上島町岩城島で屋根葺き替え工事はじめました。まずは古瓦降ろし
更新日：2022年1月25日
長年雨
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「屋根葺き替えで不安を解消しませんか?」
まず初めに既存の瓦の解体撤去からはじめます。
これは凍害の被害によるもので、瓦の中に染み込んだ水分が冬季の気温低下により、瓦の中で凍って膨張することで瓦が剥離するように割れる現象です。私たち屋根工事業者は「凍て（いて）」と呼んでいます。
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「寒くない地域でも起こりえる!? お家の屋根材などに起こる凍害の実態」
雨が降ると瓦面に落ちた雨が軒まで流れますが、雨の量が多いと瓦の重なり部を巻き込むように水が流れます。
このとき重なり部が割れていると、そこから雨水が侵入して雨漏りします。
上から順番に瓦を剥がしてトラックの荷台に積み込みます。
こちらの屋根は昔ながらの「土葺き工法」という土の上にのせただけの施工法だったため、経年で瓦がズレたり台風で飛ばされる被害がありました。
現在の瓦の施工法は「乾式工法」という土を使わず瓦を釘で留める工法の為、地震や台風など自然災害に強い屋根工法で施工しています。
昔の「土葺き工法」の瓦屋根の約1/3はこの土の重量で、「
土を集めるときは埃っぽく近隣に迷惑がかからないように、丁寧にかき集めて袋に小分けして運びます。
昔は防水紙の代わりに杉の木の皮を屋根全面に敷き詰めて、瓦の下に入った雨水を防ごうとしていました。
もちろん雨漏りがひどくなると杉皮では防水が追い付かず雨漏りします。
野地板は薄い板で、長年の雨漏りにより白く変色して木本来の油気が抜けて弱くなっています。
これでは屋根材を上手く固定できないので屋根下地工事が必要です。
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「野地板は屋根材と防水紙の下の超重要部分、張り替えと増し張りでより強く」
水気や湿気に強い針葉樹（杉やヒノキ）の構造用合板を使用して、丈夫で耐久性の高い屋根下地に生まれ変わりました。
防水紙は瓦の下に入った雨水から雨漏りを防ぐ重要な役割があります。
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「雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性」
今回使用する防水紙は防水性・耐久性に優れた「ゴムアスルーフィング」を施工しました。
水下の軒先から水上に向かって張り重ねます。
このとき上下10㎝・左右20㎝以上重ねて施工することが重要です。
これで、屋根から雨漏りすることはありません。
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