橿原市で築25年のカラーベスト屋根は経年劣化でひび割れを起こしていました。
ひび割れが原因で剥がれている部分もあります。

前回は現場調査で屋根の状態を確認しどのような方法で修繕していくかを検討しました。

今回は屋根の修繕工事開始から完成までをご紹介していきます。


では工事の様子をご覧下さい！！

ひび割れて剥がれたカラーベストは歪な形状でした

ひび割れを起こし剥がれてしまったカラーベストは当然ながら歪な形状をしています。

今回は使用できる部分はそのまま残すという方法で修繕していくので、綺麗に解体撤去していきます。

解体するのに使用したのは、バールと専用の道具で「スレーターズリッパー」と呼ばれるものです。

名前だけ聞いているとさっぱりわかりませんね。

要するにスレート材を固定している釘を抜き取るための専用工具です。

新しいカラーベストが設置しやすいように綺麗に下地を整えていきましょう。

ひび割れを起こしてしまったカラーベストを全て撤去

よく見ると剥がれてはいませんがひびが入ってしまっている部分が多数ありました。

調査ではこのように問題がわかりにくい部分まで隈なく調査します。

問題部分を撤去すると写真のようにむね部分にかけてひび割れていたようです。

防水紙はそのまま使用していきます。

ケラバ板金も新しく設置

ケラバ板金は修繕で撤去する部分がありましたので新しく設置しました。

ガルバリウム鋼板製の板金をを使用しています。

色が少し違いますね。

階段のようにだんだんとなった部分にカラーベストを設置していきます。

使用できる部分はそのまま残し、撤去した部分に新しいカラーベストを設置していきます。

カラーベスト設置にはビスを使用し野地板・垂木に固定していきます。

新しく設置したカラーベストと既存のカラーベストは色の具合が違いますが同系色ですし気にしないとのことでした。

今回は修繕という形で屋根の工事を行いました。
屋根の工事にはいろんな方法がありお客様のご要望を優先し工事方法を決めていきます。
ご心配な点などはご遠慮なくご相談ください！！

これにてカラーベスト屋根の修繕工事終了です。
ありがとうございました。