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斑鳩町で瓦屋根下地の野地板(バラ板)の状態とメンテナンス方法
更新日:2022年6月21日
斑鳩町で築30年の
瓦屋根の葺き替え工事を行っています。
前回は瓦を解体し葺き土と一緒に撤去を行いました。屋根の重量と耐震の関係についてもご説明しました。
今回は屋根の下地部分の野地板についてご紹介します。
メンテナンス方法についてもご説明します。
では本日もよろしくお願いします。
杉皮は防水性が高いため、昔は
防水紙の代わりに使われていました。
30〜40年前の屋根のリフォーム工事でよく見られるので主流だったということですね。
杉皮をめくり下にある野地板(バラ板)の状態を確認しましょう。
吸水していたり腐食している部分はないかを確認します。
健常な部分とメンテナンス方法が変わるからです。
築30〜40年以上の建物に多く使用されていました。
屋根一面を覆うものではなく隙間を開けながら設置していくことで屋根裏の湿気を逃す役割をしていました。
しかし昨今では防水紙の進化もあり、湿気による腐食を考えることがなくなりました。
ですので
バラ板を使用することがほとんどなくなりました。
一つめは
増し張りです。
これは屋根の強度を増すための方法で野地板が健常な場合行うことができます。
もともとの野地板がバラ板だった場合増し張りをお勧めする方法でもあります。
バラ板は構造的には強いとは言えません。
構造用合板という野地板で増し張りをお勧めしています。
二つめは
張り替えです。
雨漏りなどで吸水し、腐食している場合に用います。
一部分を行うこともできます。
腐食部分を放置するとどんどん広がってしまいます。
腐食部分と除去し新しく貼り直します。
葺き替え工事を行うときは野地板メンテナンスのチャンスです。
屋根材を捲る工事でないとメンテナンスができないのが野地板です。
ですので必ずメンテナンスを行いましょう。
メンテナンス時期は屋根材に合わせるのが理想的です。
耐用年数は構造用合板で30年、バラ板で40年です。
それぞれの屋のメンテナンス時期と合わせてうまく野地板のメンテナンスと合わせていきましょう。
野地板のことがよくわからないという方は無料点検をご活用ください。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@wadatoken.jp
株式会社和田塗建
〒639-1038
奈良県大和郡山市西町208−1


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