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葛城市で塀瓦に廃盤のブルック同質棟瓦を使用している箇所に車衝突!トラブルも自社在庫で解決
更新日:2026年6月2日
先日、奈良県葛城市にお住まいのお客様より「自宅の塀の瓦に車をぶつけてしまい、割れてしまったので直してほしい」との切実なご相談をいただきました。
お話を詳しく伺うと、お車を曲がるときに目測を誤ってしまい、塀の角にある瓦(塀瓦)当ててしまったとのこと。おケガがなかったのは何よりでしたが、お住まいの顔とも言える立派な塀の一部が無残に割れてしまい、大変ショックを受けられているご様子でした。
塀のトップを保護する瓦が割れたまま放置されると、雨水がブロック塀の内部にしみ込んでしまい、塀全体の寿命を縮める原因にもなります。そのため、すぐに現地へ急行し、状況を確認させていただくことになりました。
破損した瓦は15年以上前に廃盤となったセキスイの「ブルック瓦」
現地で調査を行ったところ、使用されていたのはかつてセキスイ屋根システムが製造・販売していた「ブルック瓦」の「同質棟瓦(どうしつむねがわら)」というあまり見かけない製品でした。
ここで少し専門用語の解説をします。
同質棟瓦(どうしつむねがわら)とは? 屋根や塀の一番高い部分(棟)に使用する専用の瓦のことです。平らな部分に使われている瓦と同じ素材・同じ質感で作られているため、全体の見た目が美しく統一されるのが特徴です。
実はこのブルック瓦、今から15年以上も前にメーカーで廃盤(生産終了)となっており、現在では市場で新しく手に入れることがほぼ不可能な「幻の瓦」となっています。一般的なリフォーム店であれば「材料がないため、塀全体の瓦をすべて今風の別の瓦に葺き替えるしかありません」と、高額な工事を提案されてしまうようなケースです。
奇跡の解決!当社の倉庫に眠っていたメンテナンス用在庫を活用
しかし、ここからが「街の屋根やさん奈良店」の強みです。
当社はかつて、某大手のハウスメーカー様の新築屋根工事を数多く手掛けていた実績があります。当時、このブルック瓦も数多く施工しており、将来のメンテナンスや万が一の修理に備えて、自社倉庫に大切に保管していた在庫が残っていました。
倉庫の棚を隈なく確認したところ、今回必要となるブルック瓦の同質棟瓦が奇跡的に見つかりました。これにはお客様も「全部やり直さなくて済んだ」と、ホッと胸をなでおろしていらっしゃいました。
材料が揃ったところで、さっそく補修工事の開始です。まずは、車が当たってバキバキに割れてしまった古い塀瓦を丁寧に取り外していきます。
下地木とアンカービスとは? 瓦を固定するために、ブロック塀の最上部に設置する土台の木材を「下地木」と呼びます。そして、その木材をコンクリートのブロックにがっちりと固定するための特殊なネジが「アンカービス」です。
今回の構造は、ブロック塀の天辺に下地木がアンカービスで強固に留め付けられていました。そのため、作業自体は瓦の上から留め付けられているビスを慎重に外すだけで、下地を傷つけることなくスムーズに、かつ簡単に取り外すことができました。
古い瓦を撤去したあとは、いよいよ用意した新しいブルック瓦を設置していきます。
塀のコーナー(角)の部分は、単純に瓦を並べただけでは角に大きな隙間が空いてしまいます。そこで、角と角が寸分の狂いもなくピタッと擦り合うように、新しい棟瓦を斜めに精密カットする加工を行います。
職人が現場で何度も角度を合わせながら、ミリ単位での微調整を繰り返します。このひと手間を惜しまないことで、仕上がりの美しさと強度が劇的に変わります。完全に隙間がなくなるよう、きれいに合わさった瞬間はまさに職人技です。
最後の仕上げに入ります。斜めにカットして美しく合わさった接合部ですが、ごくわずかな隙間からの雨水の侵入を防ぐため、防水処理を行います。
まずは、関係のない部分に材料が付着して汚れないように、隙間の両側にマスキングテープを貼って保護(養生)します。その上で、隙間に耐久性の高い「コーキング(防水隙間埋め材)」を隙間なくたっぷりと注入していきます。
表面をきれいに均し、マスキングテープを剥がせば補修完了です。どこが割れていたのか全く分からないほど、元通りの美しい塀が蘇りました。
生産終了の廃盤瓦でも諦めないで!全国のネットワークでお探しします
今回のように「もうどこにも売っていないと言われた」「古い瓦だから修理は無理だと断られた」というトラブルでも、諦める必要はありません。
当社には自社倉庫の豊富なストックがあるだけでなく、加盟している「全日本瓦工事業連盟」や「日本屋根外装工事協会」といった、全国規模の瓦屋さん・屋根工事業者の強力なネットワークがあります。
全国のプロフェッショナルたちの知恵と在庫を結集すれば、市場に出回っていない廃盤瓦を見つけ出せる可能性が十分にあります。
大切なお住まいの「困った」に、私たちは全力で寄り添います。どんなに小さな破損や、古い瓦のトラブルでも構いません。
まずは一度、お気軽に街の屋根やさん奈良店までご相談ください。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyanenara@kawaramasa.co.jp
株式会社瓦柾
〒631-0078
奈良県奈良市富雄元町2丁目3-29-1
ききょう元町ビル 206号室
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