋根材を撤去しなければ行う事はできませんよね。。
ですから、葺き直し対応屋根材は一次撤去しても破損しない丈夫な屋根材である必要があり、瓦屋根材や粘岩板を使用した天然スレート材に限られますのでご注意下さい。
(化粧スレート・コロニアル・カラーベストはセメント系人工材なので不可です)
防水シートを敷き終えたら、瓦を引っかける瓦桟(かわらざん)施工です。
元来、瓦桟と言えば木材でしたが、木材は浸水による腐食のリスクもあるため、今回は腐食しない樹脂製瓦桟を使用し、雨水浸水に強い瓦桟で施工しました。
一次撤去していた洋瓦を使用し、葺き直していきますよ(^o^)丿
破損瓦は、代替品瓦で差し替えを行いました。
今回、東海村で使用されていた洋瓦の製造会社は実在していませんでしたが、調べた結果、合併企業となっており代替品瓦を手に入れる事が出来ました。
今も流通している瓦や代替品瓦が手に入らなければ、屋根の葺き直し工事の実施は難しくなります。色は違いますが、代替品瓦が見つかって本当に良かったです(^o^)丿
桟瓦は葺き終わりましたので、次回は棟瓦部の葺き直しに入ります。
瓦屋根の葺き直し工事は、今まで使用していた瓦を再利用するので見た目の変化はありませんが、雨漏りを起こしている瓦屋根の機能回復には有効な工事です。
瓦の耐久年数が50年以上あっても、防水シートの耐用年数は約20年です。
雨漏りが発生している瓦屋根の方は、参考にしてみて下さいね\(^o^)/
関連記事▶雨漏りを防止する、防水紙(ルーフィング)の重要性
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