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西条市にお住まいのお客様より雨漏り調査の依頼をいただきました
更新日:2022年2月20日
西条市K様邸の雨漏り調査①雨漏り調査のお問い合わせ
西条市にお住いのお客様より、「最近、雨漏りで困っているから屋根の雨漏り調査してほしい」とお電話でのお問い合わせをいただきました。
今年は例年よりも梅雨入りが早く先日も大雨の日がありました。
お問い合わせをいただいて直ぐにお客様のもとへ急行します。
お客様のお宅に到着して挨拶をさせていただき、まず雨漏り被害の状況をお伺いします。
いままでは雨漏りはなかったけど、
先日の大雨で天井から雨漏りがあり
バケツを置いてその場はしのいだそうです。
天井を見上げると今まで気づかなかった
数カ所の雨染みがあり早く修理しないといけないとおもって、当店へ電話してくれました。
雨漏り被害があったのは昔ながらの土間に釜土のある台所です。
上を見上げるとと
天井には雨漏りによる雨シミが何カ所かあります。
このシミの感じからすると最近のものではなく、何年も前から雨漏りはしてるようです。
これまでは天井裏で雨水が止まっていたのが、大雨で大量の雨水に耐えきれなくなって下に落ちてきたようです。
雨漏り調査に行くと、雨漏りはないけど
「気づかないうちに天井にシミができていた」「雨の日に天井からポツンと音がする」といった声をお客様からよく聞きます。
雨漏りの放置は建物の寿命を縮めてしまいます。
雨漏りは早期発見・早期対策が重要です
あれ?雨漏りかも>>雨漏りには早期の対応が必要です。
それでは屋根の上に上がります。
こちらはセメント瓦の屋根でした。
この形は「S型スレート」と呼ばれる形状のセメント瓦です。
セメント瓦とは?>>セメント瓦はメンテナンスが必要です!
このセメント瓦は約40年前によく使われた瓦で、西条市内でも製造する会社が数社あり全国的にも多く普及した屋根材です。
主原料はセメントからできており、基材自体に防水性がない為
10年に1度くらいのペースで塗装メンテナンスをして防水性を確保する必要があります。
屋根塗装の際、間違った施工や瓦自体の形状が原因で雨漏り事例が多く
現在では製造する会社はありません。
雨漏り調査に行くとセメント瓦の屋根だったということはよくあります。
セメント瓦の表面を見ていきます。
屋根全体に
苔の付着が見られます。
特に
日当たりの悪い北面に苔の付着は多いです。
瓦に付いた苔を放置しておくといけません。
苔が瓦の基材自体を
劣化させ耐久性と防水性を著しく低下させます。
また苔がここまで多く付着しているのは、
保水している証拠で雨漏りの原因にも直結します。
苔の放置はいけません!>>屋根や外壁を劣化させる苔・藻・カビ雨漏り調査
など屋根の上に上がらないと気付かないことはたくさんあります。
西条市K様邸の雨漏り調査⑤屋根から出した煙突は雨漏り注意
屋根からだした釜土の煙突まわりをみます。
雨漏り調査で、
煙突からの雨漏り事例も多く注意が必要です。
煙突の水上はモルタルで固めてありました。
モルタルを塗った当初は瓦と煙突に密着していたと思いますが、
モルタルが乾くと密着していたところに
隙間ができ、そこから雨水が侵入します。
煙突の他にも
トップライトでよく使われる
天窓も雨漏りの多い箇所となります。
屋根材との
雨仕舞は施工が難しく、
知識と経験の必要な箇所となります。
雨仕舞とは?>>雨漏りさせないために雨水を排水させる「雨仕舞」
西条市K様邸の雨漏り調査⑥セメント瓦で多い毛細管現象による雨漏り
セメント瓦を
一枚剥がして瓦下の状態を確認します。
瓦屋根の
雨漏り調査ではよく瓦を剥がして調査します。
瓦下の
防水紙のチェックや
屋根下地のチェック、
雨水の侵入した痕跡探しなど
瓦を剥がしてみることで得る情報量は多いからです。
瓦の下には
防水紙があり雨水が侵入しても家の中に雨漏りさせない役割があります。
防水紙の役割とは?>>防水紙の重要性この防水紙は昔よく使用された
フェルトと呼ばれる防水紙で
耐久性と防水性の低いものです。
劣化して破れています。これでは本来の
防水性は発揮できません。
また瓦同士の重なり部分に
ホコリやゴミが溜まっています。
このゴミは
雨漏りの原因になります。
少しの雨だと瓦表面を流れた雨水が軒まで自然に排水されますが、
雨の量が多いと瓦同士の重なり部分に巻き込むような水の流れも発生します。
その水がホコリやゴミに触れることで雨水を吸い上げる
毛細管現象により、
釘穴から入った雨水が釘をつたって屋内に侵入して雨漏りとなります。
他の雨漏り調査でも
セメント瓦の屋根の雨漏り原因の大半がこの毛細管現象です。
西条市K様邸の雨漏り調査⑦瓦の裏面に残る雨漏りのシミ
瓦の裏面にはっきりと
雨水による白い染みがあります。
この白い位置まで毛細管現象により雨水が吸い上げています。
この毛細管現象による雨漏りの対処法は一般的な
屋根塗装では解決しません。
原因となるホコリやゴミを除去しないと雨漏りは直りません。
この
「S型スレート」の屋根は屋根塗装はしない方がいいです。なるべく早期の
屋根葺き替え工事をオススメしています。
屋根葺き替えとは?>>雨漏りする屋根を新しい屋根材で屋根工事
これで雨漏り調査は終了です。
調査の結果と提案内容は以下の通りです。
調査結果①瓦表面の苔は瓦の劣化や保水により雨漏りの原因②煙突周りのモルタルに隙間ができ雨水の侵入③瓦の重なり部分にホコリやゴミが溜まり毛細管現象による雨漏り原因屋根工事の提案内容(屋根面積:58㎡)①セメント瓦を撤去し軽量の石付鋼板屋根に葺き替え工事する
商品名:エコグラーニ工事金額¥754,000(税別)②セメント瓦を撤去し軽量のシングル屋根材に葺き替え工事する商品名:
リッジウェイ工事金額¥551,000(税別)
③セメント瓦のホコリを掃除して、防水紙を二重張りし元のセメント瓦を復旧する工事金額¥377,000(税別)
今回の雨漏り調査では3種類の屋根工事を提案させていただきました。
3種類それぞれ工事内容を説明させていただき、今回は③の屋根工事をすることになりました。
雨漏りは建物の寿命を縮めるため
早期発見と
早期対策が必要です。
雨漏りしてるかな?と不安な方
は無料の雨漏り調査がありますのでお気軽にお問い合わせください。
雨漏り調査は無料です。>>お住まいの無料点検初めての方は>>屋根工事ってどうやって依頼するの?
雨漏り調査は屋根工事専門店へ!
街の屋根やさん西条・新居浜店
0120-12-0603
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