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松前町で築50年の木造2階建て住宅の屋根を雨漏り点検をします
更新日:2024年9月20日
こんにちは、屋根工事専門店として創業50年「街の屋根やさん松山店」店長の丹 基徳(たん もとのり)です。
大阪府にお住いのお客様より松前町にある実家で雨漏りしているので雨漏り点検して修理のお見積りをお願いしたいとのご相談をいただきました。
まずは現地に急行して雨漏りの状態を確認する雨漏り点検をおこない、雨漏り原因をしっかりと特定して
適切な屋根修理工事を無料見積もりします。
私たち「街の屋根やさん松山店」は屋根工事専門店で雨漏り点検の
無料相談や無料見積りを行っております。
お住いの雨漏りのお悩みや雨漏り調査を検討している方はお気軽にお問合せください。
松前町のほか松山市や伊予市、東温市にお住いのお客様からのお問い合わせも大歓迎です!
関連ページ
「松前町にお住いの方にオススメ!街の屋根やさんの無料の雨漏り点検でお住まい全体の不安も解消!」
「松前町で屋根修理、雨漏りの相談なら街の屋根やさん松山店」
今回雨漏り点検のご相談をいただいたのは、松前町にある築50年の木造2階建て住宅で屋根は切り妻屋根と呼ばれる最もシンプルな屋根形状のお住いです。
雨漏り点検のお問い合わせをくれたお客様は大阪府在住で、こちらはご実家になるそうです。
関連ページ「あなたの屋根はどの形状(シェイプ)」
松前町のご実家に帰省すると2階の部屋の天井板に雨漏りのシミがたくさんできているのに気づいて、インターネットで修理業者を検索したところ私たち「街の屋根やさん松山店」にお問い合わせいただきました。
まずは現地に着くと室内の雨漏りしている箇所を案内していただき、雨漏りの状態と位置を確認します。2階の天井板全面に雨漏りのシミができていました。ほかにも1階の室内を見上げると柱の上部に雨漏りのシミが確認できました。
天井に残るシミや雨の日のポタポタ音などに気づいたら雨漏りのサインかもしれません。雨漏りに気づいたら屋根工事専門店の私たち「街の屋根やさん」に雨漏り点検をご相談ください。
雨漏りを放置すると柱や梁など建物の大事な木部を腐らせ建物の寿命を縮めるので雨漏りかも?と気づいたら早期の対応が重要です。
関連ページ「雨漏り点検・雨漏り修理工事は街の屋根やさんへ」
つぎに屋根の上にあがって雨漏り点検します。こちらの建物の屋根にはセメント瓦のS型スレートが施工されています。このセメント瓦は40年~60年ほど前に建てられた住宅によくみられ屋根材でその当時は全国各地に製造するメーカーがありましたが、雨漏り事例の多い欠点があり現在では廃盤となり製造されていません。
このようなセメント系の屋根材は基材自体に防水性がないため屋根材表面を塗料で保護して防水性を確保しています。そのため10年に一度の屋根塗装メンテナンスの必要な屋根材となります。
こちらの屋根は前回の塗装から10年ほど経ちセメント瓦の表面の塗装が剥げてきていました。
関連ページ「屋根材に廃盤・生産終了品などが使われている屋根のメンテナンスはどうすべき?」
セメント瓦の一部を剥がして雨漏り点検します。通常、瓦の下には防水紙が張られています。防水紙は瓦の下に入った雨水が雨漏りするのを防ぐ重要な役割があります。
瓦下の防水紙には雨漏りによるシミなど痕跡が多くみられます。こちらのお住いは築50年ということで建築当初に張った防水紙は経年劣化でボロボロになって破れて防水紙の下の野地板が露出しているところもあります。
防水紙がこうなると当然防水性能はないので雨漏りの原因となります。
関連ページ「雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性」
そもそもどのようにして瓦の下に雨水が侵入するのでしょうか?それはセメント瓦の形状に原因があります。剥がしたセメント瓦を見てみると上下・左右の瓦が重なっていたところは塗料が塗られていない白い部分となります。
この重なり代にホコリやゴミが溜まってしまいこのゴミに雨水が触れると毛細管現象により雨水を吸い上げて、瓦と留めるための釘穴から釘を雨水が伝って雨漏りします。
瓦を裏返すと雨水を吸い上げた痕跡の白い染みが確認できます。
セメント瓦屋根の欠点はこの重なり部分にゴミが溜まりやすいことで、雨漏り事例が多い屋根材として廃盤となり製造中止になりました。
次に外部の雨漏り点検をします。外壁より外側に伸びた部分を屋根の「軒」「軒先」と言いますが、その軒の裏側、つまり地上から見える部分が軒天となります。
雨漏りによる雨水の侵入で軒天のベニヤ板が傷んでたわみがありました。
ここで軒天の劣化症状5つのチェックポイントを押さえておきましょう。
①軒天の色褪せ
②雨染み
③苔・黒ずみ
④軒天の剥がれ
⑤穴あき、崩落
これらのうち一つでも当てはまる症状があった場合は雨漏りのサインとなりますので早期の対応が必要です。
関連ページ「軒天の雨染みや剥がれの修理方法を事例付きで紹介」
以上で雨漏り点検は終了です。雨漏りの原因はセメン瓦の重なりに溜まったゴミが毛細管現象により雨漏りしているのと防水紙の劣化も原因です。お客様には雨漏り点検の結果を写真にまとめて報告書にして説明しました。
セメント瓦の屋根は雨漏り事例が多く、既存のセメント瓦を撤去して新しい屋根材へリフォームする「屋根葺き替え工事」をオススメします。
関連ページ「屋根葺き替えの事例と費用をご紹介!」お客様は大阪府在住でこのあとこの家に住む予定はなく工事金額をなるべく抑えて雨漏りだけ直してほしいとのご要望でした。
今回は既存のセメント瓦を一度剥がして瓦下の防水紙を新しく張り替えて元のセメント瓦を再利用して葺き直す「屋根葺き直し工事」をご提案させていただきました。
お客様も雨漏り原因と提案した工事内容を十分に理解していただき、工事のご依頼をいただきました。
関連ページ「これまでの瓦を再利用して屋根を葺き替える屋根葺き直し」次回の屋根修理工事ブログ「松前町で築50年の木造2階建て住宅を屋根葺き直しで雨漏り工事」雨漏りは放置すると建物の大事な柱や梁など木部を腐らせ建物の寿命を縮めるので雨漏りに気づいたら早期の対応が必要です。
雨漏り点検で雨漏りの原因をしっかりと特定して、適切な屋根工事をすることが重要です。
雨漏り点検や屋根のお悩みは私たち屋根工事専門店の「街の屋根やさん松山店」へお任せください。
豊富な経験と専門の知識をもったスタッフが責任をもって対応するので安心してください。
無料相談や無料見積もりをおこなっておりますので安心してお気軽にお問い合わせください。
松前町の他、松山市や東温市、伊予市や今治市にお住いのお客様からのお問い合わせ大歓迎です!
関連ページ「松前町で雨漏り点検や屋根工事のご依頼・ご相談が初めての方へ」
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