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砥部町で古い日本家屋の崩れた屋根瓦をまた再利用して瓦修理します
更新日:2022年11月25日
こんにちは、「街の屋根やさん西条・新居浜店」店長の丹
基徳(たん
もとのり)です。
今回は砥部町にお住いのお客様より「屋根の瓦が崩れていて不安だから修理してほしい。」とのお問い合わせの電話をいただきました。まずは現地に急行しお客様から詳しいお話をうかがいます。お住いは古い日本家屋の木造平屋建てで築60年になるそうです。
入母屋屋根の形状で
破風の中の矢切格子の下の「のし瓦」が崩れていました。
瓦は古いですがまだまだ使えるので、元の瓦を再利用して復旧する瓦修理をご提案させていただきました。
それでは瓦修理の様子をご紹介します。
砥部町にある築60年の日本家屋で木造平屋建て住宅です。屋根形状は「入母屋屋根」で妻手の矢切格子の下の瓦が崩れています。
これは「のし瓦」という板状の瓦で、昔は土の上にのせただけの施工法のため瓦が固定されておらず、それが原因で経年や地震による揺れ・台風などの強風で崩れることがあります。
ここの「のし瓦」が崩れると台風時の風雨の吹き込みにより室内に雨水が侵入して雨漏りを起こすので早期の瓦修理が必要です。
関連ページ「あなたの屋根はどの形状(シェイプ)」
まずは崩れた状態の瓦と土を解体します。解体した瓦は再利用して修理するので瓦表面の土をキレイに掃除します。
撤去した土はもう使わないので産業廃棄物として処分します。
【砥部町・瓦修理】屋根工事専用の強力な南蛮漆喰で土台作り
のし瓦を施工する為の土台を作ります。昔は土台に土を使用するのが一般的でしたが耐久性や強度が弱いため、現在では屋根工事専用の南蛮漆喰を使用しています。南蛮漆喰とは
主成分の消石灰に骨材として炭酸カルシウム
と砂・つなぎの繊維
を混ぜ合わせた
ものをいいます。
今回は馬場商店さんで製造されている「シルガード白」を使用します。これは撥水性の防水材「シリコーン」を
混ぜることで撥水性と防水性を向上させた南蛮漆喰です。これをコテを使って土台を作ります。
南蛮漆喰の土台の上に元の「のし瓦」をのせて
施工します。のし瓦の前面の位置に水糸をはってこの水糸の位置に合わせて1段目の「のし瓦」を施工します。この時にのし瓦を固定することが重要です。念のため隣り合う瓦同士をシリコーンコーキングで接着固定しました。
これで地震や台風の強風でも崩れることはありません。
以上で矢切格子下の瓦修理の完成です。
強度と耐久性に優れた南蛮漆喰「シルガード白」を使用して
生まれ変わりました。
元の瓦を再利用しているので工事金額も抑えられ、周りの瓦と同化して違和感なく
納められました。
これでもう安心です!
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E-Mail machiyane-ehime@tankawara.co.jp
有限会社丹瓦建材店
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