伊予市雨漏りする築50年以上の住宅の屋根瓦を撤去する
更新日：2022年12月6日
棟瓦というのは、屋根の頂上部分に取り付けられている瓦の事で
和風建築では、棟瓦を土を使って高く積み上げるのが主流です。
この土は、劣化してくると粘りが無くなりポロポロになってしまうので
触ると簡単に崩れてしまいます。
この状態では、地震が起きた際には、絶対に崩れてしまいます。
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葺き替え工事等をする際には、気を付けていることがあります。
・工事前の近隣への挨拶
・ホコリ等がしそうな場合には、車の養生（近隣の車も含む）
・毎日の掃除の徹底
・工事中、絶対に雨漏りさせないようにする
特に今回のような、土葺きの物件では、砂埃が発生するので
車等の養生は入念に行っています。
今回の物件は、瓦の下に10ｃｍくらい土が敷かれていたので
撤去するのに大変苦労しました。
ホコリが発生するので、屋根の上から直接ダンプに投げ捨てるわけにいかないので
土は全部土嚢袋に詰めました。
屋根に土が入っていると、1日ですべて撤去するのは難しいので
雨漏り防止の養生をすることも考えながら瓦を撤去していきます。
これが、昔は防水紙として使われていました。
社寺などで、杉皮が防水紙として使われている場合は
隙間なく敷き詰められているのですが
一般の住宅で使われている場合は、隙間だらけの場合が多いので
防水紙としての機能は、果たせていません。
これも、不要な物なので撤去しておきます。
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