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四国中央市三島の瓦屋根葺き替え工事で古瓦の撤去と屋根下地工事
更新日:2021年5月31日
四国中央市三島の瓦葺き替え工事の足場組立をします。
>>屋根葺き替え工事とは?
今回は平屋の事務所の為あまり高い屋根ではありませんが高さ2m以上の高さでの作業には仮設足場設置が法律で義務付けられています。ビケ足場と呼ばれるクサビ式の足場材を足場屋さんが段取りよく組み立てていきます。3人の職人さんが抜群のチームワークで作業したので夕方までに立派な足場が組みあがりました。これで葺き替え工事も安全に作業ができます。
こちらの建物の西側には会社の
駐車場があり、従業員の方の車が多数停まっています。瓦の葺き替え工事は作業中に
土埃がでますので、駐車している車が汚れないように西側に
ブルーシートをはって対策します。
通常は飛散防止用のメッシュシートでも十分ですが西側は駐車場と隣接している為、気を付けます。
ブルーシートはメッシュシートに比べホコリやゴミの
飛散防止効果は高いのですが風の影響を受けやすいデメリットがあり足場が倒壊しないように夕方作業が終わるとブルーシートは畳んで翌朝の作業前にまた張るようにします。
瓦と土の解体撤去をしていきます。建物の隣
地にラフタークレーンを設置して瓦と土を入れるゴンドラを吊り上げます。
無線でオペレーターとやり取りしながら作業地点の近くまでゴンドラを移動して解体した瓦と土を分別して入れていきます。瓦でいっぱいになったゴンドラをダンプの荷台まで移動して中身を移します。
瓦の葺き替え工事にラフタークレーンは必需で立地環境で使用できない場合は人海戦術でトラックに積み込みます。こちらの瓦
屋根の面積は161㎡で瓦と土を併せた重量は約12トンあり3トンダンプに4台分の量があります。ここ四国中央市は風の強い地域で対策として屋根瓦の下の土を他の地域よりも大量にあげています。
こちらの屋根で古瓦がダンプ2台分、土もダンプ2台分ありました。
瓦と土を降ろしたら屋根の隙間から天井裏に落ちた土やゴミを掃除します。
天井裏の掃除が終わったら屋根下地工事をします。既存の古い野地板の上に新しい構造用合板を重ね張りして釘でしっかり留めます。使用する構造用合板は湿気など水分に強い針葉樹構造用合板を使用します。屋根瓦の葺き替え工事には屋根下地工事が重要です。
>>屋根下地とは?屋根下地工事に古い野地板を剥がして新しい野地板に張替える方法と、今回のような古い野地板の上に構造用合板を重ねて張る「増し張り補強」の方法があります。増し張り補強は古い野地板を撤去する手間と処分費が省けるため工事金額を抑える為に選ばれることが多いです。
また構造用合板による増し張り
補強
は屋根材を固定するビスや釘の固定力を確保でき、屋根全面を隙間なく張ることができるため耐震性も向上するメリットがあります。
こちらの
建物は昔ながらの木の癖をそのまま使った屋根構造の為、屋根面にデコボコの不陸がありました。今回の屋根瓦の葺き替え工事では、
できる限り屋根面を整えるために凹んだところにクサビを挟め固定する不陸調整をおこないました。
こちらの建物は東側に「パラペット」と呼ばれる壁のような立ち上がりがあり陸谷(水平谷)がありました。陸谷は雨水の排水が難しく陸谷の長さが長いほど雨漏りのリスクが多い部位です。
こちらの陸谷も雨漏りしていたので今回の瓦葺き替え工事を機に新しい谷板金に取り換えます。
まずは陸谷の最下部に防水紙のゴムアスルーフィングをはります。防水紙の上に陸谷の真ん中を水上に両側へうまく排水できるように谷板金の加工を工夫して傾斜ができるようにしました。
この加工した谷板金を陸谷に取り付け接合部分から雨水が侵入しないようにしっかりコーキングで防水処理します。上手く納まりこれで陸谷から雨漏りする心配はありません。
屋根下地工事も終わり
防水紙のゴムアスルーフィングを張ります。これで雨がふっても屋内に雨漏りすることはありません
>>防水紙の重要性軒から棟にむかって順番に張っていきます。シワにならないようにピンと張ってタッカーと呼ばれる工事用のホッチキスで留めていきます。この時に上下10㎝・左右20㎝以上被さるように施工することが重要でタッカーで留める位置はこの被さり部分を狙って打っていきます。こうすることでタッカーの芯の穴から雨水が侵入するリスクを抑えます。
葺き替え工事は元の屋根材を全て
撤去してしまう為、工事が完成するまでの間の雨漏りを心配される方はおおいですが安心してください。工事期間中は雨が降ってもいいように作業終了後はシートをかけ雨養生するので雨漏りの心配はありません。
今回の屋根瓦の葺き替え工事は新しい屋根材へ葺き替える工事の他、大事な屋根下地の補強工事や雨漏りしていた陸谷の取り換え修理など必要な付帯工事は事前に見積もり・ご提案させていただいております。事前の屋根調査をしっかり行うことで工事途中の追加工事がないように誠意をもって調査・工事提案させていただいております。
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>>屋根工事ってどうやって依頼するの?
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