奈良市で購入予定の中古住宅をリフォームのために無料点検しました。
前回無料点検した住宅の購入を予定されていたのですが、仲介業者との間で問題が生じたことから購入を断念されたそうです。
　
前回の無料点検の様子はコチラのブログをご覧ください。　
　　　→　奈良市で中古住宅の購入をご検討中のお客様から無料点検のご依頼

今回は、新たに見つけられた中古住宅の無料点検の様子をお届けします。

無料点検を開始します

現地に向かいます

教えて頂いた住所へ車で向かいました。

現地に到着すると、真っ白な外壁の住宅でした。
前回無料点検した住宅に比べると、とても綺麗な建物です。

周囲から点検を開始します

お客様と共に外観をチェックしていきます。

お話をお伺いしたところ、築12年ということでまだまだ築浅でした。
白い外壁には、亀裂などもなく一見とても綺麗に見えます。

でも、お客様は外壁を触った時のチョーキングがとても気になっているとおっしゃっていました。

新築に比べると少し白色がくすんで見えるかもしれませんね。
建物横に設置されているテラス屋根も透明度が低下していました。

建物の周囲も点検して回りましたが、劣化や腐食などの大きな損傷は見られませんでした。

2階に上がってきました

ベランダに出てみます。
赤と白のコントラストがとても可愛いですね。

外壁同様、少しくすんだ印象は受けるものの、大きな傷みはありませんでした。

ベランダの床には少し水跡がありました。
ベランダの下には部屋があり、ベランダの床面の防水効果の低下は雨漏りに直結します。
防水工事は施した方がいいでしょう。

大屋根の点検

屋根材は平板瓦でした。
瓦と聞けば波形の物を想像するかもしれませんね。
平板瓦は平らですが、れっきとした瓦です。
フラットな瓦ということでF瓦なんて呼ばれたりしています。
洋風な建物にもよく似合います。

屋根の形状は切り替え部分のある複合タイプです。
屋根と屋根の取り合いの部分には少し劣化が見られましたが、瓦自体は全体的にとても綺麗な状態でした。

大きなズレも無いので、雨漏りの心配は少ないでしょう。
ただ、漆喰は減少しているので、詰め直しをした方がいいかもしれませんね。

現場調査を終了して、全体的に大きな傷みは無いので、それほど大掛かりなリフォーム工事は必要ない旨をお客様にご報告させていただきました。

報告をお聞きになったお客さまは、とても安堵されていました。
ただ、外壁塗装はしたいとのご要望でしたので、外壁塗装の御見積りをすることになりました。

後日、御見積書を持参して検討いただき、工事をお任せいただけることになりました。

次回は、外壁塗装工事には欠かせない足場設置の様子をご紹介いたします。