平群町で築40年瓦屋根の熨斗瓦一部交換と棟瓦を剥がし再固定
更新日：2022年8月23日
今回の瓦屋根は湿式工法で固定されています。
もちろん棟瓦もです。
湿式工法は粘土や漆喰で土台を積み重ね固定していきます。
熨斗瓦が高いほど格式が高いとされていた昔、近年では安全性を考慮するため最小限の段数になっています。
また身近な粘土を使用するのが良いとされていましたが重量が重くなるため、近年では軽量化のため乾式工法を選ばれることが多くなっています。
破損した熨斗瓦は新しいものと交換し工事進めていきます。
今回は取り直しは行わず問題のある部分のみの修理を行うので、破損箇所のみを剥がし交換していきます。
8段から10段くらいの熨斗瓦が積まれています。
今回修理を行い固定しましたが、定期的に点検やメンテナンスを行うこてが必要です。
瓦屋根は重量が重く特に高く積ませた棟瓦は地震に弱く倒壊してしまう危険性があるということは忘れないでくださいね。
さて次回は、隅棟の棟瓦の修理に取り掛かります。
お楽しみに！！
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