ホーム > 田原本町で雨漏り修理!穴が開いた銅の谷板金をガルバリウムへ交…

田原本町で雨漏り修理!穴が開いた銅の谷板金をガルバリウムへ交換
更新日:2026年4月26日
奈良県磯城郡田原本町にお住まいの皆様、こんにちは。街の屋根やさん奈良店です。 屋根は家を守る要ですが、普段なかなか目にすることのない場所だからこそ、異変に気づいたときには被害が進んでいることも少なくありません。
今回は、田原本町で行った谷板金(たにばんきん)の交換工事の様子を詳しくお届けします。 お客様からは、天井に雨染みができてしまい、どこから水が漏れているのか不安だというご相談をいただきました。点検の結果、原因は屋根の急所ともいえる谷部分にありました。
天井の雨染みの原因は屋根の急所である谷板金の穴あき
現場に到着してまず目に入ったのは、お部屋の天井に広がった大きな雨染みでした。
雨漏りは、建物の柱や梁を腐らせるだけでなく、カビの発生を招いて健康被害を引き起こす可能性もあるため、早急な対応が必要です。
屋根に登って調査を行うと、谷板金にいくつかの穴が開いているのを確認しました。
谷板金とは、屋根の面と面が合わさり、溝のようになっている部分に敷かれた金属板のことです。ここは屋根に降った雨水が集中して流れる場所であり、もっとも雨漏りが起きやすい急所でもあります。
昔は一生ものと言われた銅板になぜ穴が開くのか?
今回のお宅では、この谷板金に銅(どう)が使用されていました。 昔から、銅板は神社仏閣などにも使われる高級な建材で、一度施工すれば一生ものと言われてきました。しかし、現代の環境下では、銅板に穴が開くケースが非常に増えています。
その主な原因は、屋根瓦から落ちる雨水の滴による浸食です。 瓦の釉薬(ゆうやく:瓦の表面のコーティング)に含まれる成分が雨水に溶け出し、それが特定の場所に繰り返し落ちることで、銅板を化学的に腐食させて薄くしてしまうのです。これを電食(でんしょく)と呼びます。
また、近年の酸性雨の影響も無視できません。かつては数十年持った銅板も、現在では20年から30年ほどで穴が開いてしまうことがあります。そのため、現在は銅よりも酸や腐食に強いガルバリウム鋼板という合金の板に交換するのが一般的です。
修理にあたり、まずは新しい谷板金を差し込むためのスペースを作る必要があります。 谷板金は瓦の下に潜り込んでいるため、そのままでは交換できません。
まず、谷板金と重なっている棟(むね:屋根の頂上部分)の瓦を部分的に解体していきます。 続いて、谷のラインに沿って並んでいる瓦を一枚ずつ丁寧に取り除いていきます。
作業を行ったのは雨が降った翌日ということもあり、瓦をめくると下の土がずっしりと湿っていました。
本来、瓦の下の土は乾いているべき場所です。ここが湿っているということは、やはり銅板の穴から雨水が侵入し、内部に滞留していた証拠です。この湿気が長引くと、屋根の野地板(のじいた:屋根の土台となる板)を腐らせてしまうため、このタイミングでの修理は正解でした。
谷部分に溜まった古い土は、すべて手作業で丁寧に取り除いていきます。
機械で一気に吸い取ることはできないため、スコップやブラシを使い、職人の手で細かく清掃していきます。
下地を整えた後、新しい谷板金を設置します。使用するのは、アルミニウムと亜鉛の合金でメッキされたガルバリウム鋼板です。非常に錆びにくく、現在の屋根リフォームでは主流となっている耐久性の高い素材です。
谷板金は一本の長い板ではなく、何枚かをつなぎ合わせて設置します。 その際、もっとも重要になるのがつなぎ目の処理です。
私たちは、このつなぎ目に二乗コーキング(二重の防水処理)を施します。 シーリング材をたっぷりと使い、隙間を完全に塞ぐことで、激しい雨や逆流による浸水をシャットアウトします。見えない部分だからこそ、こうした手間に妥協はしません。
新しい谷板金がしっかり固定されたら、取り外していた瓦を元の位置に戻していきます。 この際、ただ瓦を置くだけではありません。谷板金と瓦の境目には、ナンバン漆喰(しっくい)をたっぷりと詰め込んでいきます。
漆喰とは、瓦を固定したり隙間を埋めたりするために使われる建築材料です。 特にナンバン漆喰は、シリコンや油分が含まれており、従来の漆喰よりも防水性と耐久性に優れています。
ここに漆喰を詰める理由は、主に二つあります。 一つ目は、強い風を伴う吹き降りの雨が、瓦の隙間から入り込むのを防ぐため。 二つ目は、小動物や鳥の侵入を防ぐためです。 谷の隙間は、コウモリや鳥が巣を作る絶好の場所になりやすいため、ここを漆喰で埋めることは、家の衛生環境を守ることにも繋がります。
最後に、最初に解体した棟(むね)の部分の瓦を積み直します。
ノシ瓦と呼ばれる平らな瓦を丁寧に積み上げ、泥と漆喰でしっかりと固定します。
すべての工程が終わり、歪みがないか、水の流れるルートが確保されているかを最終確認して、谷板金の交換工事は完了です。
銅板の屋根をお持ちの方へ:早めの点検をおすすめします
今回のように、天井に雨染みが出てから気づくケースは非常に多いです。 しかし、銅板に穴が開いているということは、すでに内部の木材はダメージを受けている可能性があります。
もし、ご自宅の屋根で銅板が使われている場所(谷や出窓の屋根、玄関の庇など)があり、施工から20年以上が経過している場合は、一度プロによる点検を受けることを強くおすすめします。
最近は、ガルバリウム鋼板だけでなく、さらに耐食性を高めたエスジーエル(SGL)という素材も登場しています。お客様のご予算や、あと何年この家に住み続けたいかというライフプランに合わせて、最適なご提案をさせていただきます。
田原本町周辺で屋根のトラブルにお悩みの方は、ぜひ街の屋根やさん奈良店までお気軽にお問い合わせください。 小さな穴一つ、瓦一枚のズレから、心を込めて対応させていただきます。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyanenara@kawaramasa.co.jp
株式会社瓦柾
〒631-0078
奈良県奈良市富雄元町2丁目3-29-1
ききょう元町ビル 206号室
奈良県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@wadatoken.jp
株式会社和田塗建
〒639-1038
奈良県大和郡山市西町208−1


街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。