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生駒市上町台で割れた屋根材『コロニアルクァッド』の点検作業を実施
更新日:2022年6月3日
生駒市上町台で屋根の
スレートが割れているので点検に来てほしいとご連絡を頂きました。
無料点検のため、現地に
お伺いしました。
お客様によると半年ほど前に屋根のスレートが割れているのに気づいて、ある業者と4カ月ほど前からやり取りしておられたそうですが、途中で連絡が取れなくなってしまったそうです。
そこで改めて屋根業者を探していて当店を見つけて頂いたということでした。
連絡が取れなくなってしまうとは、不誠実な業者と言わざるを得ません。
それでは、まずは無料点検から始めます。
築12~13年というこちらのお宅は、外壁の白色がとても綺麗で、まだまだ新築と言ってもいいような建物でした。
2列に並んだ三角屋根がオシャレですね。
ただ、屋根の勾配がかなり急だなという印象でした。
屋根の仕様概要
欄には『
無石綿
スレート瓦』
、品名には『コロニアルクァッド』と明記されています。
無石綿スレート瓦
とはアスベストが入っていないスレート瓦であるということです。
20年以上前のスレート瓦には石綿が使用されており、石綿による健康被害が報告されたことで無石綿スレート瓦が作られました。
コロニアルクァッドはケイミュー社が製造・販売しているスレート屋根材です。
軽量で安価であり、カラーバリエーションが豊富なので、好みの色を選ぶ事ができます。
現在建っている家の屋根では、スレート屋根が最も多いです。
屋根の淵に書かれている数字を見てください。
6/10となっています。
これは屋根の傾斜の度合いを表していて、
6寸勾配という意味です。
6寸勾配以上の屋根
を急勾配と呼んでいます。
急勾配の屋根は、角度があるので雨水が屋根に溜まりにくく、雨漏りしにくいという特徴があります。
ただ、建築基準法では6寸勾配以上の急勾配の屋根工事では足場の設置が義務づけられています。
それほど急で、作業するには危険を伴う屋根ということです。
急勾配の上に、新築でないスレート屋根はとても滑りやすいため、安全に注意しながら慎重に点検を行います。
屋根の端に天窓が付いていますね。
天窓の一番の特徴は採光です。
壁面に付いている窓に比べて約3倍の光を取り入れることが出来ます。
部屋が明るくなり、デザイン面でも選ばれています。
問題のスレートの割れを3か所発見しました。
スレートはセメントを主成分として薄い板に成型した屋根材で『コロニアルクァッド』の耐用年数は30年と謳われています。
ですが、発売開始が2008年で10年程度しか経っていないため、本当の耐用年数はまだわかりません。
点検の結果
、耐用年数にはまだほど遠いので葺き替えやカバー工法などの工事は必要ないが、メンテナンスとして割れているスレート瓦の修繕と屋根塗装ご提案しました。
先ほども書いたように、
数枚のスレート交換でも
足場を組まなければならないため、塗装を
同時に行うことをおススメしましたが、お客様は
割れているスレートの交換のみを依頼されました。
次のブログで、スレート瓦修繕の様子をご覧いただきます。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@wadatoken.jp
株式会社和田塗建
〒639-1038
奈良県大和郡山市西町208−1
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