伊奈町で屋根点検！屋根材が飛散する！？原因はノンアスベスト屋根材の劣化症状でした
更新日：2024年6月4日
街の屋根やさん上尾店です！
「強風の日に自宅の屋根材が飛び散っているのを見た」
と伊奈町のお客さまよりご相談をいただきました。
屋根の無料点検を実施して現状確認を行ったところ、
このお宅の屋根材がコロニアルNEOという
問題のある屋根材であることが分かりました。
そこで本日はこの屋根材についてのご説明と
そのメンテナンス方法についてご紹介したいと思います！
と伊奈町のお客さまよりご相談をいただきました。
屋根の無料点検を実施して現状確認を行ったところ、
このお宅の屋根材がコロニアルNEOという
問題のある屋根材であることが分かりました。
そこで本日はこの屋根材についてのご説明と
そのメンテナンス方法についてご紹介したいと思います！
それは、コロニアルNEOがノンアスベスト屋根材であるためにとても脆く、耐久性に乏しいということなのです！
元々、セメントが主成分のスレート屋根にはアスベストを含有することによって耐久性が高められていました。ですが、アスベストによる健康被害が社会問題化するようになると、その使用が法律で規制されることとなったため、屋根材のメーカー各社はノンアスベストの屋根材の開発を急がなければなりませんでした。
そのような経緯で、検証が充分に行われないままに販売された初期のノンアスベストの屋根材は、ものの10年前後で多くの不具合が報告されるほど、耐久性に問題のあるものが多く誕生してしまったのです。
クボタ（現ケイミュー）から2001～2008年の間に製造・販売された製品で、その主な劣化症状は【ひび割れ】【欠け】【変色】です。
今回無料点検を行った伊奈町のお宅でも、その症状が顕著でしたので写真と共にご説明させていただきます。
屋根の様々なところで確認できました。
白くなっているところは、屋根材が欠けて基材が剥き出しになってしまっているところです。
伊奈町のお客さまが「屋根材が飛び散っているのをみた」とおっしゃっていたのは、このように欠けた破片が風によって舞い上がったものだったようですね(;´･ω･)
釘が浮いていると、棟板金を固定する力が弱まってしまうため、この状態を放置してしまうと強風が吹いた際に煽られて棟板金自体が浮いてしまう可能性がありますし、浮き箇所から雨水が入ることが考えられます。
棟板金の継ぎ目に充填されているコーキングに劣化も確認できました。
コーキングは充填することで、継ぎ目の隙間から雨水が浸入するのを防ぐ役割をしています。劣化し、十分に防水がなされていないことから、こちらも雨水が浸入する危険があります。
既存の屋根材の上に新規屋根材で覆う屋根カバー工法、もしくは、既存屋根材を全て撤去して屋根の下地補修を行った後で新規屋根材に葺き替える屋根葺き替え工事の2択となります。
現状から、街の屋根やさん上尾店では、今回は屋根カバー工法が最適と考え、ご提案させていただきました。
屋根カバー工法の場合、撤去費用、解体費用等が殆どかからないため、屋根葺き替え工事を行なった場合よりも工事価格が抑えられますし、不具合の出ていた棟板金も新しくなるため、雨漏りの心配も解消されます。
ご検討いただければ幸いです。
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