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西条市玉津で丸瓦の修理と既存ののし瓦を再利用して棟積み直し
更新日:2021年5月21日
残っていた一段目の瓦と土も解体して瓦表面をきれいに掃除しました。
棟下の桟瓦もきれいに並べ直しました。
桟瓦が割れていたところは新しい瓦に差し替えます。
元の瓦と同じ寸法の菊間瓦の64判の桟瓦を使います。
菊間瓦とは愛媛県今治市菊間町で作られる「いぶし瓦」で歴史は古く750年の伝統があります。
「磨き」と呼ばれる粘土を成形するさい表面をヘラで磨くことで瓦表面の光沢が一層よくなり、菊間瓦の大きな特色です。
ケラバの箕甲とのさかいの利根丸の丸瓦を修理します。
丸瓦の下の瓦割り付けがわるく雨漏りしていたので元の丸瓦より一回り大きな丸瓦にかえます。
まずは丸瓦と土と漆喰を撤去します。
丸瓦の土台の漆喰を施工します。
使うのは馬場商店のシルガード白色です。
撥水剤のシリコンが混ぜられていて雨水を弾き、効果するとモルタルのように固くなります。
この漆喰を盛る幅を細くすることが重要です。
漆喰の丸瓦の幅いっぱいに広いと雨水に触れて毛細管現象により雨水を吸い上げて
雨漏りします。
丸瓦を施工できました。
この上に大棟の鬼瓦をのせます。
三つ組の鬼瓦をしっかりと緊結させます。
丸瓦の上に鬼瓦をのせⅣ線で鬼瓦が落ちないように緊結します。
Ⅳ線とは銅線の表面をビニル絶縁体で被膜したもので異種金属との接触による電蝕を防止する働きがあります。
それでは大棟の施工になります。
一段目の「台面のし瓦」の仕上がりの位置に水糸を張り、雨漏りしない漆喰の幅を計算して漆喰を盛ります。
水糸を基準に台面のし瓦を漆喰にのせ対面の瓦同士の銅線を緊結します。
漆喰の幅は上にのる二段目の瓦より狭くすることが重要です。
漆喰が雨水に濡れないように盛る幅を計算しないと毛細管現象により雨漏りとなります。
一段目の台面のし瓦が施工できました。
中心が大きく隙間ができるため桟瓦を入れておきます。
今日の作業はここまでです。
雨にあたらないようにシート養生して、屋根の上と下をキレイに掃除をしてお客さまに挨拶して帰ります。
お問い合わせはメールまたはお電話にてお待ちしております。
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