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奈良市でフルベスト20点検、割れた屋根材と色あせ・苔の繁殖、棟板金の釘浮きを確認
更新日:2026年9月9日
奈良市にお住まいのお客様から、屋根の色あせが気になり、そろそろ一度しっかり見てほしいとのご相談をいただきました。
外から見ても以前より屋根の黒さが抜けたように感じるとのことで、私たちが現地へ伺って点検を行いました。
建物全体はきれいにお手入れされていましたが、屋根に目を向けると年数相応の傷みが進んでいる印象で、特に表面の防水性低下が気になる状態でした。
旧松下電工製のフルベスト20で葺かれた屋根ということもあり、表面の劣化だけでなく、部材ごとの細かな不具合も丁寧に確認していきます。
建物の外観を見上げると、外壁まわりは大きな傷みが目立つ印象ではありませんでしたが、屋根は築年数に応じた点検が必要な時期に入っているように感じられました。
こうしたスレート屋根は、地上からでは細かな割れや板金の浮きまでは分かりにくく、見た目に大きな異常がなくても実際には劣化が進んでいることがあります。
とくにフルベスト20のような屋根材は、
表面の保護機能が落ちると水を含みやすくなるため、早めの確認が大切です。
屋根に上がって全体を見ると、表面の色がかなり褪せており、塗膜がしっかり残っている状態ではありませんでした。
フルベスト20の表面は本来、塗膜によって雨水の吸い込みを抑えていますが、経年でその機能が落ちると、汚れが付きやすくなり、屋根材そのものも傷みやすくなります。
今の状態を放置すると、
屋根材の吸水と劣化の進行がさらに進み、ひび割れや欠けの発生につながるおそれがあります。
屋根材の重なり部分には汚れと傷みの兆候が見られました
近くで確認すると、屋根材の重なり部分や表面のざらつきが目立ち、長年の風雨による摩耗が進んでいました。
部分的に付着物も見られ、表面が健全な頃に比べると水はけの良い状態とは言えません。
こうした傷みはすぐに雨漏りになるとは限りませんが、屋根材がもろくなっていく前触れとして見逃せない症状です。
日当たりや湿気の影響を受けやすい面では、劣化の進み方に差が出ることもあります。
表面をさらに確認すると、広い範囲で苔が繁殖していました。
これは見た目の問題だけではなく、塗膜がほぼ失われて屋根材が水分を保持しやすくなっているサインです。
苔が根を張るようになると乾きも遅くなり、屋根材への負担が増していきます。
苔の繁殖は防水性低下の分かりやすい目安で、このままの状態が続けば表面の傷みだけでなく、寒暖差や踏圧でも割れやすくなる危険があります。
棟の近くでは、屋根材の一部に明確な割れを確認しました。
フルベスト20は経年劣化が進むと硬くもろくなり、少しの外力でもひびや欠けが出ることがあります。
割れた部分からすぐに大量の雨水が入るとは限りませんが、下地を守る役割が弱くなるため安心はできません。
特に棟まわりは雨水の流れが集中しやすい場所でもあり、
早めの補修判断が必要な状態でした。
棟まわりでも割れが続き、劣化の進行がうかがえました
別の面でも棟際の屋根材に割れが見られ、部分的な不具合というより、屋根全体の経年劣化の中で傷みが表面化している印象でした。
棟周辺は板金や下地材との取り合いがあるため、屋根材に負担がかかりやすい箇所です。
割れを放置すると風であおられた際に欠損が広がったり、雨水が内部へ回り込みやすくなったりするため、見つけた段階で対策を考えることが大切です。
棟包板金を確認すると、留め付けている釘が浮いている箇所がありました。
板金そのものが大きく外れている状態ではありませんでしたが、釘浮きは下地材の痩せや温度変化による動きで起こりやすい症状です。
このままにすると固定力が落ち、強風時に板金がばたついたり、すき間から雨水が入り込んだりする原因になります。
屋根材の劣化と合わせて、
棟板金の固定力低下も注意しておきたいポイントでした。
今回の奈良市でのフルベスト20点検では、屋根全体の色あせと塗膜の消耗、苔の繁殖、複数箇所の割れ、さらに棟包板金の釘浮きを確認しました。
優先して対処したいのは、まず割れた屋根材と釘の浮いた棟板金です。
割れ部分は差し替えや部分補修、棟板金は下地の状態まで確認したうえで、必要に応じて貫板交換と再固定を行うのが安心です。
そのうえで、屋根全体は劣化の進み具合から塗装だけで済ませるか慎重な判断が必要になります。
フルベスト20は傷みが進んでいる場合、塗装では根本改善にならないこともあるため、スーパーガルテクトなどの金属屋根材を使ったカバー工法も有力な選択肢です。
下地の状態次第では葺き替えまで含めて比較検討するのがよいでしょう。
私たち街の屋根やさん奈良店では、無料点検と無料見積もりで現状を分かりやすくお伝えし、地域密着で一棟一棟に合ったご提案を行っています。
屋根の色あせやひび割れが気になってきたら、傷みが大きくなる前に一度状態を確認しておくと安心です!
この記事を書いた加盟店
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