奈良市で築33年の瓦屋根2棟を軽量な屋根材カラーベストに葺き替え工事を行っています。

地震対策のご相談から始まった葺き替え工事です。

前回は防水紙の設置と屋根の境目に水切り板金を設置しました。

今回は屋根材のカラーベストを設置していきます。

では工事の様子をご覧下さい！！

屋根と外壁の境目は板金を設置し雨水の侵入をシャットアウト

屋根と外壁の境目は防水紙設置の時に立ち上げを十分にとり、水切り板金を設置します。

この部分が雨漏りを起こしてしまうと屋根だけでなく、外壁にも雨漏りが発生し取り返しのつかないような問題になる場合もあります。

屋根材設置前にしっかりと準備していきましょう！！

前回ご紹介した屋根と屋根の境目部分の板金と同じガルバリウム鋼板です。

ケイミュー社の黒色カラーベスト使用

屋根材はケイミュー社のカラーベストを使用します。

ブラックはどんな家にも馴染んでくれる為、人気色となっています。
個人的にはブラウンやグリーンも優しい感じになる為おすすめです！！

カラーベストは軽量でコスパがいい屋根材ですので、葺き替え工事で選ばれる確率も高く人気となっています。

通常スレート屋根材は10年経過で塗装メンテナンスを必要としますが、ケイミュー社のカラーベストは色褪せが少なく寿命が30年と長い為人気の理由の一つです。

ケイミュー社のカラーベストが長寿命で高耐候な理由

表面に塗装されているグラッサコートは紫外線による分解を防ぎます。

二層目は特殊加工により塗装の剥げを防ぎます。またガラスと同じ性質なため強い耐蝕性を兼ね備えています。

三層目は特殊顔料で色褪せ防止です。

このように従来のスレート材とは性質が異なるため、長寿命で高耐候を叶えるのです！！

カラーベストはビス留めで固定していきます。

棟板金で仕上げていきます

屋根工事の最終工程は棟板金の設置です。

水切り板金と同じガルバリウム鋼板を使用していきましょう。

土台となる貫板は木材を使用しビスで固定していきます。

2棟の大屋根の葺き替え工事完了です。
耐震性に考慮した軽量な屋根に葺き替わりました。

さて次回は、1棟のみにあった下屋根も葺き替えていきます。
お楽しみにご覧下さい！！