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生駒市で雨漏りの陸屋根にウレタン塗膜防水材を塗布して防水工事完成
更新日:2021年12月25日
防水工事の種類には、主に
①FRP防水
②ウレタン防水
③シート防水
④アスファルト防水
の4種類がありますが、今回の工事は安価で耐久性が高く、どんな形状の場所でも使用できるなどメリットが多い
ウレタン防水を選択しました。
特に、すでに雨漏りしている建物や築年数が古い建物などに適した工法として『
通気緩衝工法』によるウレタン防水工事を行うことになりました。
『通気緩衝工法』では、劣化の原因となる下地に含まれた水分をコンクリート下地の目地の凹みを排気経路として脱気装置で外部に逃がすため、『通気緩衝シート』を設置しました。
『通気緩衝シート』を設置した屋上にウレタン塗料を塗布していきます。
ウレタン防水とは、液体状のウレタン樹脂を塗りつけて、塗布した材料が科学反応して固まることでゴム状で弾力のある防水膜が出来上がります。
液体状の材料を使って仕上げるため、
複雑な形状をした場所でも
継ぎ目のない完全な防水膜を加工できるという特徴があります。
ウレタン防水工事の場合、基本的にウレタン塗料は3回重ね塗りします。
まずは、1回目の塗装です。
1回目の塗装をした後、塗料が
完全に乾燥させるため、2回目の塗装までの時間を十分に確保します。
基本的には4~5日程度空けるようにしています。
2回目もウレタン塗料を1回目の塗装同様に重ね塗りしていきます。
ウレタン塗料は職人が手作業で塗っていくのですが、均一に仕上げるための熟練の技が必要になります。
出来上がりが平滑でなければ、雨水がスムーズに流れず、溜まったり、塗装の薄い箇所から雨漏りしたりと弊害が出てしまうのです。
2回目のウレタン塗装後、塗料を十分に乾燥させてから、3回目の塗布に取り掛かります。
この工程がウレタン防水の最後の工程になるため、見た目も決まってしまいます。
3回目の塗料はトップコートと呼ばれます。
2回の
ウレタン塗装で防水層を作り上げて、トップコートで防水層を守るという保護材の役割があります。
トップコートが防水層を紫外線や熱の影響による劣化から守ってくれているため、5年を目安にトップコートの塗り替えをすることをおススメします。
そうすることで、結果的に、防水層の劣化を遅らせることになります。
雨水を排出するためのドレン周りもしっかりとウレタン塗料を重ね塗りして、防水効果を高めておきます。
ルーフドレンを設置します。
ルーフドレンは、雨水を排水するとともに、落ち葉などのゴミを集める役割を持っています。
常に雨風に晒されている屋上では、土埃や枯れ葉・ゴミなどがルーフドレンにどんどんたまり、排水が出来ずに水がたまることで防水層が傷み、雨漏りを引き起こすこともあります。
ルーフドレンは定期的に清掃しておきましょう。
陸屋根のウレタン防水工事が完成しました。
ウレタン塗料がしっかりと塗布されて、ひび割れていた下地も見当たりません。
太陽光が反射して光沢があり、とても綺麗な出来上がりになりました。
脱気筒やドレン周辺のウレタン防水塗料の塗布も綺麗に出来上がりました。
幸い晴天に恵まれ、予定通りに工事が進みました。
最後に散水をして、雨漏りが止まっていることを確認しましたが、雨が降った時に再度
確認させてもらうことにしました。
陸屋根の防水工事が完成しましたので、
次回からはバルコニーの床面の防水工事を始めます。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@wadatoken.jp
株式会社和田塗建
〒639-1038
奈良県大和郡山市西町208−1


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