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生駒市の空き家になっている2階建住宅の雨漏りで無料点検を実施
更新日:2021年12月23日
生駒市のお客様から
雨漏りを止めたいとのご相談の電話を頂きました。
お客様のご実家である生駒市のお家は、
陸屋根の2階建住宅で3年前から空き家になっているそうです。
お客様ご自身は大阪にお住いですが、帰宅された際に2階が水浸しになっていて屋根の修理を考えられたそうです。
現状把握のためにまずは
無料点検にお伺いしました。
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問題の陸屋根に上るために、まずは2階のバルコニーへ入らせていただき、そこからはしごを掛けて陸屋根に上ります。
ベランダやバルコニー・テラスなど、どれも同じじゃないの?と思われるかもしれません。
ですが、実際はこんな違いがあるんですよ。
・ベランダ
→
建物から張り出したスペースで屋根があるもの。
・バルコニー
→
2階以上の室外に張り出したスペースで、屋根が無いもの。
・テラス
→
建物の1階から突き出した部分で屋根が無いもの。屋根がある場合は本来ベランダと言うのが正しい。
陸屋根に上がってきました。
陸屋根とは、勾配の無い平坦な屋根の事です。
ビルの屋上などのように人の立ち入りが出来るものと出来ないものがあり、どちらも陸屋根の定義に当てはまります。
陸屋根にも全く勾配が無いわけではなく、水はけを良くする水勾配が設けられていますが、雨水が溜まりやすいため雨漏りしやすいと言われます。
雨漏りを防ぐために陸屋根の表面には
防水工事を施しています。
防水工事の種類には
①FRP防水
②ウレタン防水
③シート防水
④アスファルト防水
などがありますが、いずれにしても経年による防水効果の低下は避けられないため、定期的なメンテナンスが必要です。
所々に白くコーキングされた跡が見られました。
こちらのお宅は
元々はダイワハウスで建てられたので、以前に雨漏りが生じた際にダイワハウスで
見積もりを依頼したところあまりに高額だったため、お父様がダイワハウスともめてしまったそうです。
それ以降、業者に頼ることなく
お父様が
ご自身で
コツコツと修理されていたそうですが、お父様が他界されてからは住む人が無く空き家状態になっていたそうで、メンテナンスも中断されて雨漏りが酷くなったようです。
いわゆる軒天と言われる部分ですが、黒いシミが見えますね。
これは、雨漏りが陸屋根の裏にまで及んでいるということです。
室内の雨漏りもありますから、陸屋根の防水効果はほとんどないと考えられます。
早急に対処しないと建物がどんどん傷んでしまいます。
バルコニーも陸屋根同様に水勾配しかない平らな床面であるため、決して水はけが良いとは言えない状態です。
この機会にバルコニーの床面も点検しておきましょう。
雨漏り被害についてですが、陸屋根の真下にあたります2階部分だけにとどまらず、建物の広範囲にわたり水が回っている状態でした。
雨水の跡などの変色した部分もたくさん確認できる状態で、まさにどこから手を付けていくか困惑してしまう状態です。
陸屋根もバルコニーも長期間メンテナンスされずに放置されていることは明らかなので、防水効果は期待できませんね。
2階のバルコニーがある反対側には、窓の下に下屋根がありました。
やはり、下屋根も陸屋根の形状ですので、同じく防水施工が必要です。
以上の点検結果から、応急処置では雨漏りを完全に止めることは難しいため、雨漏りを止めるためには防水工事からしっかりと施工する必要があるとお伝えしました。
屋内の荷物が雨漏りによって腐食することを心配されていたお客様は、陸屋根・バルコニーの床面・下屋根をそれぞれ防水工事されることになりました。
次回のブログでは、
足場を組んで陸屋根の防水工事を開始します。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@wadatoken.jp
株式会社和田塗建
〒639-1038
奈良県大和郡山市西町208−1


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