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奈良市で瓦屋根の棟取り直しと平瓦の補修、台風の影響が原因
更新日:2021年10月6日
奈良市で築32年の
瓦屋根の棟瓦の取り直しと平瓦の補修工事を行いました。
経年劣化で固定力が低下していた屋根に台風による影響が重なり、剥がれや欠けが発生してしまいました。
前回は、現場調査での屋根の様子をご覧いただきました。屋根の状態は屋根全体に補修箇所がありましたが、リフォームではなく対症療法での部分
補修工事を行います。
今回は工事の様子と完成をお届けします。
では工事の様子をご覧下さい!!
棟の半分ほど剥がれてしまった
棟瓦は取り直しを行います。
剥がれを起こしてしまった部分を綺麗に解体し、撤去していきます。
葺き土と漆喰で土台を作り熨斗瓦を積んでいきます。
この時に棟瓦を固定するための銅線も、仕込んでおきましょう。
熨斗瓦を数段積み漆喰で棟瓦を固定、さらに銅線を結び歪みやズレが起こらないようにしっかり固定していきます。
ズレたり欠けたりしている平
瓦を、全て新しいいぶし
瓦
に変えていきます。
周辺の瓦も場合によっては一旦剥がし調整しながら固定していきます。
瓦の耐用年数は長いのですが、他の屋根材に比べてヒビや欠けなどの破損が発生しやすい屋根材です。
また湿式工法で固定されているため、葺き土の劣化によって剥がれやすくなるのでメンテナンスが必要です。
新しい瓦と色褪せた瓦、見た目は違いますが品質上問題はありません。
くだり棟の補修は、棟瓦の取り直しと同様に一旦破損箇所を解体し土台作りから始めます。
葺き土と熨斗瓦で土台を作ります
剥がれていただけでそのまま瓦は使用できるため、新しい瓦は使わず施工します。
漆喰で隙間を埋めます。
漆喰は南蛮漆喰を使用しました。
土台に使用していた葺き土が見えた状態で、ここにもし雨が降ればそのまま雨水は侵入し
雨漏りを起こしていたでしょう。
雨漏りは屋根の寿命を短くし、大掛かりな工事が必要になるため費用や時間もかかってしまいます。
漆喰を施工し隙間を埋めていきます。
ここで使用したのも南蛮漆喰です。
真っ白い南蛮漆喰は屋根の見える箇所によく使用され、美観を保ってくれます。
屋根の補修工事完了です。
葺き替え工事などの大きな
リフォーム工事でなくても、屋根の
部分補修工事も承っております。
屋根の異常
を感じたら、街の
屋根やさん奈良店
にご相談ください。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@wadatoken.jp
株式会社和田塗建
〒639-1038
奈良県大和郡山市西町208−1


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